京成杯AH2018のデータ 其の8
京成杯AH2018のデータ其の8 K
京成杯オータムハンデ2018の予想
土曜日の中山競馬場は良馬場で行われましたが、紫苑ステークス含め思っていたよりも前残りのレースが多かった。もっと差し、追い込み決着が多いと思っていただけに意外な結果。京成杯AHは追い込み決着が多い1戦ですが、今の中山の馬場傾向ならば今年は違う決着になるかもしれない。
そこも含め土曜日のレースを振り返ります。
まずは京成杯AHの前日オッズの確認から。
ロジクライ 3.0
ミッキーグローリー 3.9
ワントゥワン 6.8
ロードクエスト 9.2
ヒーズインラブ 10.0
ヤングマンパワー 13.5
上位人気はこのような感じに。土曜の馬場を見るまでは重視したかった馬もいるが、ちょっと厳しいかな、と思える感じになったかも。逆にこの人気なら狙ってみたい馬が出て来ました。
そこで土曜日のレースを振り返ってみます。
2レースの未勝利戦。
いきなり中山マイルの1戦だったが、勝ち馬のミトロジーが上がり最速の1着。3着には2番人気のギフトオブアートが同じく上り最速で入線。まあ、この2頭で決着するならいつも通りという感じでしたが、
2着に入ったのが5番人気で逃げたスペキュラース↓
マイペースで逃げて2着に残すという結果。
これがたまたまなのか、馬場の影響なのか…
京成杯AHで前に行く馬は思い切り軽視しようと思っていたので、この後のレースが重要になって来た。
まあ、開幕週初の芝レースなのでこんな事もあるかとその後も様子見。
新馬戦はさておき未勝利戦もマイル。
ここも早めに抜け出したグラマラスライフが2着。
内から抜け出したラティカに差されはしたが2着には残した。アスター賞はグレイシア1頭が強かったレースだと思うので参考外。
紫苑ステークスではランドネが逃げ粘り3着。例年の紫苑ステークスだと飲み込まれるパターンが多いが、粘って3着に残した。
そこで最終の12レースです。
絶好枠を活かした7番人気のカリンバが逃げ切り勝ち。抜群の手応えを残して4直線に入り追い込み馬を完封。
このレースを見て、例年の京成杯AHと傾向が違うかも…?と。
前にブログで書きましたが追い込みが決まりやすいのが京成杯AH。それは紫苑ステークスもそう。
思ったよりも追い込みが決まらず、前が残るという馬場だった。
関西と違い関東は雨も降らないし、馬場傾向はそこまで変わらないと思う。となると前残りの展開も考えなきゃならん、という事です。
まず今年のメンバーで考えれば展開は↓の感じになるだろうと思います。
逃げ ウインガニオン ミュゼエイリアン
ミッキーグローリー ヤングマンパワー
中団 他
後方 トーセンデューク ストーミーシー ワントゥワン 他
そこで土曜日の傾向を考えれば、苦しいのは追い込み馬。人気所ではワントゥワン。
この馬ねぇ…
週初めには重視しようと思っていたが、紫苑ステークスを見て考え直しました。中山に良績がある訳でもなく、出来れば前に壁を作って末脚を活かしたい。それが外枠で馬場があの感じ。紫苑ステークスのサラスの二の舞になるのでは?と。
なので、今の馬場傾向であれば重視しづらい。
逆に絶好枠を引いたロジクライは斤量が重くても軽視できない。この手のタイプは今の中山の馬場は合うだろう。グレーターロンドンと3分の4馬身差であれば、このメンバー相手に先行し押し切る力はある。坂も問題ないし、この枠なら好走可能とみた。逃げ馬が2頭いるがウインガニオンは外枠から行くしかないし、右回りでどうか?という点があるし、ミュゼエイリアンは今の力で通用するか疑問。となると恩恵がありそうなのは先行馬なんです。
昨年は後ろの馬に張って獲ったレースですが、今年は逆で行こうと今の所考えてます。
どうやら昨年ほど追い込みが決まるとは思えないので…
そこで前日のオッズから馬場傾向を考え穴候補だと思う馬を紹介します。
注目馬はこちら⇒グレイトチャーター
舞台適正は合う。力もある。ただ、追い込みが決まる馬場ならばどうかな?と思っていましたが、
土曜日の馬場傾向を見た限りではチャンスが出て来た。そもそも夏に強い馬で先行力があります。復活は前走ではなく、コッチだったかという可能性あり。