新潟記念2018のデータ 其の6
新潟記念2018のデータ其の6 R
【新潟記念2018】予想考察
過去の傾向とデータ分析
新潟競馬場・芝2000mで行われる新潟記念2018。昨年は6番人気のタツゴウゲキが当レースを制覇して、見事にサマー2000シリーズのチャンピオンに輝いたが、今年は現段階で優勝の可能性を秘めた馬はメドウラークの1頭。ただ、6着以下でならばサングレーザーと同率になり、5着以内に入らないと単独での優勝が見込めない状況。
ちなみにサマーシリーズは優勝すると、馬主に3200万円、厩舎に800万円と想像以上の大金を貰える1戦であり、意外にも大金を貰えるビッグチャンス!予想や馬券とは別にその辺りでも熾烈な争いが繰り広げられています。
それでは話が脱線気味になりましたが、新潟記念2018の攻略に向けて過去の傾向やデータを分析して行きましょう。
【新潟記念2018】予想考察
過去の傾向・データ分析
過去5年の結果は下記の通りです。
着順/馬番/馬名/前走成績
【2017】
2着:⑪アストラエンブレム(エプソムC:2着)
3着:⑦カフジプリンス(小倉記念:5着)
【2016】
3着:⑫ロンギングダンサー(新潟大賞典:6着)
【2015】
3着:④ファントムライト(モンゴル大統領賞:16着)
【2014】
2着:⑯クランモンタナ(マレーシアC:2着)
【2013】
1着:④コスモネモシン(クイーンS:7着)
2着:⑨エクスペディション(小倉記念:6着)
3着:⑧ファタモルガーナ(七夕賞:6着)
<レース展望>
以前は新潟の芝重賞と言えば直線が長く差しが決まる印象でしたが、近年はそのイメージとは相反する「前残り決着」が連発する結果。
実際に昨年の新潟記念で上位に入選した馬の位置取りを見ても…
4コーナーで5番手以内に位置した馬が上位4頭を独占。しかも、前半1000mの通過が59秒と平均より早めのペースであり、超スローペースよる恩恵を受けた前残りとは言い難い結果でした。
この点に関してはコース形態やペース云々ではなく、当日の「馬場状態」が大きなポイントになりますが、果たして、今年はどのような馬場コンディションでレースが行われるのか?
実際に先週に行われた新潟2歳ステークスを見れば分かる通り…最後の直線では内を開けて外を通り伸びてきた馬が上位を独占する結果。先週に関しては直前の雨の影響を受けたことは少なからずありますが、ようやく、最終週らしい内が荒れて外が伸びる馬場に変化して来た印象であり、今週は週中から降り続いている雨+土曜日の雨で更に悪化する可能性は大。
仮にも馬場の悪化により内がダメダメな状況になり外が伸びる状況になるなら、一昨年のように超外差し決着になるケースも大いに考えられます。
本当に同じ舞台で争われているのか!?と疑いなくなる、2017年と2016年では対照的な結果ですが、果たして、今年はどちらに寄ったレースとなるのか?
この点は土曜日の馬場をシッカリと見た上で判断したいです。
<ブラストワンピースはデータ的に苦戦必至⁉>
今年の新潟記念はブラストワンピースの存在に注目が集まりますが、ハイレベルな日本ダービーで5着の実績は威張れるモノであり、斤量の「54キロ」は反則レベルな気がします。
そして、当然ながら単勝オッズは1.8倍~2.2倍の1番人気が予想されますが、過去の5年の傾向とデータを振り返ると…
3歳馬の成績は(0-0-0-4/4)であり、
前走GⅠから参戦した馬は(0-0-0-5/5)と全て馬券圏内はゼロと言う不吉な結果。
つまり、データ的にはイマイチ推せる部分は無いと言う事実!
ただ、さすがにこれまで出走して来た該当馬とは格が違う印象であり、普通に走れば馬券圏内を外すことは無いと見ていますが、結果は如何に…?
【新潟記念2018予想考察】のまとめ
最後に現段階の注目馬をご紹介します。
ストーンウェア
<推奨理由>
前走は6番人気で5着とイマイチな結果に見えるが、展開不向き+不得意の右回りの小回りコースである点を考えれば上々の競馬。鞍上が継続して騎乗している点もプラス材料であり、内が荒れて外が伸びる状況になれば一発のチャンスは十分にある。今回は得意の左回り+直線の長いコースで本領発揮を期待したい。