神戸新聞杯2018のデータ 其の1
神戸新聞杯2018のデータ其の1 M
コース分析
【神戸新聞杯2018】過去のデータ分析
上がり3ハロンのみに注目せよ!
2018神戸新聞杯を予想する際に必要となる、過去に行われたレースからのデータを分析をしていきます。有利な条件でレースが出来る脚質は先行馬か?差し馬か?有利な条件でレースが出来る枠順は内枠か?外枠か?
また前走どのレースに出走した馬が活躍しているかについても言及していきながら、神戸新聞杯で好走している馬について見ていきましょう。
今現在では、神戸新聞杯は阪神芝2400mという条件で行われて、菊花賞の最重要トライアルレースとなりましたが、昔は京都新聞杯が菊花賞のメイントライアルだったんです。
京都新聞杯 京都芝2200m
という形で開催されていました。
マヤノトップガンやマチカネフクキタルのように、双方のトライアルに出走して菊花賞で結果を出すみたいな馬もいて、結構好きな番組編成だったんですけど…。
現在のようにセントライト記念と神戸新聞杯という両輪でトライアルが行われているので、その流れには従うしかありません。
という事で…
菊花賞トライアルとして最重要に位置づけられているレースらしく、阪神芝2400mという実力勝負となる舞台で行われます。
過去の成績を見てみると、堅い決着になっていることが多いので、無理な穴狙いは禁物です。
そんな予想し甲斐のある神戸新聞杯を攻略すべく、このレースで好走している馬はどのような馬なのか?過去のデータから好走確率の高い馬を探っていきたいと思います。
神戸新聞杯過去のデータ分析
先行馬受難のレース、差し馬が圧倒的に有利
まず、最初に注目したのは脚質です。
以下は4コーナーでの順位別成績です。
4コーナーで番手が下がれば下がるほど、回収率をどんどん上げている事が分かります。
阪神芝2400m戦は外回りの直線の長いコースなので、神戸新聞杯に限らず差しが決まりますが…
神戸新聞杯ではその傾向が顕著です。
もう一つ過去10年の上がり3ハロン別順位を見てみましょう。
そして、上がり2位の馬を見てみても複勝率87.5%と、とにかく上がりの3ハロンの末脚が速い馬だけが馬券に絡んでいる事が分かります。
トライアルレースだとスローペースになって、前残りの流れになる事が多いのですが…神戸新聞杯はスローペース関係なしの単純な上がりの勝負という事を前提に、予想を組み立てる必要があります。
阪神芝2400mは単純な地力勝負!
強い馬を買おう!
次に前走クラス別の成績を見てみましょう。
回収率こそイマイチですが、日本ダービーを使っている馬が圧倒的多数で馬券に絡んでいます。
菊花賞の最重要トライアルレースなので…当然、世代トップの馬が出走してきます。昨年のキセキのように上がり馬が走る事もありますが、大原則として実績馬が活躍するレースです。
また、ラジオNIKKEI賞から出走してきた馬の成績が良い点も見逃せないです。
日本ダービーでハイパフォーマンスを見せた馬を素直に買おう!
前章で日本ダービー組が馬券に絡む数が圧倒的に多いという事を話しましたので、日本ダービーでどんな走りをした馬が神戸新聞杯で馬券に絡んでいるのか見てみましょう。
最初に日本ダービーでの着順別成績を見てみましょう。
日本ダービーを勝った馬は連対率100%とパーフェクト!
日本ダービー2着だった馬も連対率83.3%と、ほぼパーフェクトに近い成績を残しています。
日本ダービーがピークだった馬も神戸新聞杯まではお釣りがあるという位置づけになっていて、このレースを最後に活躍できなくなってしまったような馬も馬券に絡んでいます。
(ちなみにワンアンドオンリーのことです)
日本ダービーの勢いは神戸新聞杯まで持続するという事を覚えておきたいです。
神戸新聞杯では上がり3ハロンの末脚が大切になりますが、最後に日本ダービーでどれくらいの末脚を見せたのかを見てみましょう。
上がり3ハロンが1位だった馬は連対率100%
2位だった馬も複勝率が83.3%と、非常に高い数値を見せています。
成績を見てみると、着順とリンクしています。
上がり3ハロンが1,2位で1着か2着だと鉄板
と言えるかもしれません。
以上が2018神戸新聞杯を攻略するための主たるデータです。
まとめ
菊花賞の最重要トライアルとなるレースですが…
“末脚勝負の競馬になる”ということを覚えておくといいでしょう。