新潟記念2018のデータ 其の8
新潟記念2018のデータ其の8 K
新潟記念2018の予想
追い切り、調教についてのまとめ記事になります。今週は3重賞ありますが、このレース以外は2歳戦。新潟記念の追い切りについてまとめてみましょう。
ブラストワンピース
ダービーから休養明けの1戦になるこのレース。
夏場に良績がある訳でもなく、状態面には注目したい所。
一週前の時点では長めに追ってほぼ自己ベストと言える時計を計測。
最終追い切りでは500万クラスの古馬相手に。
8月29日南W良 馬なり
53.8-38.4-12.8[4]
一週前の時計に比べれば速くはないが、それにしても動きが良く見えた。このレースを目標に仕上げられているとは思えないが、今年の秋を考えればG3のこのメンバーで躓いてはいられない。
新潟の外回りは脚質的に合うだろうし、54キロという斤量も魅力。状態は良さそうだし、いきなり通用しそうな1戦。
グリュイエール
エプソムカップが56キロで3着。今回は55キロと斤量に関しては恵まれた感じ。長期休養明け3戦目になる1戦なので、ここは試金石の1戦になりそう。年齢的にもそろそろ重賞を勝っておきたい所。
注目の追い切りに関しては以下の通り。
54.1-39.2-24.7-12.1
一週前、最終と坂路で追い切りを消化。特別目立つ時計ではないが悪くはない。タイプ的にも新潟の軽い馬場は合うタイプ。状態は良い意味で平行線だと思うので後は力関係のみ。脚質的にも新潟の軽い馬場は合うだろう。
セダブリランテス
中山金杯後、骨折により戦線離脱。今回は復帰戦になります。それでも3番人気に支持されるであろう馬。休み明けで状態面が気になる所ですが、注目は二週前の時計。
8月15日南W良 馬なり
67.4-52.7-38.3-12.1[9]
コース取りを考えればかなりの好時計を計測して来た。
いきなり能力発揮出来そうな状態です。これまでの戦績が示す通り力はある馬。実績に関してもこのメンバーなら上位。その分トップハンデの57.5キロを背負わされる。この斤量がどこまで響くか?というレースでしょう。
中山金杯から2.5キロ増になるんで…状態は良さそうですがとにかく斤量が気になる。この舞台でキレ勝負になった場合は厳しいかもしれない。
メートルダール
金鯱賞、大阪杯惨敗後、復帰初戦になる今回。中日新聞杯でミッキーロケットを破ったように力はある。
しかし、ここ2戦が示す通り脆さも兼ね備えている馬なんです。舞台設定は悪く無いし条件も良い。追い切りに関しては一週前、最終と大きくは変わらず。
8月29日南W良 ゴール前仕掛ける
70.0-54.5-40.7-13.4[5]
この馬なりの時計を出せてはいるが、このメンバーに入る物足りない感じ。他の馬が良く動いていますから…ムラ馬な所があるし、今回の斤量は57キロ。信頼して買うのは、ちょっと怖い感じがします。
ストーンウェア
今回は小倉記念と同斤量の54キロで出走出来るのはプラス。小回りの競馬場も悪く無いが、根本的には左回りの方が良さが出るタイプ。前走よりは今回の舞台の方が良いでしょう。他の有力馬はこのレースから復帰というタイプが多いが、この馬の場合、夏2戦目で状態は前走よりも上げて来るハズ。
そこで追い切り。
8月28日栗東CW良 一杯
80.8-65.4-50.8-36.9-11.6[7]
この時計は前走よりも良い。
明らかに状態を上げて来ました。年齢的にも力的にも、もう一つ上のクラスでは厳しい馬だと思うし、ハンデ重賞なら何とか、という感じでこういうレースを狙っているハズ。54キロというハンデも魅力だし、この条件なら一発あっても。
マイネルハニー
ここ2戦の結果を見た限りでは、洋芝適正は低そうです。そう考えれば、見直せる1戦ではあると思うが…チャレンジCを勝っているので、57キロを背負わされる。
この馬自身は背負い慣れている斤量ですが、他馬の斤量と横の比較をした時に現状じゃちょっと厳しいかもです。使える所を使う馬なので、中々タイトなスケジュールで走っている。
そこで気になる状態面。
8月29日南W良 馬なり
70.4-54.6-40.7-13.3[8]
1600万クラスの馬を相手に好時計を計測して来た。この馬らしい時計で追い切りは決して悪く無い。それでも中々実践で結果が出ない。今回も厳しい1戦になりそうです。
という事で有力馬を中心に追い切りについてまとめてみました。
有力馬は休み明けも多く状態が気になる所ですが、どの馬も思っていたよりは状態が良さそう。
13頭と頭数も少なめなので、枠の影響はそこまで高くないと思います。後は週末の馬場次第と言った所か?それと斤量でしょうねぇ、影響するとすれば。
穴目の馬に関しても追い切りに注目しましたが、
有力馬状態が良さそうで大穴の出番は厳しいかもしれないです。今の所は人気所でも強弱をつけて馬券でキッチリ獲りたい1戦だと考えています。
それでは追い切り面からこの人気なら狙いたい1頭を紹介します。
注目馬はこちら⇒ストーンウェア