有馬記念のデータ 其の3
はい、どうもです…😁😆
有馬記念のデータ其の3
有馬記念2017の予想オッズと出走予定馬考察
さぁ、遂に大一番の有馬記念が今週末に迫りました。有馬記念は秋競馬の中でも一番盛り上がるレース。有馬だけ馬券を買うという方も多いくらいで、2017年は現役最強馬キタサンブラックの引退レースでもあるので盛り上がること間違い無し。
ここで馬券を取れるかで、年末年始のモチベーションも変わってきますし、秋の大一番、何としても仕留めたいと思ってます!
今回の記事では有馬記念の出走馬全頭を分析していきます。伏兵の台頭はあるのか?キタサンは優秀の美を飾ることが出来るのか?
予想していきたいと思います。
有馬記念2017予想オッズ
1 キタサンブラック 2.0
2 スワーヴリチャード 3.5
3 サトノクラウン 5.0
4 シュヴァルグラン 5.3
5 ミッキークイーン 10.8
6 レインボーライン 15.3
7 ヤマカツエース 18.2
8 シャケトラ 20.0
※週頭に考えた予想オッズです。
キタサンブラックの引退レースということで、多少応援馬券も売れるでしょうし、単勝オッズは2.0くらいと見ます。しかし前走JCで負けているので、1倍台にはならなそう。
続くのはスワーヴリチャード。アル共の勝ちっぷり、そして今秋も絶好調だったミルコが乗るとなれば、2番人気はこの馬で堅いはず。オッズは3倍台と予想。
後はサトノクラウン、シュヴァルグランが同じくらいのオッズで続く。
ミッキークイーン以下は少し離されたオッズになる気がしてます。
舞台は【中山2500m】。非根幹距離です。こんな舞台のG1レースは有馬記念しかありませんし、例年有力馬に余力が残っていないパターンもあるこのレース。十分に波乱の可能性は秘めていると思います。では早速全頭考察して見ていきましょう。
有馬記念2017予想|出走予定馬全頭考察
中山実績【 2 . 1 . 2 . 0 】
距離実績【 0 . 1 . 1 . 0 】
何度もブログでは書いてきているのですが、この馬は僕は去年の有馬記念のレースをみてから、引退まで一度も逆らわないと決めて遂にここまで来ました。しかし、前走のジャパンカップはこの馬がいつもメイチに仕上げてくる。叩き2走目にも関わらず本命にはしませんでした。理由はいくつかあったのですが、一番は中間の追い切り本数が少なかったから。追い切りを始めるタイミングも、いつもより遅かったですし本数も少なかったので…「やっぱり道悪の天皇賞秋の疲れが残っているのか」単純にそう判断して本命にはしませんでした。結果落鉄などもありましたが、この馬の本来の走りではなかった。
ただ、今考えるとキタサンブラックが本当に勝ちたいのはこのレース。JCは去年も制していますしこの馬にはまだ有馬のタイトルはない。しかも今年は引退レースをこの有馬記念に決めた。前走は疲れが残っていたというよりはあえて仕上げなかったのでは?とも思えます。なのでここで普通に優秀の美を飾ってもなんら不思議じゃない。もし前走の負けで少しでも単勝オッズが落ち着くなら普通に美味しいか。そしてもう一つ気になる材料が…。
それは最近見たこの番組「スポーツ内閣」を見て強く思ったのですが、これだけレジェンド(武豊)が勝ちたがっているレースで、しかもオーナーはあの北島三郎。しかもこの馬は逃げ馬。
ガンガン強気に絡んで行ける馬がいるのか?ここが正直疑問ですし、番組の福永の対応を見ていても、まず弱気な日本人ではレジェンドに絡んでいけないのでは?
