エプソムカップ2018のデータ 其の7
エプソムカップ2018のデータ其の7 R
【エプソムカップ2018】予想考察
過去の傾向とデータ分析
東京競馬場・芝1800mで行われるエプソムカップですが、近年は人気馬が上位を独占する結果が続いている1戦であり、2007年~2017年の馬連オッズを見ても全て25倍を切る低配当。今年はダイワキャグニー・サトノアーサーが上位人気となりそうですが、果たして、近年の傾向通り人気サイドの馬で決着するのか?
現段階では全く予想が定まっていない現状ですが、これから週末にかけてジックリと考えて結論を出したいです。
【エプソムカップ2018】予想考察
<過去の傾向とデータ分析>
過去5年の結果は下記の通りです。
着順/馬番/馬名/前走成績
【2017】
1着:⑫ダッシングブレイズ(京王杯SC:7着)
2着:⑩アストラエンブレム(メイS:2着)
【2016】
【2015】
2着:②サトノアラジン(モンゴル大統領賞:1着)
【2014】
2着:⑤マイネルラクリマ(チャンピオンズM:10着)
【2013】
3着:①サンレイレーザー(マイラーズC:2着)
<レース展望>
一部では残念・安田記念と呼ばれているエプソムカップですが、今年もダイワキャグニー・サトノアーサーはそれに該当する馬。2頭とも秋の大舞台に向けて、是が非でも賞金を加算したい所ですが、結果は如何に…。その他では準オープンを勝利したサーブルオールに加えて、2年の休養明けの前走を完勝したグリュイエールなどが上位人気を集めそうな1戦。冒頭でもチラッと触れた通り、近年は非常に手堅い決着が目立つレースですが、今年もこれらの馬が上位を独占して安い配当となるのか?
マーメイドステークスの方の予想は大方決まっていますが、コチラに関しては現段階では全くの白紙…。これから週末にかけてジックリと考えて結論を出して聞きたいです。
<今の東京の馬場状態は?>
東京競馬場の連続開催も中盤に差し掛かる6月の2週目。近年は馬場の工夫により開催後半でも内が伸びるキレイなコンディションが保たれている状況ですが、この時期になると流石に内目の馬場が悪くなり真ん中~外が伸びる事もシバシバ。
実際に先週末の日曜日に行われた芝レースを見ても決して内一辺倒ではなく、馬場の真ん中からの差し、外からの追い込みも効いていた現状。高速馬場である事は変わりない事実ですが、先週の安田記念のモズアスコットの様な馬力タイプの馬が勝利している点からも決して軽過ぎる訳ではなく、ある程度のパワーを要する馬場状態。
この辺りは今週の東京でのレース&エプソムカップに向けて頭に入れて置きたいポイントです。
<持久力が問われるレース!>
基本的にエプソムカップは前半から淀みなく流れるレース傾向であり、ひとつ上で書いた通り、開催後半で高速馬場とは言えパワーを要する条件。
ディサイファ・ルージュバック・フルーキー・アストラエンブレム・ダッシングブレイズ・マイネルハニーと近年で馬券に絡んだ馬の名前を見ても分かる通り、切れ味や一瞬の瞬発力で勝負するタイプの馬ではなく、バテずに長く良い脚を使う持久力タイプの好走が目立つ1戦。
今年もその点は頭に入れて予想を行いたいです。
【エプソムカップ2018予想考察】のまとめ
<現段階の注目馬>
最後に現段階の注目馬をご紹介します。
ハクサンルドルフ
<推奨理由>
前走は追い込み馬の宿命とも言えるが、直線で外に持ち出せず再三詰まりスムーズ差を欠く競馬。
結果的にレースは内目を追走した馬が上位を独占して、コノ馬とは真逆の競馬をした馬が好走した1戦。実際にその中でトリオンフからは0秒2差と着順は僅かであり、展開・馬場・スムーズ差を書いた状況を考えると非常に中身の濃い8着。今回は鞍上も強化して万全の態勢であり、外から豪快な差し脚を期待する。