有馬記念2018のデータ其の4
はい、どうも…どうもです😆😁
さて今回は、中山競馬場2500mで行われる年末のグランプリレース‼️G1「 有馬記念 」のデータ其の4 を見ていきたいと思います。
有馬記念2018のデータ其の4 Y
有馬記念2018の予想のポイント
紛れが起こる暮れの大一番
古馬秋三冠はご存知の通り、天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念。天皇賞(秋)とジャパンカップが紛れの少ない舞台でのガチンコ勝負になりやすいのに対し、有馬記念は…
・舞台がトリッキーな中山芝2500m
・※秋古馬三冠のローテーションの過酷さ
・3歳馬と牝馬の参戦
※近年は距離カテゴリーでの住み分け、ノーザンの使い分けなどにより、毎日王冠or京都大賞典→天皇賞(秋)→ジャパンカップ→有馬記念というローテーションを歩む馬は少ないので、この点に関してはそこまで意識しなくていいでしょう。
などの要因が絡まり合い、純粋な能力だけで決まることはほぼありません。
カギを握るのは純粋な能力よりも…
・中山芝2500mへの対応力(立ち回り力や小脚が使えるかなど)
・枠順
・消耗度が少ないこと
の3点です。
「ピークを過ぎた」「能力が衰えた」と言われていたオグリキャップとジェンティルドンナが有終の美を飾れたのも、スローペースの中、自身のレースセンスを最大限に生かせたからでした。
昨年の有馬記念ではエリザベス女王杯7着のクイーンズリングがシュヴァルグラン、スワーヴリチャードに先着して2着に好走。東京芝2400mでは起こらないことが起こる。そういうレースだとまず肝に銘じるべきでしょう。
明暗を分ける公開枠順抽選会
有馬記念ウィークで風物詩になりつつあるのが、公開枠順抽選会。
昨年はヤマカツエースが1枠1番を引いて池添騎手が叫び、スワーヴリチャードが14番ゲートを引いてM・デムーロ騎手の顔が引きつり、キタサンブラックが1枠2番を引いて武豊騎手が「一番欲しい枠順だった」と公言するなど、ほぼすべての陣営にとって内枠>外枠だと認知されているのが明らかになる場でもあります。
数字が馬を走らせるわけではないので、枠順だけですべてが決まるわけではありませんが、スタート地点が3コーナー手前にある中山芝2500mの多頭数では内目の枠を引いた方がレース運びがしやすいのは事実。過去の有馬記念を見ても内目の枠を引いた馬の好走が目立っています。
◆過去4年の有馬記念の結果(14~17年)
※過去4年で区切ったのは中山の路盤改修が行われたのが14年だから。
過去4年のうち3年で1、2枠に入った馬が3着以内に好走。
「内目の枠からロスなく立ち回ること」が有馬記念での好走確率をグッと上げるのは明らかでしょう。外枠から中団~後方で控え外々を回って追い上げるような競馬では差し届かずに終わる可能性大。あのディープインパクトが唯一、負けたのもこの有馬記念でした(好位でロスなく立ち回ったハーツクライを差し切れず2着に敗退)。
有馬記念2018の予想オッズ
予想オッズも書いていきます。
人気 馬名 単勝オッズ
1 レイデオロ 2.8
2 キセキ 3.9
3 ブラストワンピース 5.7
4 シュヴァルグラン 7.5
5 サトノダイヤモンド 8.2
6 オジュウチョウサン 10.1
7 ミッキーロケット 13.2
8 モズカッチャン 14.0
9 ミッキースワロー 16.2
10 マカヒキ 19.5
1番人気はレイデオロ。古馬になって国内で走ったレースが少ないため、古馬大将格のイメージがあまりないものの、今秋はオールカマー1着→天皇賞(秋)1着と連勝。アーモンドアイとスワーヴリチャードが不在なのであれば、やはり本馬が主役を背負うことになるでしょう。単勝オッズは枠順にも左右されますが、2倍台後半と予想します。
2番人気はキセキ。今秋は毎日王冠3着→天皇賞(秋)3着→ジャパンカップ2着と1戦ごとにパフォーマンスを上げ、完全復活した馬。前走ジャパンカップでは淀みのないラップを刻み、アーモンドアイの世界レコードをお膳立て。3着スワーヴリチャード以下には決定的な差をつけており、有馬記念では有力馬の1頭として扱われるでしょう。単勝は3倍台後半と見ます。
3番人気はなんだかんだ人気がある、ブラストワンピース。クラシックは日本ダービー2番人気5着、菊花賞1番人気5着と期待を背負いながら馬券圏外に敗退。ただ、どちらも言い訳の利く敗戦なので、今度こそと期待するファンは多いでしょう。単勝は5倍台後半と予想します。
以下、シュヴァルグラン、サトノダイヤモンド、オジュウチョウサン、ミッキーロケット、モズカッチャン、ミッキースワロー、マカヒキと続きそうです。オジュウチョウサンは単勝だけやたら売れるでしょう(ただ戦績がいいのでほかの券種もそれなりに売れるはず)。
有馬記念2018のイチオシ馬は…
有馬記念は前述の通り、公開枠順抽選会が非常に重要なカギを握っていますが、現時点で本命候補の1頭として考えているのが…
ミッキースワロー
です。
札幌記念以来の実戦だった、前走ジャパンカップは後方2番手から外々を回って勝ち馬アーモンドアイをしのぐ上り最速をマーク。5着止まりだったとはいえ、改めて能力の高さを示した一戦でした。これまで中山では【2.1.0.1】(馬券圏外に敗れたのは菊沢騎手が下手に乗った新馬戦のみ)と相性の良さを見せ、重賞でも17年セントライト記念1着、18年アメリカジョッキークラブカップ2着と好走。叩き2戦目の上積み、中山へのコース替わりでパフォーマンスを上げられれば、枠順や立ち回りひとつで勝ち負けできるはずです。
鞍上は日本人の横山典弘騎手ですが、良くも悪くも型にハマらない日本人離れした騎手(最近乗れていますね)。ミスパンテール@ターコイズステークス、アンジュデジール@JBCレディスクラシックどを見ても、インベタからの抜け出しにおいては天才的なエスコートを見せることがしばしばあり、馬に出遅れ癖があるのはネックですが、鞍上の性格的に内枠を引けば、ある程度の位置を取りにいくはず。ハマるかハマらないかだとは思いますが、枠順とゲート次第で大仕事をやってのけるかもしれません。
こんな感じです…😅💦
っていうことで、今回はこの辺で…✋😁
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