桜花賞2018のデータ 其の16
桜花賞2018のデータ其の16 K
桜花賞2018の予想
いよいよ桜花賞の枠順が確定しました。この枠順だと予想にも影響がありそう。ラッキーライラックが1枠1番ですよ。1番人気が3年連続で連対してないレースですし、穴党の人には馬券的にも面白くなったかもしれない。それでは確定した枠順から見て行きたいと思います。
【桜花賞2018枠順】
1番ラッキーライラック
2番アマルフィコースト
3番リバティハイツ
4番アンコールプリュ
5番レッドサクヤ
6番スカーレットカラー
7番トーセンブレス
8番ハーレムライン
9番リリーノーブル
10番アンヴァル
11番コーディエライト
12番デルニエール
13番アーモンドアイ
14番レッドレグナント
15番プリモシーン
16番フィニフティ
17番マウレア
18番ツヅミモン
このような並びになりました。
確実に1番人気のラッキーライラックが最内枠です。
これまでのステップレースを見て、「今年の桜花賞はラッキーライラックで仕方ないかな」と考えていましたが、ちょっとこの枠は良くないです。
プレッシャーも受けるし包まれる可能性もある。
スタートが上手な馬なので出遅れることは無いと思いますけど、出たなりの位置を取るでしょう?
外目にいる有力馬はラッキーライラックの動きを見ながら競馬が出来る。これがまず大きい。
過去10年の桜花賞の枠順別成績↓
1枠は壊滅的な成績です。有力馬が1枠に入らなかった事もあるけれども、それにしても結果が出てない。やっぱり揉まれたり包まれる枠なんで…。
記憶に新しい所だと2015年のメジャーエンブレム。この馬の場合は1枠じゃないけど内目の枠でした。メジャーエンブレムもまず負けないだろうと考えられていた。しかし、内目の枠で包まれてしまい終いは伸びを欠いた。1.5倍というダントツの1番人気の馬だったのに。メジャーエンブレムとラッキーライラックは当然別の馬だが、その可能性はあり得る。この年のワンツーは外目の枠にいたジュエラーとシンハライト。ジュエラーなんて4コーナーで最後方にいましたから…。メジャーエンブレムを交わしたシンハライトをゴール前でハナ差ジュエラーが差し切るという名勝負でした。
昨年のダントツ1番人気だったソウルスターリング。この馬の場合は馬場が合わなかったし、包まれたわけじゃないけれど、レーヌミノルを捕まえに行って結局リスグラシューに差されて3着。
まだ3歳の牝馬でレース経験が浅い馬たちの1戦なので、ちょっとした事で結果が変わりやすい。
それが桜花賞です。
今年だってまずラッキーライラックが負けるなんて考えにくい。しかし、直近の2年でも同じような現象が起きている。ラッキーライラックが競馬のしやすい枠だったら別の話でしたが、1枠は決して競馬がしやすい枠じゃないんで…。
強いのはわかっているけどちょっと嫌な枠です。
逆に外目の枠を引いた有力馬は競馬がし易くなりました。差し、追い込みが決まるレースなんで隊列が決まれば後方でも大丈夫。あんまり外々を回されるのは良くないけど、阪神なので中山と違って脚さえ溜まれば外枠でも問題なし。実際に外枠の馬が上位台頭しているレースだし。
理想的な枠を引いた有力馬は?
外目の有力馬がこの馬たちです。
アーモンドアイ
マウレア
フィニフティ
レッドレグナント
デルニエール
プリモシーン
特にアーモンドアイは前走のような競馬が出来そうなので外枠が良かったと思う。デルニエールも気性的には外枠の方が良い。マウレアは馬群で溜める競馬をしていたので、もうちょい内目の枠が良かったかもしれないけど、武豊ジョッキーだし行きたい馬を行かせて最後の直線で末脚に賭ける競馬をすると思うので問題は無さそう。マウレアより外にツヅミモンがいるので、被されずに位置が取れると思うので。
プリモシーンも鞍上が戸崎なら外目の枠じゃなきゃ無理でしょう…サトノダイヤモンドの競馬の通りですよ。プリモシーンにとってはプラスの枠を引いたハズ。
この枠順になった事によって、外目の有力馬は重視したいレースになりました。後は土曜日の阪神競馬場の馬場傾向を見て考えたいですね。特に阪神牝馬ステークスがあるし。阪神牝馬ステークスのメンツで外差しが決まるとなれば、桜花賞もその可能性が高いと思います。土曜日のレースに注目。
それではその枠順になって間違いなくプラスであろう1頭を紹介します。
注目馬はこちら⇒アンコールプリュ
この馬が好走するのであればこの枠しかありませんでした。正に理想の枠。