レパードステークスのデータ 其の5
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レパードステークスのデータ 其の5
本日は、レパードステークスの舞台である新潟ダート1800mのコースデータをご紹介いたします。
枠順による有利・不利はないコース
始めに新潟ダート1800mの枠順別成績です。
ご覧の通り、内、中、外の差はなく、枠順による有利・不利はないコースといえます。ただ勝率、連対率、複勝率は5枠がアタマひとつ抜けており、論理的に5枠が強いことを説明するのは難しいですが、5枠に入った馬には少し注意したほうがよさそうです。
ただレパードステークスでは内枠がやや苦戦しています。
1、2枠は【0.0.2.19】(勝率0.0%、連対率0.0%、複勝率9.5%、単回収率0%、複回収率22%)と苦戦傾向。
8枠も【0.1.0.15】(勝率0.0%、連対率6.3%、複勝率6.3%、単回収率0%、複回収率10%)といまひとつなので、できれば3~7枠の間に入りたいところです。
新潟ダート1800mが得意な騎手は?
次に新潟ダート1800mを得意としている騎手を見ていきましょう。
1位はダントツで戸崎圭太騎手。複勝率はなんと65.7%に達しており、2位の勝浦正樹騎手を大きく引き離しています。特に単勝14.9倍以下の馬に限ると【8.4.11.6】(勝率27.6%、連対率41.4%、複勝率79.3%、単回収率94%、複回収率127%)と抜群の安定感。同コースで戸崎騎手が上位人気に推された馬に騎乗していた時は安易に嫌わないほうがよさそうです。
2位は勝浦正樹騎手。複勝率37.2%が優秀なのはもちろん、勝率(18.6%)、連対率(30.2%)でも優秀な数字を残しています。回収率も単回収率233%、複回収率94%と優秀なので、同コースを得意としている騎手の一人なのは間違いないでしょう。
新潟ダート1800mが得意な種牡馬は?
最後に新潟ダート1800mの種牡馬別成績を見ていきましょう。
1位はフレンチデピュティ。複勝率は45.2%とダントツで、単・複回収率ともに100%越え。特に単勝49.9倍以下の馬に限ると【6.3.5.11】(勝率24.0%、連対率36.0%、複勝率56.0%、単回収率270%、複回収率128%)と抜群の成績。産駒数はそれほど多くないのですが、全体的にコンスタントに活躍しています。
2位はシニスターミニスター。複勝率は33.3%で、単・複回収率は100%越え。同産駒は一定のペースをダラッと走るのが得意なので、淀みのないペースで流れることが多い新潟ダート1800mを得意としているのかもしれません。
ゼンノロブロイも好成績。複勝率は32.9%で、単・複回収率はやはり100%越え。出走回数がフレンチデピュティ(31回)やシニスターミニスター(24回)より圧倒的に多い79回もありながらこれだけの数字を残しているのであれば、数字の信頼度も高い。
その他ではキングカメハメハも好調。こちらも出走回数が97回を誇りながら単・複回収率は100%越え。今年も出走馬の中にキングカメハメハ産駒がいたら要注意です。