天皇賞・秋2018のデータ 其の9
天皇賞・秋2018のデータ其の9 S
【天皇賞秋2018】
そんなに荒れない?今年も社台の運動会
今週は天皇賞秋が行われます。1980年代~1990年代にかけては1番人気が12連敗して、天皇賞秋は荒れるレースなんて言われていた時代もあるのですが、近年は人気馬が割と順当に走って来る傾向。
そして、以前も書いた事があるんですが、天皇賞秋 → ジャパンカップ → 有馬記念といった賞金の高いレースでは社台グループの活躍が凄いんです。
今回はその辺を中心に書いてみようと思います。
社台グループの馬券占有率が凄いです
上記画像馬は天皇賞秋過去10年の生産者別の上位の成績になります。
馬券になった30頭の内、24頭はノーザンF、社台F、社台コーポレーション白老F、追分Fの生産馬。
さらに一昨年の勝ち馬モーリスは吉田和美さんがオーナーでしたから、これも社台グループの馬といっていいでしょう。
好走馬の8割以上が社台グループの馬ですからすさまじいです。
ちなみに、非社台系の生産馬で好走できた馬を見ていくと…
ウオッカ(2008年1着、2009年3着) ダービー馬
ディープスカイ(2008年3着) ダービー馬
アーネストリー(2010年3着) 同年重賞2勝、宝塚記念3着
キタサンブラック(2017年1着) 同年大阪杯、天皇賞春とG1を2勝
こんな感じでよほどの馬ではないと、なかなか好走できていません。
キタサンブラックにしても昨秋をもって引退して社台スタリオンステーションにけい養された馬ですから、これも社台グループと縁のあった馬。
ダービー馬以外で社台グループと縁がなくて好走できてたのはアーネストリーだけですから、ここまで来るとグループ外の馬を買う事に抵抗すら感じてしまいます。
枠順を見ても社台グループ優勢
そして天皇賞秋2018の枠順を見ても、またまたJRAの忖度があったんじゃないの?と思わされるような並びに。
2枠02番ブラックムーン タバタファーム
4枠06番スワーヴリチャード ノーザンファーム
6枠09番ダンビュライト ノーザンファーム
6枠10番サングレーザー 追分ファーム
7枠11番キセキ 下河辺牧場
7枠12番ミッキーロケット ノーザンファーム
8枠13番サクラアンプルール 谷岡スタット
8枠14番アクションスター 社台コーポレーション白老ファーム
社台グループ以外で内~中枠がもらえたのはブラックムーンだけ。
内を立ち回れば1発ありそうなサクラアンプルールは8枠に置かれてしまいましたし、こうやってみると今年も社台の運動会なのかな?と思えます。
人気2頭が崩れるとは思えない理由
そして社台グループの中でも今回おそらく1.2番人気になるであろう2頭、レイデオロとスワーヴリチャードですが、ここもあまり崩れるとは思えないんですよね。
上記画像馬は天皇賞秋過去10年において…
- 単勝5倍未満
- レースで上がり8位内をマーク
以上の条件を満たした馬の成績で、全部で16頭が走って【5.4.6.1】複勝率93.8%。
唯一着外となった2011年ブエナビスタは直線で馬群を捌くのに手間取ってしまったんですが、それでも4着とほぼほぼ馬券になっているデータです。
上りに関しては実際レースに行ってみないとわからないところはありますが…
レイデオロのこれまでの国内戦での上り順は1.1.1.2.8.2.1.5.1位。
スワーヴリチャードの上り順は1.2.1.1.5.3.1.2.2.5.5位。
2頭共上がり9位以下というのはまだ1度もないんです。
こうやって考えると、なにか不利でもない限りは揃って好走してしまいそうに思えます。
2頭を軸にディープインパクト産駒にでも流せば当たりそうな気がするんですがどうでしょうね?
こんな感じです…😅💦
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っていうことで、今回はこの辺で…✋😁