オールカマー2018のデータ 其の5
オールカマー2018のデータ其の5 K
オールカマー2018の予想
追い切り、調教のまとめ主に書いて行きます。
4歳世代の大将格が秋競馬本番に向けてこのレースから始動。頭数こそ少なめですが、好メンバーの1戦となりました。レイデオロやアルアインは夏全休し海外帰り初戦となる1戦。
それでは追い切り面をまとめて確認したいと思います。
厩舎では8月下旬と約1か月前から乗り込み開始。オール馬なりと、この厩舎らしい徹底ぶり…。自己ベストと比べると時計的には物足りない。最終はゴーフォザサミット相手に追走し楽に同入。
もっと時計は出せるハズだが、秋初戦と考えればこんなものでしょう。それでもバルジューが騎乗して掛かりまくってた京都記念以外は、皐月賞以外に大きく崩れたレースはない。
ドバイシーマは4着だったが上位3頭は強いです。
あのメンバー相手に4着なら、今回は相手関係も楽。仕上がってはいないと思うが普通に上位台頭しそうです。
今回はテン乗りで北村友が騎乗します。宝塚記念、札幌記念を回避し、このレースからようやく復帰。なので、調整も今回は変則的。池江厩舎が坂路とプールのみでの調整。普段はCWをメインで使う厩舎なので、かなり珍しいパターン。
ミッキークイーンの時もそうでしたが、少なからず不安要素はあるのだろう。ただし、坂路では一週前、最終と好時計をマーク。51秒台から終いは12秒前半なら十分速い。この調整でどこまで戻っているかだろうという感じ。香港の後に2レース飛ばしていますから…。CWで調整して来た時が完調なのかな?とは思っています。
ダンビュライト
ここまで上位人気3頭が見事に4歳馬という1戦です。QE2世Cではアルアインに着順で負けはしたが、中山2200mはAJCCで勝った舞台。しかも、アルアインに比べ1戦多く消化しているのはプラス材料。
そこで注目の追い切り。
最終がビッシリ追って好時計を出して来た。
9月19日栗東坂路良 一杯
50.2-37.2-24.7-12.7
ダンビュライト自身の自己ベストを出して来ました。この状態なら休み明けでもいきなり好走出来そうだし、3歳春は上記2頭に敵わなかったが成長分を考えれば今回はチャンスあり。レイデオロあたりが本番使用の仕上げであれば分が悪いかもですが、叩きの1戦であれば逆転は可能だろう。
ガンコ
昨年の冬に1000万クラスから一気に駆け上がってG2を制覇。しかし、3番人気に支持された天皇賞・春では14着に惨敗。ずっと使い詰めで天皇賞・春はさすがにハード過ぎた印象もある。もともと使って成績を上げて来た馬なので今回の休み明けがどう影響するか?
追い切りは一週前、最終と坂路でこの馬らしい好時計を出している。ただ、やっぱり使った方が好成績を収めている馬で、厩舎も有力な外厩先があるとも言えず、そこは割引きで考えたい。色々と要因は重なったが天皇賞・春は負け過ぎだったと思う。次に向けて試金石の1戦になりそう。
エアアンセム
G3からG2挑戦の上、相手は一気に強化される1戦。しかし、7歳馬ながら今現在の充実度で言えば上位の馬です。勢いを重視するのであれば、魅力的な1頭だと思う。状態の良さを表すように一週前、最終共に坂路で好時計。状態は間違いないと思うので後は相手関係のレベルだろう。
それと中山2200mへの適正です。タイプ的には舞台設定も悪く無いと思いますが、強力な4歳馬は結構強いだけに割って入れるだろうか…?
函館記念の2,3着馬に比べれば明らかに強い馬が揃った。今現在の充実度で立ち向かって行きたい所です。実績面で見劣る部分があるのは仕方なしか…。
ミライヘノツバサ
日経賞2着、AJCC3着と中山のG2で好走している馬で、これまでの戦績が示す通り中山巧者でもあります。もうちょい臨戦過程が良ければ面白い穴馬候補だったんです…さすがに1年6か月の休養明けはどうだろうか…?
中間の乗り込み量は豊富ですが、時計は出ていない。ようやく一週前くらいから速い時計が出るようになった。この馬も厩舎力が高い訳ではないので、その点の不安は大きい。その上、今回は有力馬も強いです。まずは使ってからだと思います。
という事で人気馬を中心に書いてみました。
ちょっと頭数が少ない点と、有力馬と下位人気馬に力差が開いたレースだと思うので、穴候補もかなり限られて来そうな1戦だと思います。
その穴馬候補もロクな馬が見当たらず、予想オッズの段階で長期休養明けのミライヘノツバサが6番人気辺りになりそう。この馬がこの人気という事は下はだいぶ人気薄になるのではないでしょうか…?このメンバーだとちょっと大荒れは考えにくです。あって、ちょい荒れという感じだと思います。
後は馬券的にレイデオロの扱いでしょう。力は明らかに上位の馬なので。それに加え週末の天気と馬場次第になりそうです。
上位人気馬の中でも適正が全く違う馬もいるので、馬場は要注意。
それでは追い切り面からの注目馬を紹介します。
注目馬はこちら⇒ダンビュライト