オールカマー2018のデータ 其の4
オールカマー2018のデータ其の4 O
オールカマー2018の追い切り考察
秋のG1に向けてここを叩き台にする有力馬も例年多いですが…2018年もレイデオロ、アルアインを筆頭に、G1級の有力馬が出走してきました。盛り上がりそうです!
しかし、中山非根幹距離で行われる数少ない重賞ですし、有力馬は本気で仕上げてこないので簡単には決まらない。ではどの馬がここで絶好の狙い目になるのか?
しっかり分析して予想していきましょう!
まずはオールカマー2018の予想オッズから。
1 レイデオロ 2.1
2 アルアイン 3.4
3 ダンビュライト 4.1
4 ガンコ 6.5
5 エアアンセム 15.0
6 ミライヘノツバサ 22.1
7 ゴールドアクター 37.2
8 ブラックバゴ 45.1
レイデオロとアルアインが少し抜けたオッズになりそう。しかし、この中山非根幹距離に適正のある馬も、人気薄の中に多く揃った印象で、本当に各馬の状態面次第では今年は面白そう。
では実際に各馬の状態面を探っていくために、追い切りを一頭ずつ分析していきましょう。
オールカマー2018予想|追い切り分析
レイデオロ【 B-B 】
09/20(木) 美南W 良 2頭併せ 馬なり余力
5F 69.4 – 53.8 – 39.9 – 13.3 [7] ルメ
いつも通り中間はノーザンファーム天栄へ放牧に。帰厩後は相変わらずこの厩舎のパターンで、一切負荷をかけずの馬なりオンリーの調整。速い時計はありませんが乗り込み量は十分。
いつも通りに見えるのですが…
やはり初の海外遠征後のこのレースは軸向きではない。ここはいつも以上に無理するところではありませんし、あくまで相手の一頭という見方でOKか。
アルアイン【 C 】
09/19(水) 栗坂 良 単走 末強め追う
4F 52.4 – 38.3 – 24.7 – 12.2 北村友
ん?最終追い切りが坂路?レイデオロ同様初の海外遠征帰りで、あっちはいつも通りの調整ですが、この馬は中間ウッド追い切りもなければ、坂路、プール中心の軽め調整のみ。これは正直不安の残る調整内容でしょう。
能力を出し切れない可能性は十分あるとみた。
ダンビュライト【 A 】
09/19(水) 栗坂 良 2頭併せ 一杯に追う
4F 50.2 – 37.2 – 24.7 – 12.7 助手
中間はノーザンファームしがらきへ。帰厩後はいつも通り坂路中心の調整。一週前、最終と負荷をかけられて、最終追い切りは自己ベストを更新する素晴らしい動き。叩き良化型ですが現時点でもある程度仕上がっていそう。
この舞台はAJCCの走りを見ても絶好の舞台設定ですし、ここは当然有力な一頭となりそうです。
ガンコ【 B-A 】
09/19(水) 栗坂 良 単走 一杯に追う
4F 52.6 – 38.0 – 24.4 – 12.0 藤岡佑
2週連続藤岡佑介が乗りに来て、負荷をかけられた。しかも、2週連続坂路で好時計をマークしており、久々の休み明けで不安が残りましたが、この調整を見る限り力は出せる状態にありそう。中山非根幹距離の実績もありますし、自分の形に持ち込めれば侮れない。
エアアンセム【 B-A 】
09/20(木) 栗坂 稍重 単走 末強め追う
4F 53.1 – 38.3 – 24.7 – 12.2 助手
中間は山元トレセンへ放牧。帰厩後は09月02日から追い切りをスタートし、ここまで本数は6本。もちろんこれまでG3勝ちしかありませんので、このレースは結果を残して賞金を加算したいところ。一週前、最終と共にビッシリ負荷をかけてきた。共に好時計をマークし特別良くは見えないですが、順調にこのレースに向けて状態は仕上がっていそう。
オールカマー2018予想|追い切り考察まとめ
正直レイデオロとアルアインは不安が残る。共に一流厩舎ですが、アルアインは特に調整内容に不安が残る。まだまだ若いですし、海外遠征の疲労は相当なもの。ここは舞台設定を考えても、やはり波乱決着までありそうです。
現時点での軸候補はこの馬!
この馬 ⇒ ダンビュライト
おそらく、この馬軸で勝負すると思います。人気的にも実績的にも一番盲点になりそう。後は適正高い人気薄と馬券組んで高めまで狙いたい!