函館スプリントS2018のデータ 其の5
函館スプリントS2018のデータ其の5 O
函館スプリント2018の出走予定馬考察
さぁ、遂に今週から函館開催がスタートします!いよいよ夏競馬が始まりますね。夏競馬といえば「荒れる」イメージが強い方が多いと思いますが、もちろんこの函館スプリントも例年波乱傾向の強いレースです。適正が問われる函館開催!果たして今年の函館スプリントを制すのはどの馬か?的中出来るようにしっかり予想していきましょう。
基本的に大荒れレースを仕留めるには、「展開の決め打ち」が重要になってくる。実際この函館スプリントの過去のレースを見ても、展開的に極端な決着になっていることが多いです。
【2017】
1着 ジューヌエコール(差し)
2着 キングハート(差し)
3着 エポワス(追込)
【2016】
1着 ソルウェイグ(先行)
2着 シュウジ(先行)
3着 レッツゴードンキ(差し)
【2015】
1着 ティーハーフ(追込)
2着 アースソニック(追込)
3着 レンイングランド(追込)
【2014】
1着 ガルボ(差し)
2着 ローブティサージュ(追込)
3着 クリスマス(追込)
【2013】
1着 パドトロワ(先行)
2着 シュプリームギフト(先行)
3着 フォーエバーマーク(逃げ)
どうでしょうか?前残り決着、差し追い込み決着、共に極端な決着が多い。小回りコースですが決して先行有利ではなく、「展開面」を考えた上でどっちに張るかを考えるのが重要。
後は去年みたいに異常に高速馬場になる可能性もあるので、土曜日の馬場傾向を分析するのも必須条件になりそうです!
ではまずは予想オッズを見ていきましょう。
函館スプリントステークス2018|予想オッズ
1 ナックビーナス 2.9
2 ダイアナヘイロー 4.7
3 ワンスインナムーン 5.0
4 セイウンコウセイ 6.7
5 キングハート 7.1
6 ジューヌエコール 12.4
7 ティーハーフ 22.0
8 ライトフェアリー 26.3
高松宮記念3着のナックビーナスが1番人気か。
ローカル小回りでの実績もありますし、ここは2倍台まで押される可能性ありそう。重賞2勝のダイアナヘイロー、復活の走りに期待したいセイウンコウセイあたりが続くか…。
では一頭ずつ分析して予想していきましょう。
函館スプリントステークス2018|出走予定馬考察
ナックビーナス(三浦)
函館実績【 0 . 0 . 0 . 0 】
距離実績【 4 . 5 . 2 . 4 】
レースセンス抜群の馬で、毎度好位を取りにいける馬。主役不在の今のスプリント路線とはいえ、G1で3着に好走したのは素直にここでも評価できる。札幌でも好走歴がありますし、夏場も問題ない。しかし、勝ちに遅いタイプで未だ重賞勝ちはなし。今回もある程度好位からの競馬になりそうですが、前がやり合いそうなメンバーだけに今回も勝ち切れない可能性ありか。
ダイアナヘイロー(武豊)
函館実績【 0 . 0 . 0 . 0 】
距離実績【 5 . 3 . 1 . 5 】
近走の成績を見ても明らかにピンかパー。阪急杯で破った相手はG1級なだけに、能力を出し切れれば当然ここでも通用する一頭。夏場の実績もあるだけに夏は問題なし。絡んでくる馬がいなければ。
ワンスインナムーン(石橋脩)
函館実績【 0 . 0 . 0 . 0 】
距離実績【 3 . 0 . 1 . 1 】
前走の京都牝馬ステークスは超低レベルな一戦となりましたが、海外帰りの影響もあってか5着に敗戦。スプリンターズステークスは圧倒的に内枠先行有利の馬場でしたし、今回同型も多いのでペースはかなり厳しくなりそう。休み明けの一戦ですし、あまり信頼度は高くなさそうか。
セイウンコウセイ(池添)
函館実績【 0 . 0 . 0 . 1 】
距離実績【 3 . 2 . 0 . 4 】
中々走り時がわかりずらい馬です。去年は高松宮記念を制し、勢いに乗った次走でしたが1番人気を裏切っての4着でした。今回も状態面が鍵になりそうですが、去年のような高速馬場になると少し苦しい競馬になるかも。被されたくないタイプなだけに外目の枠を引きたい。
キングハート(北村宏)
函館実績【 0 . 1 . 0 . 0 】
距離実績【 5 . 4 . 0 . 7 】
ハイペースを先行策から押し切ったオーシャンSは見事な内容でした。去年の2着馬ですしレースセンスも抜群なだけに、今回もある程度人気の一角に押されそうです。ただ…今回は休み明けの一戦。過去に休み明けでの好走歴がないだけに不安は大きいですし、週末までに追い切りをみて勝負度を見ていきたい所。
函館スプリントステークス2018|予想まとめ
ざっと人気馬を一頭ずつ考察してきましたが、有力馬はどれも逃げ・先行タイプで同型も多い印象です。もちろん能力ある馬もいますが大荒れ決着を望むなら、今回張るべき展開は「差し」ではないでしょうか?
と言うことで現時点で一番期待している穴馬はこの馬です!
この穴馬 → ティーハーフ
適正に関しては言うまでもなく絶好条件。前もやり合いそうですし、前走を見ても馬はまだまだやれる。この馬の末脚が炸裂するシーンは十分にあるでしょう!