スワンS2018のデータ 其の3
スワンS2018のデータ其の3 U
スワンSの過去のデータ
人気と連対率
▶1番人気【2-1-0-7】連対率30%
▶2番人気【2-0-1-7】連対率20%
▶3番人気【3-2-1-4】連対率50%
▶4番人気【1-2-1-6】連対率30%
▶5番人気【1-0-1-8】連対率10%
▶6~9番人気【1-3-3-33】連対率10%
▶10番人気下【0-2-3-64】連対率3%
年齢
▶3歳馬【3-1-0-16】連対率20%
▶4歳馬【4-4-4-20】連対率25%
▶5歳馬【1-4-4-41】連対率10%
▶6歳馬【2-1-1-34】連対率8%
▶7歳上【0-0-1-18】連対率0%
脚質
▶逃げ【3-2-2-3】連対率50%
▶先行【2-3-2-32】連対率13%
▶差し【4-3-3-50】連対率12%
▶追込【1-2-3-44】連対率6%
上位人気は不振
1番人気が過去10年で3連対、2番人気も3連対しかした経験がなく、マイルチャンピオンシップの前哨戦というだけあって、叩きで使われている印象が強い上位人気馬はあまり好走していません。どの人気も平行戦で人気薄の1着まで期待できます。
二桁人気の超穴馬の勝利経験はないんだけど、2着と3着の回数を合わせると…計5回。2014年と2015年こそ4番人気以内で決着したけど、ここ2年連続で人気薄が2頭も馬券に絡んでふたたび波乱の結果。1強ムードの今回も2着以下は混戦で、大荒れしてもおかしくないと思います。
若い馬が健闘
7歳以上の高齢馬は、過去10年で3着に1頭しか入線していません。昨年は2年連続で馬券に絡み、1番人気に推されたフィエロが着外に沈んだし、あまり上位評価をする必要はないんじゃないかな?選ぶとしても3着の相手候補としてくらい。ともに勝負になりそうなコウエイタケルとヒルノデイバローは3着付けが良いかも。
勝ち馬は7年連続で5歳以下から出ているし、基本的には若い馬を中心に予想するのが良さそう。近年好走が目立つ3歳馬は今年は出走してこないから、4歳馬に注目。前走安田記念を制したモズアスコットはやっぱり中心の1頭。
逃げ馬は必ず
非常に逃げ馬が強いレースで、過去10年で逃げた馬10頭のうち7頭が馬券に絡み、5頭が連対するという驚異的な数字を残しています。上位人気、下位人気関わらずに逃げた馬は馬券に絡んでいるから、逃げそうな馬を軸に予想するのも有りかも。しかも3、歳や4歳に限れば馬券外に飛んでいない。
先行馬と差し馬の馬券内率は大差ないんだけど、これは、逃げ馬が馬券内に残るときは先行馬と差し馬が1頭ずつセットで馬券内に入線している。逃げ馬は必ず選ぶとして、他の脚質は特に気にしなくて良いと思う。ただ、京都1400mは全体的に前にいった馬の方が好走しているというのは間違いありません。
前走がスプリンターズSだった馬は、このレースで1番人気になった馬も含めてあまり活躍していません。特に1番人気に推された、前走がスプリンターズSだった馬は、全馬が飛んでいます。近年は安田記念を使った馬などのマイラータイプが台頭してきている。
1400mらしく等速ラップになるんだけど、今開催の馬場は軽くはないから例年よりもスタミナも求められそう。マイルでも好走経験がある馬は必ず選びたい。
好走が期待できる馬を3頭紹介!
☆モズアスコット
安田記念を制してここに挑んでくる。高速決着に強く、京都でも連を外していない戦績の持ち主で、たとえ58kgを背負っていたとしても連を外すことはないと思います。速い流れで小脚を使うと終いが甘くなっていたけど、今回のメンバーを見る限りそこまでペースは速くなりそうにもなく、楽に追走しながら直線まで仕掛けも待てそうで、普通に走れば突き抜けると思います。
当週の追い切りは栗東の坂路で4ハロン51.7秒、ラスト2ハロン12.3-12.0秒を終い強めに計時。圧倒的に優勢な手応えで僚馬を圧倒していたし、仕掛けられてからの反応も俊敏で、休み明けながら力は発揮できる仕上がりにはあると思います。目で見てわかるパワーは現役でもトップクラス。今の多少荒れている京都の馬場も合うんじゃないかな?
懸念材料は一応あって、なかなか手前を変えない馬。2着惜敗し続けていた時も、最後まで変えずにゴールしたことが多々あって、右手前で走るのが好きなのかも?実際に、右回りのコースではなかなか勝ちきれていないのに、左回りのレースでは負けたことがないから。右回りの今回は取りこぼす可能性はあってもおかしくない。
☆サフランハート
道頓堀Sを制してここに挑んできます。残り100m地点までずっと詰まっていて、実質追えたのはラスト100mだけだったけど、馬群を割って一瞬で突き抜けた内容はとても条件馬の競馬ではないです。元々ペースが遅いと折り合いに苦労する馬だったから、クラスが上がったほうが競馬はしやすいと思っていて、なんでこんなに人気が出そうにないのか不思議でたまりません。勝つまであってもおかしくないとう判断しています。
当週の追い切りは栗東の坂路で4ハロン51.7秒、ラスト2ハロン11.8-12.3秒を一杯に計時。多少内めを回ってきていたし、追われてから軸がブレるとこは見られたけど、そもそも今週の土曜の坂路はかなり重く、一番時計でも51.4秒だから。仕掛け始めの3ハロン目で11秒台をマークしているのは驚異的だし、脚力は言うまでもないから、叩き3走目でさらに状態は上がっていると判断して良さそう。
以前は成長しきっていなくてもどかしい競馬が続いていたけど、昨年の夏に一気に体重を増やしてからは、長期休み明けだった2走前以外は凡走していません。前走も外を回していたら1200mながら着差をつけて勝利していただろうし、このメンバーなら連争いに楽に加わってくると思います。スローになりそうだからそこはどうかなとは思うけど。折り合いがつけば…。京都の外回りもプラスです。
ここ3走はG1を走ってきていたからいい結果が出ていないけど、G2ならレベルは上かな。大敗したヴィクトリアマイルも安田記念も時計が速く、馬場も硬くてまったくこの馬向きではなかったから度外視して良いと思う。タフな展開でなおかつ時計も速くなかった高松宮記念ではベストな距離ではないながらも僅差の7着に入線しているし、今の京都の馬場なら普通に好走してくる。
当週の追い切りは和田騎手を背に、栗東のCWコースで6ハロン83.2秒、ラスト1ハロン12.3秒を馬なりで計時。コース追いのみだけど乗り込み量は豊富で、結構仕上げて来ている。G1に出走してきた時のデキほどではないけど、2週連続で一杯に追われたことで負荷も相当かかっているし、良いフットワークを見せていました。休み明けで息が持たなかったオーシャンSの時よりも調整過程は良いです。
ジリ脚だから極端にラップ変動のない1400mこそベストの舞台だと思うし、昨年のマイルチャンピオンシップで4着に入線しているように、京都も合う。馬体重が増えてさらに成長しているようだし、近走成績は度外視して狙ってみたい1頭です。
こんな感じです…😅💦
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っていうことで、今回はこの辺で…✋😁