ヴィクトリアM2018のデータ 其の9
ヴィクトリアM2018のデータ其の9 K
ヴィクトリアマイル2018の予想
今回は過去データ、傾向などを中心に書いて行きます。昨年のヴィクトリアマイルは11番人気のデンコウアンジュが2着。馬連の配当は42710円と高配当のレースに。2015年の大荒れは記憶に新しい1戦です。大穴の2頭が行った行ったで2,3着。結果、3連単の配当は2000万円オーバー。3着のミナレットがヤバかった…。という事で、過去の傾向から好走しそうな穴馬を見つけて来たいと思います。
【ヴィクトリアM2018傾向、データ分析】
それではヴィクトリアマイルの過去傾向の方へ。とりあえず過去の傾向を見て行きますが、最近は本当に過去の傾向が当て嵌らない重賞が多いと思います。それこそ京都新聞杯なんて圧倒的に外枠不利なレースだった。しかし勝ち馬は外枠のステイフーリッシュ。3着には同じく外枠のシャルドネゴールド。内枠有利なレースだが唯一グローリーヴェイズが4着という結果。
天皇賞春だってそう。内枠有利なレースだが6枠のワンツー。なので、過去の傾向から軸馬を考えるよりも穴目の馬を見つける方が得策です。
まずは人気順の成績。
1番人気の連対率、複勝率共に60%ですがそこまで優秀じゃないです。過去10年で勝ち馬こそ3頭いますが、まばらです。上位人気はほぼ均等と言えるし、11番人気の連対率ですら30%。なので人気順の成績はほぼ考えなくて良い。1番人気が勝ったのは2013年のヴィルシーナまで遡る結果に。
そのヴィルシーナは2014年に11番人気で1着。そういう傾向のレースです。
次にローテーション。
阪神牝馬Sが距離変更になったので、何とも言いづらい傾向。ただ、全体的に阪神牝馬S組は好走歴が多いです。後は人気のアエロリットやカワキタエンカが取って来たローテーション。
アエロリットの中山記念→ヴィクトリアマイルというローテーは異質。このパターンは珍しいローテーションなので何とも言えない。
カワキタエンカは洛陽S→中山牝馬S→福島牝馬S→ヴィクトリアマイル これもまた異質ローテ。
ただ、一つ言えるのは福島牝馬Sでキンショーユキヒメに負けたという事。今回は相手が強い1戦になるのは明白。
ミスパンテール、レッドアヴァンセ、リスグラシュー、アドマイヤリードなど。
まあ、ここが中心になるのは間違いないと思う。
後は、そこで凡走した馬が舞台替わりで巻き返すなど。
次に脚質。
これも、まあ何とも言いづらいデータ。逃げ残りもあるが追い込みも効く。メンバーの中で上がり3ハロンが優秀な馬を重視したいというデータのみ。ただ、そんな事言ってもこのメンバーだとわんさかいるんですよ、そういう馬が。
それじゃ何のデータならアテになるんだよ!
という事で枠順別成績。
勝ち馬は3枠と外目の枠の馬。ただ、内枠の馬の複勝率も悪く無い。という事はほぼフラット。
記憶に新しい所でNHKマイルのような競馬になれば内枠はキツい。ただ、それだけ。
なので、過去の傾向やデータが当てはまりにくいレース。という事だと思うんです。
だからこそ2000万円という配当が出るのだと思います。それくらい過去のデータや傾向はアテにならないかも。
唯一、当てはまりそうなデータと言えば年齢。
圧倒的に4歳馬の成績が良い。分母もそれなりに多いですが、7歳馬で勝ったのはストレイトガールのみ。
6歳馬もやや厳しい傾向にあります。馬券の中心は4~5歳馬で良さそうです。その中から穴馬をシッカリ拾いたい所。
今年の1番人気はリスグラシュー。
リスグラシューが飛ぶなんて思えないですよね?
しかし、東京新聞杯は豊さんがかなり上手く乗りました。リスグラシューが飛ぶなんて思っていませんが、下手な枠に入ったらマークもキツいだろうし危険性はある。
やっぱりG1になればガチンコ勝負だし、NHKマイルでミルコや岩田が制裁食らったように騎手も色気出します。そこで冷静に腹括った藤岡佑が勝った。なので、リスグラシューもそう簡単に競馬出来そうな気がしない。
ミスパンテールだって左回りはオークス以来です。こっちもどうかわからない。そこで、このレースはデータに当てはまるか微妙という事は上で書いた通り。しかしローテ、脚質、年齢から好走しそうな穴目の馬、を見つける事は出来ます?
軸とまでは言えないが、この人気なら印を上げてみたい馬です。これだけのメンバーになると盲点の馬が出て来るんです。
全く見てませんでしたこの馬…紹介します。
注目馬はこちら⇒レッドアヴァンセ
そもそも力はあった馬なんです。順調に行かず、重賞の舞台に戻るのに時間が掛かっただけで…。ただ、今回は相手が強いイメージが先行して盲点になりそう。東京マイルOK、ローテOK。データ的には穴馬の条件満たしてます。