だとすればやっぱり逆転があるとすれば空気を読まない外人。とにかくトータル的に考えても今回勝つ可能性はかなり高そう。
スワーヴリチャード(Mデムーロ)
中山実績【 0 . 0 . 0 . 1 】
距離実績【 1 . 0 . 0 . 0 】
空気を読まない筆頭がミルコ。ここも確実に賞金を取りに来るでしょうし、キタサンの引退とか関係なくガチンコで挑んでくるはずです。そういう意味では信頼できるのですが馬自体が少し不安。
まずこの馬、右回りだとパフォーマンスを落とす馬。もちろん馬は一戦ごとに成長しているので対応する可能性もありますが、皐月賞のレースぶりを見ても中山では少し狙いずらい。人気を考えても今回は妙味はあまりないのでは?おそらくですが最終予想でも重視する気はないです。
サトノクラウン(ムーア)
中山実績【 1 . 0 . 0 . 1 】
距離実績【 0 . 0 . 0 . 0 】
キタサンを倒せる候補としてまず上がるのがこの馬。前走のJCは完敗でしたがあの条件で力を発揮できる馬ではないですし、急坂コースの中山2500mはどう考えてもこの馬に合う。宝塚記念では完勝していますし、まさにこの馬はグランプリ向き。鞍上がムーアならなおさら期待できます。ただ、気になるのはやっぱり状態面。元々体質が良くない馬なので間隔をあけた方がいいタイプ。今回は秋3戦目で中3週なのでどれだけ余力が残っているかが鍵になる。この馬に関しては一週間かけて状態面をしっかり探っていきたい。
シュヴァルグラン(ボウマン)
中山実績【 0 . 0 . 0 . 1 】
距離実績【 1 . 0 . 0 . 1 】
この馬に関しては秋の大目標はJCだったはず。その前走は、絶好枠をゲットし完璧にハマっての勝利。今回は前走の結果から人気にはなってくると思いますが、どれだけこのレースに向けて余力が残っているかが鍵になる。距離が伸びていいタイプではありますが、去年の有馬記念を見てもやはりこの舞台が合うようには思えない。それでいてデキ落ち濃厚なここは妙味はあまりないか。
ミッキークイーン(浜中)
中山実績【 0 . 0 . 0 . 1 】
距離実績【 0 . 0 . 0 . 1 】
ローテを考えればこの馬は狙いやすい。他の有力馬は秋3戦目でどれだけ余力があるかの戦いですが、この馬に関しては秋2戦目で状態は間違いないはず。前走は圧倒的イン有利の馬場でしかもスローペースになり、完全に展開向かない中、外を回して3着まで突っ込んできた。勝ちに等しい内容だったし去年の有馬や今年の宝塚を見ても、能力は牡馬相手でも十分足りる。今回もチャンスはありそう。ただ、やっぱりキタサンの所でも書きましたが、浜中がキタサンの引退レースで勝ち切る所はあまり想像できない。
レインボーライン(岩田)
中山実績【 0 . 0 . 0 . 2 】
距離実績【 0 . 0 . 0 . 1 】
前走は岩田の酷すぎる騎乗。普通にスタート決めたのに最後方からの競馬とか、さすがに勝つ気がないとしか言いようがないです。結局上がり最速で差を詰めるも6着まで。もう少し位置を取れていれば上位争いも可能だったはず。距離伸びていいタイプですし能力はここでも足りるので、穴馬としては期待している一頭なのですが、やっぱり今の岩田は信用できない…。強気にインを突いてくる、ギラついていた昔の岩田なら本命まで考えましたが、今の落ち着いた岩田では過度な期待は禁物か…。
ヤマカツエース(池添)
中山実績【 2 . 0 . 0 . 1 】
距離実績【 0 . 0 . 0 . 1 】
有馬記念は適性が非常に問われるレース。過去にも同舞台の日経賞で好走した馬が、有馬記念で人気薄で穴をあける傾向があり、能力もそうですが適性面もいつも以上に評価しないといけないレース。ヤマカツエースはこの舞台への適性は高い。中山コースは過去3戦して(2.0.0.1)と好成績。着外は去年の有馬記念ですが、前残りの展開を上がり最速で4着まで詰めていますから、やはり中山の舞台は走る。ここ2戦の大敗で間違いなく人気は落ちるでしょうが、この舞台でこそ狙いたい馬。妙味は十分か。内枠が欲しい。
シャケトラ(福永)
中山実績【 1 . 0 . 0 . 0 】
距離実績【 1 . 0 . 0 . 0 】
同舞台の今年の日経賞を制した馬。その日経賞はスローの前残り決着で、大外をぶん回しての差し切り勝ち。普通に強い内容でしたし適性は相当高いはず。春の宝塚記念では先行馬総崩れの流れを先行策から差のない4着に残し、G1でも足りることを証明した。いかにもグランプリの有馬記念で穴を開けそうな馬。福永が無難に乗って2・3着はありそう。
※随時更新していきます。
有馬記念2017予想|全頭考察まとめ
ここに強気に絡んでいける騎手が果たしているのか?ここを考えるのが今年の有馬記念は最も重要になると思ってます。キタサンの所でも書きましたが、やはりそんな事できるのは外人騎手だけだと思うんです。弱気な日本人ではまず出来ない。
そう考えると、枠順は非常に重要になってくるでしょう。
後はミルコの動き。
今年の宝塚記念がいい例ですが、ミルコはキタサンの弱みを知っている。空気を読まないミルコが、どこで仕掛けるかも重要になってきそう。
正直現時点でキタサンブラックがかなり有力と見ていますが、まだ本命にするかは迷ってます。枠順次第とも言えそう。
とりあえず、現時点で最も買いたい馬はこの穴馬です。
この穴馬 → ヤマカツエース
間違いなくここが絶好の狙い目。やっぱり有馬記念はこういうタイプの馬が激走するレース。最終予想でも重視する一頭になると思います。