秋華賞のデータ 其の11
はい、どうもです…😁😁
秋華賞のデータ其の11
秋華賞2017の最終追い切り
ここを目標に仕上げてきた馬、前哨戦でメイチだった馬など、各陣営このレースにかける思いが交錯する一戦となります。言うまでもありませんがその思惑を読み解いていくことが、予想を的中させるのにも繋がりますし追い切りは大事な要素。
今回この秋華賞をメイチに作ってくる馬を見抜いていきますね!
と言うことでざっと上位勢から追い切り分析を行っていきます。
アエロリット
調教師 美南 坂 良 1 回 52.4 38.0 24.8 12.3 馬なり余力
一週前にもWコースで超絶の時計を出して直前も動き抜群。この馬の場合2000mに距離延長と言うのが課題にはなるが、今まで課題としていたソラを使う点も前走逃げて余裕で解消した。菊沢厩舎はこの馬も含めミッキースワローでもそうなのですが、確実に馬の欠点を克服して本番に向けてしっかり調整してくる。好感が持てるしこの追い切りの内容を見ても普通に重視したい。
鮫島駿 栗 坂 良 1 回 52.4 38.3 24.7 11.9 馬なり余力
元々やればいくらでも動く馬ですが一つ叩いて至って順調。元々休み明けはどちらかと言うと走らないタイプですので、ローズSで一つ使ってここでメイチなのは逆算しても明らか。脚質的にも勝ちきれないタイプですが今回はメンツは恵まれた。春の重賞路線でも展開が変わってきたら勝ちきれる内容だったし、今回は好枠を引いてスタート次第では当然勝ち負けの1頭でしょう。
ディアドラ
助 手 10.11 栗 坂 良 1 回 61.3 44.7 29.6 15.0 馬なり余力
レース後⇒直前まで軽めを連発。疲れを残さない調整なのか?ここに来るまでに既に2戦使っているのでこの程度でも良さそう。ただ流石にコレだけ軽めの調整ばかりだと疲れが残っているのでは?
そう思わせる調整だけに120%メイチと言うのは考えづらいが…。ここまで使い込まれてもタフな競馬だったので大丈夫かもだが、中間の追い切りの内容から軸にしたいとはちょっと思いづらい。
ファンディーナ
岩 田 栗 CW 良 85.9 69.3 53.8 39.3 11.9 [7] 末強目余力
前走は明らかに太め残りだったので今回はびっしりやるか?と思っていたのですが思ったより強めにはやらずの調整でまとめた。前走はパドックでもややテンションが高かったし不安もあるのだが
、そこは高野厩舎だし最後はしっかりまとめてくるだろうと思う。ただ至って順調と言うよりは馬の気持ちを削がない調整だったかな?京都2000mの舞台は間違いなく合うので早め先頭位で乗って来れば。しかし前回の記事でも書いたがこのタイプは岩田には合わない。マジでルメールや戸崎辺りに乗り替わったほうが良いとは思う。
ラビットラン
助 手 栗 坂 稍 1 回 52.8 38.0 24.8 12.8 馬なり余力
言うまでもなく前走は全てがハマっての勝利でした。当然これ以上びっしりやる必要性は無いでしょうし軽めでOK。前走でしっかり作っているにも関わらず+体重は好感だった。今回は究極の仕上げになってくるかギリギリぐらいと思う。しかし…この馬の今までの競馬を見て京都2000mは全く合わない。ローズSと同じ競馬をして通用するとは到底思えないですし、タフな馬場になって流れが向きそうでも抑えが限界かなぁ。
モズカッチャン
助 手 栗 坂 良 1 回 57.0 41.4 26.2 12.6 馬なり余力
一週前・直前で坂路で一杯にやって直前は軽めにまとめてきた。鮫島厩舎はどちらかと言うと昔ながらの調整をしてくる厩舎で、前走は明らかに叩き⇒今回はどう考えてもメイチと言う内容。オーバーワーク気味じゃない?ってぐらいびっしりやってますし、後は馬がその期待に応えられるかどうかだけだと思う。毎回やや恵まれて好走する馬で春の2戦はまさにそれだった。今回も内枠を引いてロスなく立ち回れる枠に入るなら好走ある。逆に外目の枠から自力勝負になるなら軸は厳しいかなと言う感じ。
ミリッサ
助 手 栗 坂 稍 1 回 54.1 39.9 25.8 12.7 末強目追う
前走は内枠と言うこともあって完全に脚を余す形になった。1000万を既に勝っていたので前走はメイチ濃厚と言うよりかは、秋華賞に向けてつながるレースを出来ればと言う感じだった気も。しかし、福永が悪いわけではないが前走は勿体無いレースだった。小柄な牝馬なので1戦1戦馬体を維持するのが大変だと思うが、今回は直前も軽めでまとめてきて良い状態にあるだろうとは思う。調整力に定評のある石坂厩舎ですし課題はクリアして来そう。
カワキタエンカ
助 手 栗 坂 良 1 回 53.6 39.3 25.0 12.5 馬なり余力
前走時でも腹回りがスッキリしていてメイチ濃厚だった。秋華賞に出るためには絶対に賞金加算が必至の立場だったし、その期待に応えるべく鞍上の素晴らしい騎乗も光った。だがそこから大きな上積みがあるかと言われると微妙。今回は相手も強くなるし前走よりも自分の競馬がしづらい。となってくると消しはしないが重視はややしにくい。
秋華賞2017予想と追い切り分析まとめ
と言うことでざっと上位人気馬の分析を行ってきました。ここ最近は最終追い切りでびっしりやる馬も減ってきているので、そういう意味では最もメイチ度合いが高そうな馬は…直前かなりびっしりやっているモズカッチャンかな?と思う。
ただ、各馬外厩でしっかり作ってきてのパターンもあるので、一概に何とも言えませんが前哨戦軽めの組の馬は状態が良さそう。逆に前哨戦でびっしりの馬達はなんとなく疲れを抜く調整な気も。
最後になりますが追い切りだけを見て最も良かった馬は…
この馬⇒ リスグラシュー
脚質的に最終予想で軸にするのはやや勇気が入りますが、調整の過程だけ見るならこの馬が最も良かったと感じました。枠次第の部分はありますし、流れが向くかどうかも気になるが…差しが決まる流れになってハマったら普通に勝ち負けある。能力的にはここでは最有力候補の1頭なのは間違いないですし、舞台設定は微妙で減点材料もあるが+材料の方が大きい感じ。