京成杯AHのデータ 其の4
はい…どうも😁
京成杯AHのデータ其の4
京成杯オータムハンデ
【中山芝1600mコースデータ】
内枠有利は過去の産物
本日は、京成杯オータムハンデの舞台である中山芝1600mのコースデータを見ていきましょう。
「中山芝1600m=内枠有利」は過去の産物
始めに中山芝1600mの枠順別成績です。
中山芝1600mといえば、昔は内枠有利と言われていましたが、上の成績を見ても「中山芝1600m=内枠有利」は過去の産物と言っていいでしょう。1枠は勝率、連対率ともに枠順別成績で最も悪い数字。単・複回収率ともに伸び悩んでおり、1枠はむしろ不利といっていいほどです。決して外枠が有利というわけではないのですが、内枠に入ったからといって評価を上げることだけはやめたほうが良さそうです。
京成杯オータムハンデの枠順別成績を見ても同じようなことが言えます。
1枠は全体的にいまひとつ。外枠が有利というわけではありませんが、1枠はむしろ割り引いて考えたほうがいいでしょう。
中山芝1600mを得意としている騎手は?
次に中山芝1600mを得意としている騎手を見ていきましょう。
1位は戸崎圭太騎手。複勝率は47.4%をマークし、単・複回収率ともにまずまず優秀な成績。特に同騎手は外枠時の成績が良く、7、8枠に入った時は【10.7.1.10】(勝率35.7%、連対率60.7%、複勝率64.3%、単回収率213%、複回収率151%)と抜群の成績を残しています。2年前のターコイズステーでは16頭立ての16番ゲートに入った11番人気シングウィズジョイで勝利を収めるなど、人気に関係なく好走しています。
2位はルメール騎手ですが、騎乗馬の質で複勝率が保たれている感じで特に得意なコースとはいえないか。
それよりも馬券的にオススメなのは、田辺裕信騎手と大野拓弥騎手。田辺裕信騎手は15年京成杯オータムハンデの勝ち馬フラアンジェリコの鞍上。フラアンジェリコがまさにそうですが、同コースで差し、追い込みを鮮やかに決めるシーンが目立っています。
大野拓弥騎手は重賞でこそ活躍していないものの、平場で好成績を残しているため、単・複回収率ともに100%越え。戸崎騎手、田辺騎手について大野騎手も同コースで積極的に買って良さそうです。
中山芝1600mを得意としている種牡馬は?
最後に中山芝1600mの種牡馬別成績を見ていきましょう。
1位は意外にもハービンジャー。あまり中山芝1600mのイメージがありませんが、2位のディープインパクトを複勝率で10%近く引き離しており、得意コースの1つなのは間違いなさそう。特に単勝29.9倍以下の馬に限ると【6.8.6.21】(勝率14.6%、連対率34.1%、複勝率48.8%、単回収率52%、複回収率112%)とほぼ2回に1回は3着以内に好走しており、複回収率は100%を超えています。
2位以下はディープインパクト、キングカメハメハと続きますが、注目はアドマイヤムーン。同産駒はベタ買いでも優秀ですが、単勝99.9倍以下の馬に限ると【7.8.2.37】(勝率13.0%、連対率27.8%、複勝率31.5%、単回収率114%、複回収率110%)と単・複回収率ともに100%越え。極端な大穴さえ除けば、ベタ買いでもいいくらいです。