大阪杯2018のデータ 其の9
大阪杯2018のデータ其の9 O
大阪杯2018の予想と一週前追い切り考察
去年からG1レースに昇格した大阪杯ではありますが、もちろんこの先の春のG1レースも見据えて出走してくる馬は多いはずで、ここに関してはローテ以外に追い切りで状態面を判断しないと、各馬の勝負度がどれくらいなのかが判断できません。
なので大阪杯に関しては一週前追い切りからしっかり分析して、各馬の勝負度・状態面を探って予想していきましょう。
大阪杯2018予想|一週前追い切り考察
スワーヴリチャード【 B-A 】
03/22(木) 栗CW 不 2頭併せ 馬なり余力
6F 82.5 – 67.0 – 51.6 – 38.0 – 11.9 [8] 助手
元々時計はやればガンガン出る馬ですが、今回は軽めの調整。最後まで持ったまま併せた馬に合わせる調整で、折り合いを意識した追い切りに見えた。負荷は全くかけていない調整。ただ、雰囲気は抜群で追えば時計はもっと出ていたはず。馬なりでこれだけの時計が出れば上々か。追い切り本数が少ないのは気になりますが、順調には映る。
サトノダイヤモンド【 B-C 】
03/22(木) 栗CW 不 単走 馬なり余力
5F 64.3 – 45.8 – 29.4 – 14.4 助手
同厩舎のサトノノブレス同様、速い時計は全く出さずに追い切り本数は現在3本ですが、全て馬なりの調整。この馬に関しては能力はトップだと思っているので、問題は状態がどこまで戻ってきているかですが、中2週ということもあり負荷は全くかけていない。今回中2週で出走するのは初めてですが、この段階ではまだ調子を見極めるのが難しい。ただ負荷をかけれていないというのは…少し気になる。
シュヴァルグラン【 B-C 】
03/22(木) 栗CW 不 2頭併せ 叩き一杯
7F 97.3 – 81.3 – 65.7 – 51.0 – 37.7 – 12.5 [4] 三浦
有馬記念からの休み明けでの出走。中間はノーザンファームしがらきに放牧に出されて、2月23日から時計を出し始めた。一週前追い切りは、三浦騎手が乗りに行って長めからビッシリ負荷をかけられた。時計は出るタイプではないですが、まだまだ反応は鈍そうで、併せた格下馬に手応えで圧倒されるような状況。完成はやはりまだ先でここは少し狙いづらい。
ペルシアンナイト【 A 】
03/22(木) 栗CW 不 2頭併せ 馬なり伸る
6F 81.7 – 65.9 – 51.0 – 37.5 – 11.8 [7] 水口
2週前、一週前と素晴らしい時計を叩いてきた。
2週前はビッシリ負荷をかけられて全体、終いの時計と文句無し!一週前は馬なりでしたがしっかり終いも伸びて雰囲気は抜群。一度叩いた上積みは大きそうで、人気を落とすなら面白そうか。後は鞍上の乗り替わりがどう出るかだけ…
トリオンフ【 B-A 】
03/21(火) 栗坂 不 2頭併せ 一杯に追う
4F 54.5 – 39.2 – 25.8 – 13.2 田辺
追い切り本数は十分で、直近でも2週前追い切りの15日から5本も坂路で追い切りを行っているくらい。2週前はビッシリ負荷をかけられて、自己ベストをマーク。一週前は時計の出ない馬場だったことを考えれば上々の内容で、2週連続で負荷をかけてきているのは好感が持てる。春のG1狙うならここでしょう。勝負度は高そう。
大阪杯2018予想|最終追い切り考察まとめ
サトノダイヤモンドやシュヴァルグランは、まだまだ調子が上がってきていない感じ。スワーヴリチャードは雰囲気は良いですが本数少ないの気になりますし、なんだかんだで上位陣に不安ありなら伏兵の台頭も十分ありそう。まだまだ火曜日ですので更に状態面なども分析しながら、最終結論を出していければと思ってます!
では最後に一週前追い切りを見た時点で、圧倒的に勝負度高そうで状態面も良さそうな馬をあげておきます。
この馬 → アルアイン【 S 】
03/22(木) 栗CW 不 2頭併せ 末一杯追う
6F 83.9 – 68.3 – 53.1 – 38.7 – 11.6 [7] 川田
中間はノーザンファームしがらきに出されてここへ。過去しがらき帰りは5戦5連対と抜群の成績。04日から時計を出し始め、15日に自己ベストをマーク。ペルシアンナイトに先着する内容だった。一週前追い切りを見ても反応、雰囲気は抜群で、距離適性を考えてもここで全力仕上げでくる可能性は高い。最終追い切りにも注目したいですが、現時点で一番完成度が高そうなのは圧倒的にこの馬か。