レパードステークスのデータ 其の4
はい⭐️
レパードステークス2017のデータ 其の4
データ分析|好走馬の傾向は?
2017レパードステークスを予想する際に必要となる過去に行われたレースからのデータを分析をします。過去にはトランセンドやホッコータルマエなどのダート王が勝ち名乗りをあげており、春の東京で行われるユニコーンステークスよりも出世レースとなっている「レパードステークス」。新潟で行われるダート競走は少なく、傾向が掴みづらい条件で開催されるレースとなっていますので、的中すべく傾向をみていきます。
今年の3歳ダート路線はまだ混沌としていますが…
ユニコーンSを勝ったサンライズノヴァは、次走のジャパンダートダービーであっさりと6着敗退。そのJDDでは地方馬ヒガシウィルウィンが強豪中央勢を破って優勝と確固たる中心がいません。今回は2歳から圧倒的な走りを見せてきたエピカリスが出走を予定していますが、果たして結果は…。
そんなレパードステークスで馬券を的中させるべく、過去のデータから好走率の高い馬を探していきたます。
内枠は不利、買うなら中枠より外
最初は枠順別成績を見てみると…
と、1,2枠の内枠の成績が良くない事が分かります。ダート戦は新潟に限らず基本的に外枠が有利です。理由としては…内枠に入ると道中で砂を被ってしまうという点と、直線でスムーズに加速が出来ない点です。逆に外枠は道中の障害も少なく、スムーズに加速できることから不利なくレースできる訳ですが、中枠が好成績を収めているという事は、外枠の馬が被る距離ロスを挽回できないようなスピード勝負になっているということがわかります。
ジャパンダートダービー組が馬券の中心
中央で行われる3歳のダート重賞はレパードステークスとユニコーンステークスのみ。それゆえにこの2つの重賞には強豪馬が集まってきます。
前走出走レース別の成績をみてみると…
前走でジャパンダートダービーに出走していた馬が、複勝率60%という極めて高い数値を残しています。ジャパンダートダービーは統一重賞であり、GIレースであることから世代トップの馬達が集結してくるレースですので、その馬達が能力を素直に発揮しています。
ちなみにユニコーンステークス組はジャパンダートダービー組とは対照的に、複勝率は30%を切り、複勝回収率も50%を切る低水準の成績になっています。
ジャパンダートダービーとユニコーンステークスの違いはレースの質にあります。ジャパンダートダービーは世代トップの馬が集まるものの、中央から出走してくる馬は大体5~6頭。実質5頭立てのような競馬になっていることから、レースの反動が少なくなりますが、ユニコーンステークスは16頭での競馬になることが多く激戦になりやすい分、レースの負担が大きく反動が表れるので
対照的な結果になっている事が分かります。前走でジャパンダートダービーに出走した組は要注意です。
差し・追い込み馬が苦戦
次にどんな脚質の馬が活躍しているのか?
新潟の芝コースは直線の距離が長く、差し追い込み馬が活躍しているというイメージを持っている人が多いと思いますが、新潟ダートコースは以下のような形状になっており、決して直線は長くありません。
直線が長くないコースに加えて、新潟競馬場は平坦コースなので、前にいる馬が好成績を残しています。
上は過去のレパードステークスにおいて、4コーナーの位置取りが何番目だったのかによって分けられた成績表になります。前にいればいるほど、複勝率や複勝回収率が上がっており、後ろにいればいるほど、複勝率や複勝回収率が下がっていることが分かります。
ユニコーンステークスは東京競馬場で行われるため直線の中ほどで坂があり、前の馬が止まる要因となっていますが…終始、平坦の新潟ダートコースでは、前にいる馬が止まる要因がなく、持っているスピード能力のままにゴールまで駆け抜けている事が分かります。
ダート馬は通常馬体が大きくパワーに優れた馬が好成績を残していますが、新潟ダートコースは坂がなく、パワーを必要としないコース形態のため
馬体の軽い馬が活躍していることも以下の表から分かります。
レパードステークスで何よりも必要なのはスピードであるという事を抑えておくといい。
以上がレパードステークスを攻略するための主たるデータです。実力馬がそのまま勝ちやすい3歳のダート重賞ですが、その中でもスピード能力の高い馬をチョイスすると的中確率は上がっていきそうです。
レパードステークス2017で注目している馬は、好走の条件が整っている
この馬 → タガノカトレア