宝塚記念2018のデータ 其の4
宝塚記念2018のデータ其の4 O
宝塚記念2018の一週前追い切り考察
春のグランプリ宝塚記念が今週末に迫りました。
とにかく、このレースは春競馬締めのレースという事で、状態面がいつも以上に重要な予想のポイントとなります。今回は海外帰りの有力馬も多く、難解ではありますが…追い切りを見て各馬の状態をしっかり探っていければと思います。
どうかご無事である事を心から願っています。そして関西圏はパニック状態だと思いますが…どうか冷静に、2次災害などにお気をつけ下さい。
では一頭ずつ有力馬の一週前追い切りを分析していきましょう。
宝塚記念2018予想|一週前追い切り考察
サトノダイヤモンド【 B-A 】
06/14(木) 栗CW 良 3頭併せ 一杯追伸る
6F 82.5 – 67.0 – 51.9 – 38.1 – 11.4 [8] 助手
先週の栗東CWはだいぶ時計が出やすくなっていましたが、それでも終いの伸びは優秀で格下馬ですが突き放した。間隔は少しあいていますが、相性抜群のしがらきに放牧に出せれ、(しがらき帰りの成績は【5.0.2.0】)帰厩後も3週連続でビッシリ負荷をかけてきた。ウッド追いは一週前のみで坂路中心なのは少し気になりますが…一週前追い切りを見る限りではある程度は仕上がっていそうなので、後は最終馬なりで良い反応を見せればこの馬の好走パターン。
ヴィブロス【 A 】
06/13(水) 栗CW 良 3頭併せ 一杯追伸る
6F 80.8 – 64.8 – 49.7 – 36.0 – 11.2 [5] 福永
ドバイから約3か月があいていますが、中間はしがらきに放牧に出せれて20日から追い切りを開始。ウッドと坂路の併用調教で、一週前追い切りでは3頭の一番内を通る内容でしたが反応は抜群。直線追い出されると一気に併せた馬を突き放した。元々休み明けから走る馬ですし、追い切りを見る限り状態は良さそう。現時点では順調に来ているとみて良さそうです!
キセキ【 B-B 】
06/13(水) 栗CW 良 単走 G前仕掛け
6F 82.8 – 67.2 – 52.8 – 38.8 – 12.1 [6] Mデム
2週連続で、ミルコが乗りに来る意欲的な調整。6月に入ってなんと追い切り本数は8本。まぁ本数が多いのはいつも通りなんですけど…。その分強目に負荷をかけないのがこの馬の調整。今回も直線少し反応を確かめる程度の調整。時計の出やすかった馬場でこの馬にしては少し物足りないですが、まぁ雰囲気は良さそうです。可もなく不可もなく。
ダンビュライト【 B-A 】
06/13(水) 栗坂 良 2頭併せ 一杯に追う
4F 51.6 – 37.2 – 24.4 – 12.4 武豊
前走から約2か月あいていますが、中間はしがらきへ放牧。3日から追い切りを開始して、一週前は坂路で負荷をかけられた。ミッキーロケットと併せて反応は上々。海外帰りですが、そこそこ順調に来ている印象です。今の阪神の高速馬場も味方しそうですし、今年の低レベルメンツならこの馬でも足りる。人気薄で買いたいタイプなだけに人気して欲しくない。
ステファノス【 B-B 】
06/13(水) 栗CW 良 2頭併せ 一杯に追う
6F 79.9 – 63.8 – 49.7 – 37.1 – 12.4 [4] 助手
やはり気になるのがこの馬。近走の成績から人気を落としそうですが、ここに入れば実績は上位ですし侮れない存在です。前走は明らかに叩き台ですし、目標はここははず。この楽で余裕のあるローテと、厩舎力、そして叩き2走前に覚醒するこの馬のパターンを考えると怖い。ただ、決してここに適正があるとは思わない。最後のG1取りチャンスな気もしますが…
宝塚記念2018予想|一週前追い切り考察まとめ
ざっと有力馬の追い切りを分析してきましたが、ヴィブロスあたりはかなり良い動きしてます。あまり適正面で重視はするつもりなかったですが、これだけ状態良さそうだと注意は必要です。相性の良い福永が乗るのは怖い。
そして…
追い切りからもう一頭注目したい馬が!
この馬 → サトノクラウン【 A 】
06/14(木) 美南W 良 3頭併せ 直一杯追う
5F 65.4 – 50.9 – 37.4 – 12.8 [5]
格下馬に圧倒されて遅れた事から、状態があまり良くないと見る方も多いでしょう。しかし、今回はこの馬の激アツパターン「しがらき調整」。去年の宝塚以来のしがらき調整で、その前は強い競馬を見せた京都記念時でした。しかも、一週前にビッシリ追えているのが好感持てますし、この馬なりに時計は十分出ているのでOKでしょう。これで最終ほぼ馬なり調整だったら熱いパターン。上々の追い切り内容です。週末の雨予報も完全に味方につける可能性が…。