ターコイズステークスのデータ 其の5
はい、どうも…こんばんは🌙です😆😁
ターコイズステークスのデータ其の5
ターコイズS 2017 最終追い切り後の見解
今週の土曜日に行われる中山1600mの牝馬限定ハンデ重賞。どう考えても一筋縄で行くとは思えないレースです。ラビットランが鞍上クリスチャン・デムーロJと言う事で、人気に拍車をかけそうなレースですが、そんなに簡単じゃないレースがコレ。出走メンバーを見渡しても、くせ者が多く一発の魅力がありそう。そもそも年の暮れに行われるG3のレースだし、実績馬がココを目標に馬を作るなんて考えられず、G1クラスだと足りない馬が取りに来るようなレースです。
それでは最終追い切りと共に有力馬や一発ありそうな馬を分析してみたいと思います。
ラビットラン
54.5-39.2-25.5-12.7
坂路で単走馬なりの軽めで終了という内容。秋華賞時とは大きく変わらない感じ。ローズステークスでは後方一気の鮮やかな差し切り勝ちでした。秋華賞は馬場も影響したのか4着でしたが、上位3頭には力負けという内容。やっぱり有力馬にとってはローズステークスはあくまでも叩き台でした。この馬、今回の斤量が55キロですがこれは見込まれた感じ。このメンバー相手に55キロは重いと思います。とにかくココへ使って来た意図が読めない馬で単純に使えるレースを使って来たのでは?脚質的にも中山マイル?という感じの馬だし、このレースを目標にキッチリ仕上げるような馬では無いので、今回はそこまで強気に買える要素がありません。軽視で考えたいと思います。
フロンテアクイーン
12月13日南W良 強め
70.3-54.5-39.9-13.5[9]
併馬はディープジュエリー。相手がいっぱいいっぱいの所を、この馬は外目を強めに追っただけで突き放し、好時計を出して来ました。ラビットランが55キロに対し、この馬は53キロ。この馬にとって53キロは楽に競馬が出来そうだし、まあとにかく重賞の勝ち鞍が欲しい馬です。どちらかと言えばこの馬の方がキッチリ仕上げて来るハズ。それを表すかのように、最終追い切りでは北村宏Jが騎乗しました。秋風ステークスでは55キロを背負ってジュールポレールと差の無い競馬をしているし、牝馬限定のG3程度なら通用するハズ。本気度も高そうだし、上位人気馬ではこの馬の方を買いたい。
ミスパンテール
55.4-39.4-25.4-12.7
最終は坂路で単走の馬なりでしたが一週前、10日と、コース、坂路で好時計を出して来ました。休み明けのローズステークスこそ惨敗でしたが続く清水ステークス。斤量が軽かったとはいえ、この馬らしい差し切り勝ち。札幌で新馬戦を勝っているし、阪神のマイルにも対応できる馬なので、初めての中山マイルというコースにも対応できそう。斤量も53キロだったらそこまで重く無いのでは?気性的に中山への輸送が心配な馬ですが、そこさえクリアできれば、という感じでしょう。アテにしづらいタイプの馬なので軸には不向きかも。ただし、追い切りは好時計を出しております。
エテルナミノル
83.1-66.3-51.3-38.2-12.4[9]
コースの外目を馬なりでこの馬にしては速い時計を計測。エリ女は距離も長いし、大外だったので度外視の1戦。クイーンステークスがあのメンバー相手に55キロで5着ですから、相手が楽になる今回が54キロという斤量は恵まれた印象。中山の坂が課題になりそうですが脚質的に好枠を引いたらチャンス。前目に付けられれば展開も向きそうだし、内目の枠が欲しい所。そこまで人気しない1頭だとは思いますが、内枠で積極策なら粘り込みもありそうです。
12月13日栗東坂路良 末強め
52.5-38.3-25.1-12.8
中間はプール併用で最終は坂路単走。良い時はもっと時計を出す馬なのでイマイチという感じ。今回穴人気しそうな馬ですが斤量55キロは重い。それに加えて好走パターンが外枠の府中という馬であり、どう考えても中山向きの馬では無いと思います。東京競馬場で揉まれない外枠であれば牝馬限定の重賞なら通用する馬だと思いますが、中山でさらに内枠を引いた場合はこの馬の良さが全く活きないでしょう。追い切りもそこまで良いとは思えないし、今回は買える要素が少ない。枠次第では消す候補ですね。
という事で今回の注目馬中心に最終追い切りの見解を書いてみました。
1番人気が濃厚なラビットラン。
暮れの中山でこの馬の力が発揮できるのか?注目の1戦です。
それでは、最終追い切りが最も良かったと思えた馬を紹介します。
注目馬はこちら ⇒ ワンブレスアウエイ
全体時計も良。動きも良いですね。立ち回りも巧いし、斤量もOK。この状態なら鞍上が上手く導けばチャンス。