新潟記念2018のデータ 其の7
新潟記念2018のデータ其の7 S
【新潟記念2018】
歴代ダービー2番人気馬のその後は?
今週は久しぶりに3重賞が行われますが、サマー2000シリーズの最終戦新潟記念に日本ダービーで2番人気に支持されたブラストワンピースが登場。
そこで、今回は過去のダービー2番人気馬のその後について調べてみました。
さて、サマー2000シリーズですが、シリーズチャンピオンになるには最低でも合計13ポイントが必要になります。
現在2位で新潟記念に出走するメドウラークはここで5着以上だとサマー2000シリーズ優勝となるのですが、高速決着の多い新潟だとどうでしょう?掲示板でもなかなか大変そうな気がします。
そう考えると札幌記念を勝ったサングレーザー号(12ポイント)なので、ここは出走するだけでも1ポイントもらえて優勝できる可能性があったのですが、出てきませんでした。
秋のG1に賭けてるのか?札幌記念の反動が出たのか?のどちらかなんでしょうけど…出てくればタダもらいに近い1戦だったでしょうから、ちょっと勿体無くも思えます。
このままでは今年のサマー2000シリーズはチャンピオンなしになるかも…?
ブラストワンピースが登場!
さて、今年の新潟記念は日本ダービーで2番人気に支持されたブラストワンピースが登場。デビューから新馬戦、ゆりかもめ賞、毎日杯と3連勝して前走日本ダービーは間隔を開けての出走でしたが、馬体は532kgまで成長し、パドックでは若干の発汗が見られましたが我慢は効いてたしツルっ首でなかなかの気合い乗りを見せ、レースでは僅差の5着でした。
新潟記念には過去にこのようなローテの馬は出てきた事がありませんから、非常に注目が集まりそうです。
ダービー2番人気馬のその後は?
上記画像は日本ダービー過去20年の2番人気馬の次走成績になります。
2005年のインティライミは翌年まで休んだので2006年日経新春杯に、2009年ロジユニヴァースも翌年2010年の日経賞に出走、その為この表では2006年と2010年は2頭ずつとなっています。
画像にないところでは2004年のコスモバルクは次走は地方のレースに戻って優勝 → 秋はセントライト記念に出走して優勝という成績でした。
ひとまず地方へ回ったコスモバルクを除くと過去20年のダービー2番人気馬の次走成績は…【5.3.6.5】複勝率73.7%と好成績です。
また次走で凡走した5頭をみると…
2006年フサイチジャンクはゼントライト記念6着→菊花賞15着→その後は準OPで3着が1回あっただけ。
2008年マイネルチャールズは次走札幌記念では6着に敗れましたが、その次のセントライト記念では2着。(ただ馬券になったのはここが最後)
2009年ロジユニヴァースは翌年の日経賞6着→宝塚記念13着→札幌記念2着でやはり馬券になったのはここが最後。
2010年ペルーサは毎日王冠5着→天皇賞秋2着でその後も何度か2.3着がありました。
2013年ロゴタイプは札幌記念5着後翌年の中山記念に回って3着、その後は安田記念優勝など息の長い活躍をしました。
そして2004年のコスモバルクも秋にはセントライト記念で好走してる事を考えると、
ほとんどのダービー2番人気馬は、その後2走以内にまた重賞で好走する。
こんな傾向があるようです。
そう考えるとブラストワンピースは馬券的にはここを凡走して次で…というのが美味しそうですが、新潟記念でも軽視しちゃいけないのかもしれません。
新潟記念は枠順の影響も大きいレース(中枠の期待値が高い)だと思ってるので、あとは枠順と相談して扱いを考えたいです。