阪神牝馬S2018のデータ 其の1
阪神牝馬ステークス2018予想と一週前追い切り
ヴィクトリアマイルに向けて重要な前哨戦である1戦。今年はかなり豪華なメンバーが揃った1戦になりました。これ、もはや前哨戦というよりは本番のメンバーじゃないすか…出走馬を見て豪華過ぎてビックリしましたもん。翌日の桜花賞に負けないような牝馬の1戦になりました。やっぱり豪華メンバーが揃うと競馬は楽しいですよね本当に。
それでは各馬の一週前追い切りを見て行きたいと思います。
まずは出走予定メンバーの紹介です。
御覧のメンバーです。これ、正直めっちゃ好メンバーの1戦になったと思う。準OPレベルの馬が重賞クラスの1戦。本当に牝馬G1クラスの1戦になったのでは?
リスグラシュー始め…ソウルスターリング、アドマイヤリード、ミスパンテール、レッツゴードンキ、ラビットランなど重賞トップクラスの馬が揃いましたが…
ミリッサ、ジュールポレール、ミエノサクシード、エテルナミノル
など、G1なら微妙かもですが、G2で舞台さえ合えば好走出来そうな馬が揃った。これ、相当粒ぞろいです。
レベルの高い牝馬G2の1戦だと思います。当然、有力馬にとってはヴィクトリアマイルの前哨戦。
しかし、これだけのメンバーが揃うとそうも言ってられないレベル。叩きの1戦だから負けるとかではなく純粋な力比べの1戦になりそう。ヴィクトリアマイルに、このレースの結果が直結するかもです。
後は明らかに脚を計った馬や、叩きの騎乗だな、というのをレースで見分ける。ここのメンバーがヴィクトリアマイルで上位に来る可能性が非常に高く注目の1戦だと思います。
それでは有力馬中心に一週前追い切りの方を見て行きましょう。
3月28日栗東坂路良 末強め
52.5-38.2-24.8-12.1
中間の本数は少ないが、NFしがらきで乗り込んでいるので問題なし。前走時の追い切りがかなり速かったが、これ位がこの馬の普通の時計。東京新聞杯が牡馬相手の1戦でしたが強い競馬の内容でした。牝馬限定のマイル戦なら、今年の中心の馬と言っておかしくない。阪神外回りならこの馬の得意舞台でもあるしヴィクトリアマイルの前哨戦とはいえ大崩れは考えにくい。ヴィクトリアマイルでも中心の馬と思えるので、ここは普通に有力だろう。
3月29日南W良 キリで不明
この週の美浦は、キリで追い切りが計測出来ない馬が多かった。この馬もそうです。昨年秋のレースでは3歳牝馬ながら、古馬相手に厳しいレースを繰り返した馬。普通に牝馬路線だったら主役級の馬だったかもしれないが、毎日王冠~ジャパンカップというレース選択。本当に厳しいローテーションでした…。状態に関しては最終追い切りを見なければ判断できない所。
それよりもヴィクトリアマイルに向けて休み明けの前哨戦で関西輸送の藤沢厩舎の馬。あんまり重視したい感じじゃない…。ヴィクトリアマイルに向けて余裕残しの調整であるのは間違いなく、ここは取りこぼしの可能性も。久しぶりのマイル戦ですし。
ミスパンテール
3月28日栗東坂路良 一杯
51.8-37.4-24.9-12.6
一週前はビッシリ追って、全体時計を51秒8で好時計を出して来た。阪神マイルは昨年のチューリップ賞でソウルスターリングの2着に入った舞台であり、今現在3連勝中とソウルスターリングよりは充実しているのは間違いない。今回はここ2戦に比べて相手が強くなる1戦だが、今の勢いなら十分通用するだろう。東京マイルだったら、どうか微妙な所ですが…この舞台なら十分チャンスはある。
アドマイヤリード
3月28日栗東坂路良 末強め
53.6-38.2-24.8-12.7
自己ベストとまでは行かないが、ミルコを背にある程度の時計で悪くは無い。昨年のこのレースの2着馬でヴィクトリアマイルの勝ち馬。今回の鞍上はミルコですが、この馬いかにもミルコと手が合いそう…。東京新聞杯では目の外傷明けの1戦だったようで、惨敗も仕方なしという所か。今年は他に勢いのある有力馬がいるので、どこまでという感じの1頭ですが、昨年のように馬場が渋れば重視したい所。今回どれくらいの競馬が出来るかによって本番の取捨が出来そうだとは思う。怪我明けの2戦目という事でまだ半信半疑な馬です。
ミリッサ
3月28日栗東坂路良 一杯
52.8-38.7-25.5-12.7
この馬のほぼ自己ベストと言える時計を出して来た。ここまで福永さんが騎乗し、イマイチな結果でしたが前走で横山ノリさんが騎乗し1着。あの競馬はノリさんが本当に上手く騎乗した1戦でした。
そもそも4歳牝馬世代ではいつも善戦している馬なのでここで台頭しても。何となくワンパンチ足りない馬なので、どうかとは思いますが本番に出る為には賞金加算しておきたい所。そう考えるとここに向けてキッチリ仕上げて来そう。一週前追い切りも悪くないですし。
ラビットラン
3月28日栗東CW良 末一杯
69.9-52.6-37.4-11.7[7]
ヴァナヘイムとの併馬で遅れはしたが、この馬のCWの時計としては悪く無い。京都金杯の着順で今回は人気落ちしそうですが、牡馬相手に着順ほどは負けていない。今回は牝馬限定戦になるし、舞台はローズステークスで勝った阪神。この馬、過去のレースを見る限りでは、阪神の外回りが1番舞台適正が高そう。ローズステークスが1番強い内容の競馬でした。距離は違うが阪神のマイルならこの馬の良さが活きそう。
という事で有力馬を中心に一週前追い切りの方を見て行きました。
順調度と舞台適正を考えた場合、前哨戦とはいえリスグラシューは普通に有力と考えて良さそうです。後は本当にメンバーが良いので、今現在の勢いを上に取るか実績を重視するか?そこが予想の分かれ目になりそうです。
それでは一週前追い切りからの注目馬を紹介。
注目馬はこちら⇒ミエノサクシード
力が足りるか微妙な所だが、一週前追い切りは絶好だし舞台は悪く無い。