宝塚記念2018のデータ 其の3
宝塚記念2018のデータ其の3 R
【宝塚記念2018】プレ予想
今週末はいよいよ、上半期を締め括る大一番・宝塚記念が行われます!去年は圧倒的な人気に支持されたキタサンブラックが9着に敗れ、波乱の結末を迎えましたが、今年は抜けた人気馬が不在の大混戦ムード。登録馬を見ても決して豪華とは言い難いメンバーであり、荒れる宝塚記念になる可能性は十分にありそう。
今年はファン投票上位が次々と回避。スワーヴリチャード、シュヴァルグラン、レイデオロ、アルアイン、アーモンドアイなど、有力馬は出走せず、ファン投票10位以内で出走するのはサトノダイヤモンド、キセキ、サトノクラウンの3頭のみ。夏場は無理使いせず休ませる陣営も多く、今年はGI馬の出走は4頭となっている。
また、人気になるであろうサトノダイヤモンド、キセキといった有力馬も絶対的な存在ではない。直近3年でも1人気で馬券圏に入ったのは16年ドゥラメンテ(2着)の1頭だけで、15年には1着ラブリーデイ(6人気)、2着デニムアンドルビー(10人気)、3着ショウナンパンンドラ(11人気)での決着となり3連単では52万8510円の大波乱となっている。
昨年は大阪杯・天皇賞(春)を連勝し断然1人気で出走したキタサンブラックが馬群に沈み9着に。GI3連戦で状態もピークを過ぎていたのは競馬セブンでも関係者情報で把握済。特に長丁場の天皇賞(春)を激走した馬たちにとっては疲れが取れにくく、次走で凡走するケースも多い。
今年はサトノダイヤモンド、サトノクラウン、キセキ、ヴィブロスのGⅠ馬4頭が出走し上位人気になるだろうが、波乱の立役者と成り得る激走穴馬の存在も…。
とりあえず、コースの確認をしておきましょう。
阪神・芝2200メートル(内回り)
ホームストレッチのポケットからスタートし、1コーナーに向かっていくレイアウト。1コーナーまでは約550メートル。直線半ばで1回目の急坂を上る。1コーナーから2コーナー、バックストレッチまではほぼ平坦で、3コーナーの途中から4コーナー、直線の半ばまで緩やかに下っていく。直線距離は359.1メートル(Bコース使用時)。ゴール前(残り約190~70メートル付近)に2回目の急な上り坂が待ち受ける。終始息が入りづらく、脚をためにくいコース構造。ジャパンカップやクラシックレースとは異なる距離でタフな馬場になることも多く、馬力を競うレースになりやすい。独特の能力がここで開花し、宝塚記念でGⅠ初タイトルを獲得するケースも多い。
【宝塚記念2018】プレ予想
<現段階の本命候補>
最後に現段階の本命候補をご紹介します。
サトノダイアモンド
<推奨理由>
前走は鞍上のポンコツ騎乗が大きな敗因だが、臨戦過程を考えても、決して良いローテとは言えない状況だった事も事実。ただ、その点を考えると最後の追い上げは目を見張るモノがあり、タイミング・乗り方次第ではまだまだ一線級の相手と戦える力はある。今回はスムーズにレースが出来る外枠に入れば本命も考えている1頭。