富士Sのデータ 其の6
はい、どうも…こんばんは⭐️です😁
富士Sのデータ其の6
富士ステークス2017予想と過去データ、傾向
今週は菊花賞という事で秋競馬も盛り上がるシーズンに入って来ました。菊花賞は枠順も確定しましたね~。有力馬がほとんど外に入る、という感じの枠順になりました。荒れそう…。内目に入った人気薄目の馬が穴を開けるのか?楽しみな1戦ですね♪
その前に土曜日の重賞が富士ステークス。
このレースには一体どのような傾向があるのか?
今回も過去のデータや傾向を分析して行きたいと思います。
まずは過去10年の勝ち馬です。
こんな感じですね。やはりG3らしく、G1じゃやや足りない馬が見受けられます。
次に人気順の勝ち馬傾向。
ご覧の通り4~6番人気の勝ち馬が半数。1番人気の勝ち馬は過去10年で2頭しかおりません。2017年のこのレースで1番人気濃厚なのがイスラボニータ。昨年2着の馬なので今回も有力視されるとは思いますが、イスラボニータから馬券を組む予定はありません。
後は天気と馬場の悪化具合によって、最終的な本命を決めたいと思います。今週ずっと雨が降っているんですよね~。本当に嫌になります…
次に勝ち馬の馬齢を確認して行きます。
最多勝利数は3歳馬で4勝。それに次いで4歳と5歳で3勝づつ、となっております。6歳以上から過去10年で勝ち馬はおりません。
それに付随して斤量を確認してみたいと思います。
53.5~57キロまでの馬が10勝を挙げております。
この時点でも既にイスラボニータにとって不利なデータになってますよね?6歳馬プラス斤量58キロ。何だか勝ち切るのは厳しい感じになりそう。
そもそもイスラボニータのメイチはあくまでもマイルCS。今年はミッキーアイル不在の上、日本のスプリント、マイル路線はそこまで強くない。おそらく競走馬生活は今シーズンで終わるであろう馬なので最後にG1勝利が欲しい馬です。今回の仕上がりは7割~8割だろうと睨んでいます。
次にローテーションを確認してみたいと思います。
勝ち馬はポートアイランドS組、京成杯AH組から2頭。連対に関しては京成杯AH組が最多で6連対になっています。最も重視されるであろう安田記念組からの勝ち馬は1頭しかおりません。そりゃそうですよね、有力馬にとっては秋のレースの始動戦になりますから。
それでも競馬新聞などでは、「本命はイスラボニータ!」とか書かれるんでしょう。不思議なものです。
この中に入れば当然1番強いであろう馬。そんな事は誰でも知っている事なんですが、この馬が負けるとすればどこだろう?と逆算すると今回が濃厚だと思っています。まあマイルCSで軽視はしづらいですけれども。そもそもこの馬、そんなに勝ち切れるタイプの馬じゃありません。
次に脚質を見て行きましょう。
ほぼ先行馬と差し馬で独占しております。まあ狙うのであればそういうタイプの馬でしょう。
最後に枠順別の成績を確認してみます。
ご覧の通りですね。ほぼフラットと考えて良さそう。ここまでを考えて今現在の予想オッズを見て行きます。
イスラボニータ 2.9
エアスピネル 3.4
ペルシアンナイト 3.9
グランシルク 4.1
ロードクエスト 18.5
ガリバルディ 20.2
サトノアレス 24.9
このようになっております。まあ、イスラボニータの人気はまだ納得出来るレベル。
エアスピネルが2番人気…? 本当に???
今回上位人気に推されるであろう馬の中で最も軽視したいのがエアスピネル。追い切りの記事でも書きましたがローテーションが滅茶苦茶過ぎる。上のデータにもありましたが札幌記念経由の馬からこのレースに勝ち馬なんて過去10年で1頭もいません。それにこの馬、札幌に輸送して栗東に戻し、再度東京への遠征になります。輸送競馬はそんなに楽じゃありませんよ?後はどちらかと言えば京都向きの馬。ピッチ走法なので東京よりは京都の方が向く。マイラーズC2着と言うのもこの馬に適正が向いたレースだからこそ。東京競馬場ではやや割り引いて考えたい1頭になります。
ペルシアンナイトは池江厩舎の使い分けでコッチ路線になったでしょう。追い切り面を見ても好時計を連発しているので好走は可能かと。ただ、古馬と一度も対戦していない点はやや気にはなります。
そして今年はポートアイランドS組からここへ出走する馬がいないんですよね~。そうなると穴っぽい馬はどこから出て来るのか?ブラックムーンあたりも今回は人気落ちしそうだから面白い1頭ですよね。展開さえ嵌れば、という馬なので。後は天気の影響で馬場が渋れば、というタイプの馬とか。ダイワリベラル、ジョーストリクトリ?
ジョーストリクトリは思いっきり馬場が悪化したら面白い1頭かもしれませんね。ダイワリベラルも時計が速いとキツイので馬場が渋った方がいい。穴っぽい所で言えばこのへんが面白いかもしれません。
まあ今年の富士ステークスは上位人気馬の扱い方が重要でしょう。ここも馬券勝負の1戦になるかもしれません。
そこで今回、軸として考えている1頭を紹介します。
注目馬はこちら⇒ グランシルク
今年の富士ステークスはこの馬でしょう。上記データにもバッチリ当て嵌る1頭です。後は馬場傾向等含め考えたいと思います。