新潟記念のデータ 其の3
はい…もうすぐ8月が終わっちゃいますね…😅
新潟記念のデータ其の3
新潟記念の予想オッズと出走予定馬考察
新潟開催最終週の重賞レースとなる新潟記念。例年波乱決着ばかりのレースですが2017年も混戦メンバー。夏競馬の終わりに一発狙うべきレースでしょう。ではどの馬が好走してきそうなのか?また、どの馬が高配当を演出する穴馬になりそうなのか?しっかり考察して予想していきましょう!
まずは新潟記念2017の予想オッズから。
1 アストラエンブレム 2.8
2 トーセンバジル 5.5
3 マイネルフロスト 6.5
4 ルミナスウォリアー 7.0
5 ロイカバード 9.5
6 タツゴウゲキ 13.3
7 ソールインパクト 13.8
8 ウインガナドル 14.1
人気先行型のアストラエンブレムが少し抜けた人気になる予想。確かに新潟コースは合うと思いますし夏場にも強い馬ではありますが、未だ重賞勝ちもない馬が抜けた人気になるなら…ここから入っても妙味は何一つないでしょう。笑
ハンデ戦ということで人気が読みづらいですが、ルミナスウォリアーが2番人気になると思います。
では一頭ずつ考察していく前に過去の傾向を大事なところだけ触れていこうと思います。
まず、ハンデ戦なだけに伏兵でもバンバン馬券になるレースということは頭に入れておいた方がいいでしょう。
※これから出すデータは過去10年のもの
6人気~9人気【 2 . 5 . 4 . 30 】
10人気以下 【 2 . 2 . 3 . 70 】
6番人気以下の伏兵がこれだけ馬券になってます。実績上位の馬が当然人気にはなりますが、格下からの挑戦でも軽ハンデを活かして激走するパターンは多いです。前走のクラス別条件を見ても一目瞭然です。
G1・G2組【 0 . 0 . 0 . 8 】連対率0%
G3組 【 9 . 7 . 9 . 93 】連対率13%
OP特別組【 0 . 0 . 1 . 13 】連対率0%
1600万組【 1 . 3 . 0 . 16 】連対率20%
格上組が全く走っていない状況…逆に1600万からの格下馬が確立にすると一番走ってます。これが新潟記念が荒れる要因でしょう!
あとは脚質データ。
逃げ【 0 . 2 . 1 . 7 】 連対率20%
先行【 4 . 4 . 2 . 25 】連対率23%
差し【 5 . 2 . 5 . 62 】連対率10%
追込【 1 . 2 . 2 . 44 】連対率6%
基本的には先行馬有利ですが、馬場状態によっては当然差しもバンバン決まります。特に去年とかは外枠の差し馬が天国状態でした。笑
今年も去年の馬場に近いものがあるので、先行馬有利とは思わない方がいいでしょう。
まず間違いなく今年は外枠有利です。では一頭ずつ考察して予想していきましょう。
新潟記念2017出走予定馬考察
アストラエンブレム(デムーロ:56.5)
新潟実績【 2 . 0 . 0 . 0 】
二千実績【 0 . 0 . 0 . 0 】
夏場実績【 2 . 1 . 0 . 0 】
デムーロということもあって1番人気は確実。しかも毎回人気先行型なので抜けた人気になりそう。ただ、未だ重賞勝ちは一度もない馬。56.5は若干見込まれた印象です。舞台設定に関しては文句ないと思います。新潟コースも得意ですし、今の馬場はこの馬に味方しそう。夏場も得意としている馬ですし一週前に抜群の時計をマーク。状態は良いと思うので、後は枠順次第。ただ、単純な能力を考えてもこのオッズはやりすぎ。
トーセンバジル(岩田:56)
新潟実績【 1 . 0 . 0 . 0 】
二千実績【 1 . 1 . 0 . 1 】
夏場実績【 3 . 0 . 0 . 0 】
単純な馬の能力を考えれば、この馬は最上位でしょう。去年の夏から秋にかけて条件戦を3連勝。
阪神大賞典でも強敵相手に3着に好走していますし、天皇賞春でも8着ならここでは威張れる。ただ、気になるのはやっぱり休み明けのローテーション。夏場に強い馬なので判断に迷います。出来れば賞金加算しておきたいところなので、藤原厩舎がどれだけ作ってくるのか追い切りには注目。
有力馬の中では期待している一頭ですね。
マイネルフロスト(柴田大:57)
新潟実績【 0 . 1 . 0 . 1 】
二千実績【 1 . 3 . 2 . 10 】
夏場実績【 2 . 1 . 0 . 3 】
ここに来て完全に復調したマイネルフロスト。特に前走はハイペースを早めに動いて2着に残す強い内容。今回も人気の一角になることは間違い無し。ただ、今の新潟はあまりこの馬には合わなそう。今年に入って休み明けの新潟大賞典で結果を出しましたが、今の新潟とは求められるものも全く違います。勝つイメージはあまりわかないですがキレ負けしても2.3着なら。
ルミナスウォリアー(未定:57)
新潟実績【 2 . 0 . 0 . 1 】
二千実績【 5 . 3 . 0 . 6 】
夏場実績【 1 . 0 . 0 . 1 】
休み明けからガンガン走る馬で、前走もしっかり馬を作ってきての重賞勝利。元々重賞でも差のない競馬はしていた馬ですが、前走に関してはやっぱり55キロで出走できたのも大きかった。今回は当然重賞を勝ったこともあり2キロ増での出走。
間違いなく人気になるとは思うので、今回に関してはあまり重視はできない。乗り慣れた柴山が乗れないのも痛い。
新潟実績【 0 . 1 . 0 . 1 】
二千実績【 1 . 2 . 0 . 0 】
夏場実績【 0 . 1 . 0 . 0 】
休み明けの前走を一発叩いてのここ。一週前に坂路で自己ベストをマークし、状態は確実にあげてきている感じ。ですがこの馬を買うくらいなら他に買いたい馬がいます。正直単純に能力が足りないです。究極の外差し馬場になって外枠でも引けば、多少チャンスはあると思いますが現時点では軽視。
タツゴウゲキ(秋山:55)
新潟実績【 0 . 1 . 0 . 1 】
二千実績【 4 . 1 . 0 . 4 】
夏場実績【 1 . 0 . 0 . 1 】
この馬は普通に消す予定です。前走、重賞を勝ったとはいえ相当低レベルなメンツでしたし、しかもハンデ52キロで恵まれての勝利。今回相手も強くなる上に斤量3キロ増。普通に考えたらここは軽視が妥当でしょう。ある程度人気になって飛んで欲しいです。
新潟記念2017出走予定馬考察まとめ
上位人気は舞台適性の高い馬も多いですが、やはり夏のハンデ戦ということもあり…斤量なり、ローテーションなりで不安の残る馬も多い。また、前走で重賞を勝って人気してくる馬は、斤量が重くなるパターンも多いのでここでは信頼に欠けます。実際このレースは前走掲示板外からの激走が多いレース。ハンデ戦なので当然のデータではあるのですが、やっぱり勝って斤量増で来る馬は狙いづらいです。
じゃぁどれが穴だよっっっ!
こいつは相当面白い穴馬になると思います。
↓ この穴馬 ↓
実績上位も人気ガタ落ちのここは妙味たっぷり。2走前の新潟大賞典ではトップハンデの57.5キロを背負いながら、前残りの展開を上がり最速で4着まで詰めた。今回は久々に57キロで出走できるし馬場も味方しそう。予想オッズ13番人気!?舐められすぎ。笑