高松宮記念2018のデータ 其の10
高松宮記念2018のデータ其の10 C
【高松宮記念2018】
22年連続好走中のデータ
今週からいよいよ春のG1がスタート。これから競馬が盛り上がっていく時期に突入。
今回は今週行われる高松宮記念について。このレースはスプリントG1になってから、今年で23回目を迎えますが、過去22回連続で馬券になってるデータがあるのでそれを見て行こうとと思います。
さて昔は、「高松宮杯」という名称で2000mの中距離G2だったのですが、有馬記念で3年連続3着という珍記録を持つナイスネイチャが優勝したのが思い出深いです。
1996年からは春のスプリントG1に昇格、すると三冠馬でもあるナリタブライアンが、なぜかここに出走してきました。
三冠馬で前走も天皇賞春を走っていたような馬を短距離G1に使う事に、日本中から非難の声も上がりましたが…中京競馬場に集まったファンは大喜び。大久保正陽調教師は中京のファンにも三冠馬を観てもらいたいという思いがあったようです。
それにしても内を器用に立ち回って、4着というのはちょっと意外な結果でしたが…(笑)これがナリタブライアンのラストランでもありました。
高松宮記念で22年連続好走しているデータ
高松宮記念は1996年~昨年まで、22年連続である戦績を持った馬が毎年必ず1頭は馬券になり続けています。
1996年1人3着ヒシアケボノ
1997年3人2着エイシンバーリン
1998年7人2着ワシントンカラー
1998年5人3着エイシンバーリン
1999年8人1着マサラッキ
1999年1人2着シーキングザパール
2000年4人1着キングヘイロー
2000年2人3着アグネスワールド
2001年1人1着トロットスター
2002年2人2着アドマイヤコジーン
2003年3人1着ビリーヴ
2003年2人2着サニングデール
2004年1人2着デュランダル
2005年6人2着キーンランドスワン
2005年1人3着プレシャスカフェ
2006年2人2着ラインクラフト
2007年2人3着プリサイスマシーン
2008年1人3着スズカフェニックス
2009年3人1着ローレルゲレイロ
2009年1人2着スリープレスナイト
2010年1人1着キンシャサノキセキ
2010年6人2着ビービーガルダン
2011年3人1着キンシャサノキセキ
2012年2人1着カレンチャン
2012年3人2着サンカルロ
2012年1人3着ロードカナロア
2013年1人1着ロードカナロア
2013年2人2着ドリームバレンチノ
2014年3人1着コパノリチャード
2014年1人3着ストレイトガール
2015年4人1着エアロヴェロシティ
2015年3人3着ミッキーアイル
2016年3人3着アルビアーノ
2017年1人3着レッドファルクス
上記34頭はいずれも
前年以降に重賞を2勝以上している馬
でした。
ある程度人気になりやすいタイプではありますが、今年も馬券からは外しちゃいけないのかなと思います。
今年の該当馬は?
今年の高松宮記念出走馬で上記データに該当するのは…
ダイアナヘイロー
ファインニードル
(セントウルS、シルクロードS)
どれも一長一短という気もするのですが、この3頭が揃って凡走する事はないはず?
ダンスディレクターの前走も勝ちに等しい内容だったと思うのですが、昨年シルクロードSも制してますし、データにニアピンな馬として注目したいです。