ダービー2018のデータ 其の14
ダービー2018のデータ其の14 R
【日本ダービー2018】予想考察
枠番確定後の出走馬分析~後編~
木曜日に確定した日本ダービー2018の出馬表&枠番ですが、競馬ファンの誰もが目に付く所は間違いなく「1枠1番 ダノンプレミアム」。日本ダービーは最も運の良い馬が勝つと言われていますが、今の所はコノ馬に最も運が向いているのは事実。前編では単勝予想オッズを3.2倍と書きましたが、この絶好枠を引いた影響で1.9倍~2.5倍のオッズになる可能性も十分にありそう。果たして、無傷の5連勝で日本ダービーを制することが出来るのか?今後の競馬界を占う意味でも、注目の1戦になりそうですね!(^o^)/
【日本ダービー2018】予想考察
<出走馬分析~後編~>
サンリヴァル
前走の皐月賞は2着に好走しているとは言え、エポカドーロと同様に展開に恵まれた事が全て。今回は激走したストレス疲労に加えて楽⇒苦になるタイミングであり、東京・芝2400mでは痛恨の大外枠…。控えれば道中のロス、強引に逃げれば体力的な懸念と今回は厳しい戦いになりそう。
能力:☆☆
適性:☆
臨戦:☆☆
期待値:E
ジェネラーレウーノ
前走の皐月賞はハイペースを先行して3着に粘る強い競馬だが、近走の内容からスクリーンヒーロー産駒のS系であり、東京・芝2400の長丁場に対する適性は微妙。逃げれば位置取りショックが掛かる局面とは言え、大本命のダノンプレミアムが前々で競馬をする点を考えると前にいる馬はプレッシャーを受ける厳しいレースになるはず。楽に逃げる事が出来れば今回も改めて期待したい1頭だが、上記で書いた通りそれを望むのは難しい状況で取捨に悩む事になりそう。
能力:☆☆☆
適性:☆☆
臨戦:☆☆
期待値:D
ジャンダルム
血統面やハイペースをマクリ気味に追走して好走したホープフルステークスの内容からS系マイラーであり、今回の東京・芝2400mに対する適性は全く無いと考えてOK。それでも鞍上が武豊騎手である事からある程度は売れそうだが、適性・ポテンシャル面を考えると狙える要素が見つからない…。
能力:☆☆
適性:☆
臨戦:☆☆
期待値:E
ステイフーリッシュ
ステイゴールド産駒で新馬戦⇒ホープフルステークスの内容から完全にC主導のタイプ。2走前の共同通信杯はスローペース×高速馬場を後方追走から見せ場なく惨敗したが、前走の京都新聞杯は一変してハイペースの展開を先行して押し切る完勝。完全に位置取りショック&速いペースを先行してC系の集中力を活かした鞍上のファインプレー。今回はさすがにストレス疲労が出るタイミングで苦⇒楽の流れ。積極的に狙える要素は少ない。
能力:☆☆
適性:☆
臨戦:☆
期待値:E
ダノンプレミアム
昨年の朝日杯FSでは先行して後続を3馬身突き放す圧勝。今年初戦の弥生賞も全く危なげない勝利で世代ナンバーワンのポテンシャルを改めて証明した。今回は頓挫で皐月賞を使えず弥生賞からの直行となるが、順調さを欠いたと言える反面でストレス疲労は全くない状況とも考える事も可能。つまり、休み明けのディープインパクト産駒で初戦から力は出せるはず。決してこの臨戦が大きなマイナスになる事はない。そして、今回は昨日の枠番確定で運よく1枠1番をゲット。折り合い面を含めて距離に対する一抹の不安はあるが、その辺りは日本人の中ではトップクラスの川田騎手に期待する。
能力:☆☆☆☆
適性:☆☆☆
臨戦:☆☆☆☆
期待値:B
ブラストワンピース
2走前のゆりかもめ賞は今回と同舞台で後続に4馬身を付ける完勝。前回の毎日杯は「スピードレースを経験させたい」と言う陣営の意図で走らせた1戦だが、距離短縮で前に行く逆位置取りショック、さらに最内枠から馬群を割って抜け出した内容は経験値の点で評価できる競馬。今回は過去に例を見ない毎日杯からローテーションだが、陣営としては当初から予定されていたプランで気にする必要はなさそう。ただ、木曜日に発表された馬体重が前走出走時から17キロ増えた539キロ。
先週&今週の追い切りでもビシッと負荷を掛けている点から現状は太目残りである可能性も…。その辺りは特に気しないですが、明らかに馬体が増え過ぎているなら良い材料では無いと思います。
能力:☆☆☆☆
適性:☆☆☆
臨戦:☆☆☆
期待値:C
前走の皐月賞はダノンプレミアムの回避を受けて1番人気に支持されたが、初めて内枠で揉まれる厳しい競馬で位置取りが後手後手に回り7着に惜敗。普通に考えれば皐月賞を人気で凡走してノーストレス、内枠からスムーズに競馬が出来る外枠に替わり苦⇒楽のタイミングで狙い時に見えるが、日本ダービーで8枠17番の枠番は痛恨…。鞍上を考えても恐らく後方から差す競馬を選択する事が濃厚であり、単純に終始外々を回らされて厳しいレースになりそう。ただ、臨戦過程としては問題なくこの枠で人気が落ちるなら押さえには加えたい。
能力:☆☆☆
適性:☆☆☆
臨戦:☆☆☆☆
期待値:D
<危険な人気馬>
最後に危険な人気馬をご紹介します。
エポカドーロ
<推奨理由>
前回の好走は誰もが半信半疑と考えそうだが、結局はビビッて押さえる競馬ファンが多くそれなりの人気には支持されるはず。ただ、今回はどの様に騎乗しても楽⇒苦のタイミングになり好走するのは至難の業。現段階ではバッサリと切る予定です。