根岸ステークス2018のデータ 其の3
根岸ステークス2018のデータ其の3 Y
【根岸ステークス2018データ】
武蔵野S&チャンピオンズC組が中心
本日は東京競馬場で行われる根岸ステークスのデータを見ていきましょう。
今年の根岸ステークスの出走予定馬は、カフジテイク、キングズガード、ベストウォーリア、ニシケンモノノフ、ノンコノユメなど。いつも通り過去のデータをもとに分析していきましょう。
4、5歳勢が優秀
まずは年齢別成績を見ていきましょう。
◆根岸ステークスの年齢別成績
ダート路線は一般的に高齢馬でも活躍が目立ちますが、根岸ステークスは明らかに若い馬が有利。4、5歳と6歳以上で比較すると…
4、5歳【6.6.4.31】(勝率12.2%、連対率24.5%、複勝率32.7%、単回収率152%、複回収利率97%)
6歳以上【4.4.6.97】(勝率3.6%、連対率7.2%、複勝率12.6%、単回収率20%、複回収率59%)
で3着以内の数では互角ですが、好走率や回収率でハッキリと明暗が分かれています。根岸ステークスは実績のある高齢馬より、若い馬を積極的に狙いたいレースといえるでしょう。
武蔵野ステークス&チャンピオンズカップ組が狙い目!
次に前走レース別成績を見ていきましょう。
◆根岸ステークスの前走レース別成績
出走回数が多く、相性がいいのは武蔵野ステークスとチャンピオンズカップ。両レースともに複勝率は50%に達しており、2頭に1頭は3着以内に入っています。特に近年は両レースからの好走馬が多く、過去3年は
17年1着カフジテイク(前走チャンピオンズカップ4着)
16年1着モーニン(前走武蔵野ステークス1着)
16年3着グレープブランデー(前走チャンピオンズカップ8着)
15年2着ワイドバッハ(前走チャンピオンズカップ6着)
が3着以内に好走。過去3年の3着以内馬9頭のうち6頭はどちらかのレースに出走していました。両レースとも前走着順に関係なく好走してくるので、どちらかのレースに出走しているだけでアドバンテージがあると思っていいでしょう。
逆に相性が悪いのは、カペラステークス、ジャニュアリーステークス、兵庫ゴールドトロフィー組。毎年、この3レースをステップに出走してくる馬が多いのですが、馬券圏外に敗れることが多く、回収率でも低迷。カペラステークス、ジャニュアリーステークス、兵庫ゴールドトロフィー組は割り引いて考えたほうが良さそうです。
根岸ステークス2018のデータ推奨馬は?
それでは根岸ステークス2018のデータ推奨馬を見ていきましょう。年齢と前走レース的に狙い目なのは、
年齢面
・サイタスリーレッド(5歳)
・サンライズノヴァ(4歳)
前走レース面
・カフジテイク(チャンピオンズカップ組)
・キングズガード(チャンピオンズカップ組)
・ノンコノユメ(チャンピオンズカップ組)
の6頭。今年の出走馬は全体的に年齢が高めなので、年齢面に関してはそこまで気にする必要はなさそう。チャンピオンズカップ組と武蔵野ステークス組の4頭が普通に有力と見ていいでしょう。