京都記念2018のデータ 其の9
京都記念2018のデータ其の9 K
京都記念2018予想と一週前追い切り
今年の京都記念は少頭数の1戦ですがドバイや大阪杯の叩き台としての意味合いが強く、頭数こそ少ないですが難解なメンバーの1戦になりました。有力馬がほとんど休み明けのレースなんです…。予想オッズを見た感じではレイデオロがやや抜けた1番人気になるのか?そんなレイデオロの本番はあくまでもドバイ。そこも含めて一週前追い切りの方を見て行きたいと思います。
まずは今現在の予想オッズの紹介から。
レイデオロ 1.9
モズカッチャン 3.4
アルアイン 5.2
クロコスミア 10.3
ディアドラ 11.3
クリンチャー 13.4
ミッキーロケット 14.4
ここまでが人気の中心になりそうです。他の3頭に関しては、かなり離されたオッズになるでしょう。まあここまでの馬中心の予想で良さそうな1戦ですが入り口をどうするのかは考えたい所。それでは一週前追い切りの方へ。
1月31日南W良 馬なり
67.5-52.3-38.7-12.9[9]
共同通信杯に出走するゴーフォーザサミットと併馬。中間はこの厩舎らしく馬なり主体の調整。ジャパンカップの後はNF天栄へ放牧し、このレースから始動。一週前追い切りを見ても今回は余力残しの仕上げ。フォトパドックを見た感じでも余裕がある印象です。この厩舎の馬なのでここは割り切った叩き台という1戦でしょう。それでも舞台は初の京都2200m。ジャパンカップや神戸新聞杯の結果から1番人気だとは思いますが、明らかな叩き台だし初京都で未知数な部分はある。実績から軽視は当然しませんが、京都であんまりこの厩舎の馬から買いたくはない。この馬が負ける可能性は十分あると思います。飛ぶ事は無くても。あくまでも叩き台なので。
モズカッチャン
1月31日栗東坂路良 一杯
54.1-39.6-25.7-12.3
一週前は坂路でビッシリ。500万クラスの馬を1秒以上追走する形式。エリザベス女王杯ではこの馬を狙いました。しかしこの馬は叩き良化型タイプの馬。厩舎もそういう厩舎なんです。昨年のメイチは秋華賞からエリ女まで。前哨戦のローズSは取りこぼしている。休み明けからキッチリ走ってくるタイプの馬じゃないので、今回は飛んでもおかしくない。そういう考えで扱う予定です。後は最終追い切り次第と言えそう。
1月31日栗東CW良 一杯
80.0-65.2-51.1-37.0-11.5[8]
カフェブリッツを追走し同入と好時計をマーク。大阪杯に向けてここから始動です。距離に関してはギリギリの印象がありますが、これだけのメンバーが揃った為に3番人気程度に落ち着くのであれば、逆に狙ってみたい1頭かも。一週前追い切りも悪くないし。こっちはモズカッチャンと違い、休み明けからスッキリ走ってくるタイプの馬。厩舎もそうです。あくまでも叩き台ですが、舞台も合いそうなので今の所は重視する予定。
クロコスミア
1月31日栗東坂路良 一杯
52.9-39.1-25.9-13.2
単走で終いは時計を要しましたが全体52秒台なら悪くない。この馬、昨年の夏頃から明らかに力を付けている。今回は強力な牡馬相手にどこまでやれるのかという感じですが、G1だと少し足りない馬だし、ここは休み明けから狙って来ている可能性が高い。展開利も見込めそうだし叩き濃厚な馬が多い1戦なので、通用してもおかしくないのでは?と考えております。エリ女がモズカッチャンとあの差でモズカッチャンと今回も人気の差がありそう。しかし、向こうは休み明けからスッキリ走ってくるタイプではない。となると今回チャンスがありそうなのはこっちかな?と考えています。
ディアドラ
1月31日栗東CW良 一杯
81.5-65.2-51.0-37.7-11.6[7]
スズカディープを追走し先着好時計をマーク。エリ女では惨敗しましたが、展開も流れも向かなかった。その上、夏場から使われていた馬で余力も無かった感じ。一週前追い切りを見た感じでは時計も出せているし動きも悪くない。秋華賞ではリスグラシューやモズカッチャンに勝っている馬ですから。エリ女の1戦だけで人気を落とすのであれば面白い。適度に時計の掛かる馬場もこなせる馬なので今の京都にも合いそう。後は鞍上が上手く導いて欲しいです。
クリンチャー
1月31日栗東CW良 強め
84.7-68.7-53.8-39.1-12.0[9]
中間はプール調整を入れながら一週前はコースで。外目を通ってこの時計なら悪くは無い。スタミナはある馬なので距離はこなせると思うが、今回は末脚が強烈な馬が多く、その点はやや分が悪い。いつも通り自分の形で競馬を進めて行く作戦のようですが、早め先頭で粘ってどこまで、というタイプ。菊花賞のような競馬であればスタミナ勝負に持ち込めたので良かったと思いますが、通常の馬場だとやっぱり飲み込まれてしまう可能性は高い。このメンバー相手に粘ってどこまで。
という事で有力馬を中心に一週前追い切りを見て来ました。
レイデオロはいつも通りの藤沢厩舎らしい調整。
動きは悪くないが軸というよりは相手で考えたい。このレースに対する本気度は相当低いと思います。それでも力はあるので能力でカバーするかもしれませんが…。
関西馬を軸に考えたい。一杯いるけど。その中でも休み明けから走れるタイプの馬で、状態が良さそうな馬。
一週前追い切りの時点で追い切りも良く人気的にもこれで落ち着くなら狙ってみたい馬がいます。
紹介します。
注目馬はこちら⇒ディアドラ