ダービー2018のデータ 其の15
ダービー2018のデータ其の15 K
日本ダービー2018最終追い切り後の見解
前回は有力馬を中心に書きましたが、今回はそれ以外の馬に注目して書きます。有力馬は一週前、最終と追い切りが良かった馬が多いのも事実。それ以外に追い切り面から注目できる馬はいるのか?早速見て行きたいと思います。
ゴーフォザサミット
5月23日南W良 馬なり
55.7-40.9-12.7[7]
3頭併せの最内を馬なり楽な感じで同入。青葉賞時から大きく変わった感じはしない。レース間隔も詰まっているので中間も馬なり主体で。ほぼ前走時と同じと考えて良さそう。舞台設定は間違いなく合う馬。後は有力馬相手に時計面での課題だけ。しかし共同通信杯でも上がり33秒2を使っていた馬です。好枠を引いたので面白い1頭になるのでは?
グレイル
5月23日栗東CW良 ゴール前気合付ける
68.8-52.8-38.2-11.3[7]
前走時も速い時計でしたが今回も好時計。一週前に長めに追って最終はサラッとという感じ。皐月賞では出遅れて最後方からの競馬。鞍上も2度目の騎乗になるので癖は掴んだと思う。距離は伸びて問題無いと思うが、共同通信杯のレースをどう判断するか?自身の持っている力は出していると思うだけにあのレースが気になる。それとこの時期の東京競馬場の軽い馬場状態。使える脚を考えると他馬の方が舞台替わりが好転しそう。一週前、最終共に追い切りは悪く無いです。
ステイフーリッシュ
54.3-39.3-25.3-12.6
馬なりで前走時とほぼ同じ時計を計測。頭が高い走りだが終いまで楽な感じ。京都新聞杯から間隔も無いので平行線。前走で馬体重を増やして来たのもプラス材料だし、自分のリズムで走れれば前走くらいやれる馬。後はこの鞍上でどういう競馬をするのか?未知な部分が多い馬だが組み合わせとしては面白い1頭。
サンリヴァル
67.5-51.8-37.2-11.4[6]
一週前は坂路で好時計。最終はCW馬なり好時計をマーク。終いの伸びも良かったし、時計も速い。人気もソコソコで収まるだろうし面白い1頭。
なんですけど…8枠18番です…さすがにちょっと外すぎる。何だかもったいない馬だな、と。王道路線で善戦している馬なだけに。枠などのプラス要因があれば印を上げてもという馬なだけに。それと鞍上が継続騎乗できないのが痛い。
オウケンムーン
5月23日南W良 強め
84.9-68.4-53.2-39.3-12.5[9]
コズミックフォースとの併馬を消化。手応え的にはコズミックフォースの方が良く見えた。そもそもそこまで速い時計を出す馬じゃないので、コース取りを考えれば及第点と考えて良さそう。枠も外すぎないので良かったのでは?皐月賞こそ惨敗でしたがハッキリした原因があっての物。共同通信杯の勝ち馬ですから。舞台替わりは問題無いし好走しても。追い切り面に関しては他の有力馬の方が良いとは思う。
ジャンダルム
53.7-39.2-11.6[8]
一週前はサトノノブレス相手に好時計を出した馬。最終追い切りでは馬なりでプロフェット一杯に対し先着。二週前にはキタノコマンドールにも先着している。一週前、最終共に好時計を出して来ました。そこまで人気にならない馬だと思うが有力馬と遜色ない。大きく崩れたのが皐月賞のみで弥生賞でも3着。状態は良さそうなので距離だけでしょう。外目の枠なので距離ロスは仕方ないような気もするし。それでも2本共に追い切りが良いので考えたい1頭。
エタリオウ
5月23日栗東坂路良 一杯
56.3-39.9-25.4-12.4
1000万クラスの馬を相手に最終坂路ビッシリ。レース間隔を考えても強く2本追えるのは好調な証拠だと思う。戦績が表す通り相手なりに走れるタイプの馬。今回も相手なりに走れるとは思う。青葉賞の時は距離延長がプラスに働くと思い重視した馬。今回は相手が強く時計の短縮が必要で…条件的には楽じゃないです。
という事で、有力馬以外の最終追い切りについて書いてみました。サンリヴァルが一週前、最終と良かっただけに何かと残念。それと各陣営が口々にしていますが、皐月賞の馬場。発表よりも相当タフな馬場だった事は間違い無さそうです。皐月賞の負け組が良馬場だったら違う、という発言が多く見受けられる。やっぱり皐月賞組から条件が替わって好走出来そうな馬を狙って行きたいです。良馬場、左回りで好走出来そうなタイプ。皐月賞から巻き返すのであればこの条件しかない。
上記の馬からそういうタイプがいるのかどうか?
正直、これと言って強調材料がある馬が少ないのが事実。ゴーフォザサミットは良いと思いますけど。それ以外からとなると…
それでも強いて言えばこの馬。紹介します。
注目馬はこちら⇒ジャンダルム
中間併せて来た相手を考えれば先着続きで好時計。追い切り面からの穴馬はコレ。