チューリップ賞2018のデータ 其の4
チューリップ賞2018のデータ其の4 K
チューリップ賞2018予想と一週前追い切り
このレースからいきなり阪神JFの再現となる1戦になりました。ラッキーライラック、リリーノーブル、マウレア。上記の馬が揃った影響か少頭数の1戦に。桜花賞を見据えて大事な1戦になるし、権利を獲得したい馬もいます。この3頭に割って入れる馬はいるのか?一週前追い切りと共に分析してみたいと思います。
ラッキーライラック
2月21日栗東CW良 一杯
81.5-65.0-50.4-37.4-12.0[6]
併馬はナンヨープルートー。2秒近く追走し先着と好時計をマークして来ました。休み明けですが、この馬の自己ベストと遜色ない時計。本番に向けて今年の初戦になりますが、トライアルだからと言って緩い仕上げではない。普通に有力と考えて良さそう。さすがにここでは勝ち負け濃厚だと思います。
リリーノーブル
2月21日栗東坂路良 一杯
53.1-38.5-24.7-12.4
特別速い時計ではありませんが坂路で入念に乗り込み。牝馬にしては大型の馬ですが、休み明けでもキッチリ仕上げて来ていると思う。ここまで2頭に関しては休養前と追い切りもさほど変わらず、休み明けから能力を発揮できそう。阪神JFは4着以下が大きく離された1戦だったので、割って入るのであれば、別路線から未対戦の馬が濃厚。
マウレア
2月22日南W重 馬なり
54.9-40.0-13.1
使って来ている為、本数こそ少ないが前走よりは時計を出している。調教師の話だと前走は追い切りが軽すぎたとの事。そんなの馬券購入者には関係ないし、本当に勘弁して欲しい…。そもそも500万しか勝っていない馬なので、そんな悠長な事言ってられないでしょう…。ただ、この馬の場合は東京よりも阪神の方が向くかも。阪神JFの時だってリリーノーブルとの差は位置取りの問題。今回はついに鞍上が変更されて武豊ジョッキーに乗り替わり。ここで権利を獲得出来れば、本番も武豊ジョッキーのようです。上記2頭に比べれば勝負度合いが高い馬なので、阪神JFの競馬がフェイクじゃなければ2頭に割って入れる馬。
シグナライズ
2月21日栗東CW良 一杯
50.8-37.7-12.0[9]
一週前はルメールを背にコースでビッシリ。休み明けを一度使ってこのレースに向けて調整して来ました。この馬もここで権利を獲得しておきたい所。ただ課題は色々とあり、まずは時計を短縮して1分34秒台の決着に着いて来れるか?後は上がり33秒台の決着だったら上記の馬を逆転するのは難しいのでは?この辺りが一番の課題であり、能力的にはやや割引きかもしれません。
サラキア
84.2-69.0-54.4-40.3-11.4[8]
単走ですが、ラスト11秒4と好時計を出して来ました。新馬戦を勝ち上がったばかりの1勝馬ですが、いきなりここへ挑戦して来ました。新馬勝ちの内容から人気の1頭になりそうです。これ位の時計を出せれば、いきなり通用してもおかしくないかもしれませんが、思っているよりも人気しそうな感じ。新馬勝ちの時計がそこまで優秀じゃないんですけどね…。一週前追い切りは抜群ですが本番で通用するかと言えば…
スカーレットカラー
2月22日栗東CW良 ゴール前気合
85.4-67.9-51.9-38.4-12.4[6]
岩田ジョッキーを背に、ほぼ前走時と遜色のない時計。この馬、これまで強敵相手に勝ち切れてはいないが、常に善戦しているし人気も無い。普通に考えればサラキアよりも人気上位でおかしくない馬なんですけどね。切れるタイプの馬じゃないので印象が地味というのが、この人気に影響していると思います。状態は平行線なので頭は難しいとは思いますが、善戦は可能だろうと思います。
レッドランディーニ
88.1-72.5-57.5-43.4-14.3[8]
一週前はコースでかなり軽い時計を出して来ました。この馬、最終追い切りに注目です。どうしてもここで権利を取りたい馬なのでキッチリ仕上げて来るハズ。ここ2戦がパッとしない結果ではありますが、未勝利勝ちした競馬は悪く無い。時計も優秀ですし。あれくらい走れれば通用してもおかしくない馬なんですけどねぇ。最終追い切り次第で考えたいと思います。
という事で一週前追い切りを中心に分析してみました。
阪神JF組の上位3頭が出走して来る1戦ですが他路線組が桜花賞に名乗りを挙げるのか?注目の1戦になりそうです。そこでチューリップ賞というレースの傾向なんですが以下の通りです。
圧倒的に阪神JF組の成績が良いレースなんです。後はポツポツと馬券に絡んでいる感じ。今年もこの傾向は大きく変わる事は無いかな?と考えております。
それでは一週前追い切りからの注目馬をランキングの方で紹介します。
注目馬はこちら⇒サラキア
あくまでも追い切り面だけで考えれば優秀。