京成杯AH2018のデータ 其の1
京成杯AH2018のデータ其の1 K
京成杯オータムハンデ2018の予想
夏のローカル開催も終了し中山、阪神へと舞台が変わります。今年の夏競馬はやや盛り上がりに欠ける印象でしたが…ここからは秋のG1に向けてステップレースもあり、競馬が盛り上がるシーズンへ突入して行きます。
楽しみなレースが増えて行きますが、まずはこのレースから分析したいと思います。
それでは有力馬を中心に見て行きましょう。
グレーターロンドン
蹄の不安で回避との事。素質馬として期待されながらもずっと爪の影響で順調に使えなかった馬。
前走でようやく重賞制覇したかと思ったら、またこれ。
なんだか残念な馬ですよねて本当に順調に使えない馬だな~と。
中京記念ではグレーターロンドンの決め手に屈したが、力がある所は示した1戦だったと思う。
今回はグレーターロンドンが回避の為、1番人気濃厚。
先行出来る脚質は強みだし、前走から大幅に相手が強くなるワケでもない。開幕週の中山だし、先行有利と思われ人気に拍車をかけると思う。
ただし、このレースは昨年もそうですが比較的追い込みが決まりやすい。内目の枠を引けばこの馬らしい競馬は出来そうだが、最後は追い込んで来た何かにやられそうな気がする。
ワントゥワン
この馬に関してはいつも書いている通りですが、
昔から重賞の一つか二つは獲れると思っていた馬。ようやく関屋記念で重賞2着という結果を出せた。夏競馬はこれで3戦目になるし、状態はそろそろピークなハズ。
今回は斤量がカギになると思うが、脚質的にはこのレースにピッタリ合う。既に5歳なので、そろそろ重賞の一つくらい勝って欲しい所。
枠と斤量次第では十分上位台頭できるだろう。後は中山という特殊なコースに対応できるかです。
ヒーズインラブ
ダービー卿CTを勝って挑んだ安田記念では13着に惨敗。休みを挟んでこのレースから復帰という1戦。まあ、58キロを背負って安田記念という舞台じゃあ厳しいです。
しかし、今回は得意の中山マイル戦。そもそも坂がある右回りコースは得意な馬です。ダービー卿CTを勝っているので、ハンデは楽じゃないでしょう。舞台適正はバッチリなので、後は調教を見て状態を確認したい。
関屋記念では11番人気ながら4着で力を示した1戦だった。しかも、57キロを背負ってと考えれば、今回は人気の一角を担うだろう。今回が今年の夏で2戦目になるし、デキ落ちなどはまず無さそうです。斤量は背負わされそうですが、実績面を考えれば仕方なしか。
京成杯AHは2015年に3着という結果を残してる。
中山マイルもさほど気になるタイプではないが、
この馬もロジクライ同様、位置を取って先行したいタイプ。
関屋記念でワントゥワンにキッチリ差されましたが、舞台替わって逆転の目があるのか?年齢的にも大きな上積みは無いだろうし、脚質的にも…
ショウナンアンセム
連勝で挑んだ関屋記念では4番人気に支持されながら10着に凡走。この馬にとってはペースも時計も厳しい1戦だったと思う。おかげで今回は人気落ちしそうですが、中山巧者の1頭。
前走の影響もあるので斤量が課される事もない。
中山という舞台なら巻き返せる可能性は十分あると思うし、週末の馬場が渋ればさらに良い。狙うのであれば前走ではなく、今回の方が良いだろう。
という事で一週前の時点ですが有力馬を中心に書いてみました。
グレーターロンドンが出ていればダントツの1番人気だったかもしれませんが、回避した為に押し出された1番人気がロジクライになりそう。
しかし、上でも書いた通りですが開幕週の中山とはいえ、比較的、差し・追い込み馬の台頭が目立つレースなので、そこはしっかり抑えておきたい。後は中山巧者が出て来るので、その馬たちにも注目です。
ヒーズインラブやショウナンアンセム辺りは、この舞台で巻き返せる可能性十分。状態面を確認して後は中山マイルなので枠次第となりそうです。
それでは一週前段階での注目馬を紹介します。
注目馬はこちら⇒ストーミーシー