毎日王冠のデータ 其の3
はい、どうもです…✋
毎日王冠のデータ其の3
【毎日王冠2017データ】
伏兵の台頭が意外とある!?
本日は東京競馬場で行われる毎日王冠のデータを見ていきましょう。今年の毎日王冠の出走予定馬は、ソウルスターリング、マカヒキ、リアルスティール、サトノアラジン、グレーターロンドンなど。過去のデータを基に分析していきましょう。
3歳馬が出走していたら要注意!
初めに年齢別成績をまとめてみました。
相性が抜群にいいのは3歳。過去で出走回数が11回と少ないのですが、そのうち5頭が連対を果たしており、単・複回収率は100%を超えています。特に前走G1出走馬に限ると【2.3.0.3】(勝率25.0%、連対率62.5%、複勝率62.5%、単回収率241%、複回収率317%)と数字は全体的にアップします。出走回数は少ないのですが、同条件に該当する馬がいたら積極的に買いでいいでしょう。7歳以上は【1.0.3.25】。複回収率が107%あるので侮れませんが、過去で連対を果たしのは1頭だけ(明らかに晩成だった09年カンパニー)です。毎日王冠は東京の開幕週に行われる重賞。パンパンの良馬場で加速力が問われるので高齢馬にとっては厳しいレースになりがちなのでしょう。
G1組なら宝塚記念、日本ダービー、NHKマイルカップ組が狙い目
次にG1組のレース別成績を見ていきましょう。
◆毎日王冠におけるG1組のレース別成績
毎日王冠で人気を集める馬たちはだいたい春のG1を使い、夏を休養を経て同レースで始動するパターン。上記のG1組のレース別成績を見ると、安田記念、宝塚記念、日本ダービー、NHKマイルカップ、クイーンエリザベス2世カップとバラバラに3着以内馬が出ています。ただ相性がいいレースを見ていくと、宝塚記念、日本ダービー、NHKマイルカップといえるか。どのレースも複勝率、複回収率ベースで見ると優秀な成績を残しており、積極的に買っていいといえるでしょう。
一方、相性がいまひとつなのは安田記念組。出走回数は同組が最も多いのですが、単回収率42%、複回収率26%に留まっており、人気を裏切ることのほうが多いようです。安田記念勝ち馬でも10年ショウワモダン、12年7着ストロングリターン、16年8着ロゴタイプと敗れることがあり、仮に安田記念の着順が良くても鵜呑みにしないほうがいいでしょう…。
非G1組で3着以内馬を多く出しているのは以下のエプソムカップ、札幌記念組です。
特にエプソムカップからは11年ダークシャドウ、15年エイシンヒカリ、16年ルージュバックと勝ち馬が3頭も誕生しています。近年はこのエプソムカップ、札幌記念からの直行ローテの相性が良く、2013年以降、エプソムカップ、札幌記念を経由してきて出走してきた馬は【3.1.2.4】(勝率30.0%、連対率40.0%、複勝率60.0%、単回収率213%、複回収率248%)と抜群の成績を残しています。昨年の毎日王冠ではエプソムカップ1着のルージュバックが勝利し、エプソムカップ6着のヒストリカルが3着に好走。エプソムカップ、札幌記念で2着以下に敗れていても注意が必要です。
毎日王冠2017のデータ推奨馬は?
それでは毎日王冠2017のデータ推奨馬を見ていきましょう。G1組なら前走で宝塚記念、日本ダービー、NHKマイルカップに出走していること、そのほかのレースならエプソムカップ、札幌記念に出走していることを条件に見ていくと、
ウインブライト(3歳、日本ダービー)
ダイワキャグニー(3歳、日本ダービー)
ら該当。どの馬も人気がなさそうですが、3歳で日本ダービー組の2頭は面白い存在かもしれません。