小倉記念2018のデータ 其の7
小倉記念2018のデータ其の7 K
小倉記念2018の予想
前日段階のオッズを見た限りでは、上位3頭が抜けた人気になっています。やや抜けてトリオンフの1番人気が濃厚です。続く人気はサトノクロニクルとサンマルティン。馬場傾向的に脚質が向きそうなのは一体どの馬か?
それでは見て行きたいと思います。
まずは土曜日の小倉競馬場の馬場傾向の確認。
芝のレースは1レースからスタート。このレースは小倉の短距離戦。いかにも、という感じでテイエムの馬がワンツースリー。これこそ夏の小倉開催。勝ち馬のテイエムノサッタの差し切り勝ち。
2レースは芝1800m。ここは勝ち馬が逃げる形になったが、力通りの勝利。あまり馬場の影響は感じられずという1戦。4レースは道中で捲って行った浜中のセンティフォリアが勝った1戦。逃げ切りというよりは、早めに動いて行った浜中のファインプレー。
7レースは1200mで前々での決着。
8レースは1800mでしたが、この辺りから馬場の傾向が見えて来た感じ。逃げ馬は4角で既に勝ち馬のエイシンデジタルに捕まる。2,3着に入ったのは追い込んで来た馬たち。先行からやや差し馬が優勢か?と思わされた1戦でした。
人気所での決着でしたがセンテリュオがあの位置から届くとなれば、差し、追い込み馬を特別割り引く必要は無さそう。
土曜日の中距離戦はこのレースで終了。
ここまでのレース結果を踏まえて馬場の傾向とすれば、ほぼフラットと考えて追い込み馬でも届く馬場と考えてOKだと思います。
土曜日の馬場傾向を踏まえて小倉記念の出走馬を考えてみます。
まず、このメンバーだと逃げるのはマウントゴールドか?
ただ、トリオンフの鞍上が豊さんという事を考えれば、仮にマウントゴールドが逃げなければ、自分がペースを握る競馬になるかもしれない。トリオンフは小倉という舞台も合うし、夏場にも強い馬。それを表すように追い切りでも好時計を出している。
ただ、前日段階のオッズでは単勝2.1倍とかなんです…
う~ん…
馬場の傾向的には差し、追い込み馬も台頭しているので、逆転される可能性は十分あると思うのですが…頭は差し馬の可能性が高いと考えているので、トリオンフ頭の馬券は考えていません。
57キロというハンデも気になるし。
前日段階で2番人気に支持されているサンマルティン。昨年同様、ノーザンFしがらき経由での小倉入り。このパターンには好感が持てます。問題はやっぱり折り合い面だと思うので、大外枠に入って壁が作れないと、福島記念のような競馬になる可能性も。前走は内枠で我慢が効いた感じもするし。1番の問題はそこだと思う。池添が上手く内に入れられれば上位台頭の可能性は十分。この枠がちょっと嫌です…
サトノクロニクルは鞍上がミルコという事で人気に拍車を掛けている。G3程度であれば充分通用する馬ですが、なんせ天皇賞・春以来の1戦。それでいてこの酷暑の上、小倉に良績がある馬でもない。仕上げに関しても余力を残しているような感じ。今回はそこまで信頼できそうな感じがしない。こういう馬が平気で飛んだりするのが夏の小倉開催です。
ストロングタイタンは、宝塚記念であのメンバー相手に正攻法の競馬。あの結果も仕方なしという所。鳴尾記念のような競馬が出来れば、トリオンフを逆転する事は可能。暑さにも強い馬で舞台適正もある。追い切りの動きも良いし、トリオンフを逆転する筆頭馬では?脚を溜められそうな枠も良いです。
という事で有力馬を中心に、最終見解について書いてみました。
改めて出走馬を見渡してみると、どうやら人気所での決着は無さそう。このメンバーならトリオンフが有力だとは思いますが、今の小倉は差しも結構決まっているので、差し馬に注目しておきたい所。
そこで土曜日の馬場傾向と前日のオッズを見て、
この人気なら狙ってみたい差し馬を紹介します。
注目馬はこちら⇒マイネルサージュ
斤量に関しては及第点。後は初小倉がどうかなだけ。馬場傾向的には狙って面白い穴馬だと思います。