スプリンターズS2018のデータ 其の1
スプリンターズS2018のデータ其の1 O
スプリンターズステークス2018の出走予定馬考察
秋のスプリント王を決める一戦が、来週に迫りました。現在のスプリント路線は主役を張る存在がいませんが…春の高松宮を制して、秋の初戦セントウルSも快勝したファインニードルが一番の注目株か。
しかし、中山のスプリント戦ということでそう簡単には決まらない。今年も流れ一つで伏兵の出番はあると思ってます!
一週間かけて、しっかり分析して予想していきましょう。
まずはスプリンターズS2018予想オッズから。
1 ファインニードル 2.1
2 ナックビーナス 4.1
3 レッドファルクス 6.0
4 レッツゴードンキ 8.0
5 アレスバローズ 16.2
6 ラブカンプー 18.5
7 ムーンクエイク 22.2
8 セイウンコウセイ 22.9
ファインニードルが近走の走りから、1番人気になることは濃厚か。
相手なりのナックビーナス、そして7歳馬ですがこのレースを連覇しているレッドファルクスあたりが人気の中心に押されそう。
もちろんですが、前哨戦で結果を残した馬も主役不在の今のスプリント路線なら人気になって当然。果たしてどの馬が狙い目になるのか?
一頭ずつ分析して予想していきましょう!
スプリンターズステークス2018予想
出走予定馬考察
ファインニードル(川田)
春の高松宮記念を制し、一気にスプリント界の主役とかした。前哨戦のセントウルSは大外枠に58キロと苦しい条件の中、文句無しの完勝で力の違いを見せつけた。正直今の主役不在のスプリント路線なら、現時点のこの馬でも中心になれるだけのものはあるか。
強みなのはレースセンスの良さと位置を取りに行けること。不発が少ないタイプなので毎回力を出し切れると考えれば、やはり状態を上げてくるであろう今回も普通に有力か。
ナックビーナス(モレイラ)
この馬の凄さは相手なりに走れるところ。タイプ的にはファインニードルに似ているか。去年の東京盃から8戦を消化していますが、どのレースも勝ち馬からコンマ4秒差以上離されていない。この馬もそれだけ不発が少ないタイプ。
しかし、弱点はその分決め手に欠けるので勝ちきれないところ。
しかし、前走はモレイラ騎乗で馬の良さを最大限に引き出し、2着以下にコンマ4秒差をつけての完勝だった。今回もモレイラ騎乗なので、ファインイードルと同等くらいの人気になるか。枠次第ではやはり崩れない存在になりそう。
ここ2戦の結果と年齢的な面で今回は人気落ちするはず。
しかし、この舞台は連覇している絶好の舞台ですし、ここ2戦も上がりを使っていることを考えても、まだ終わった馬には思えない…
この馬は休み明けの方が走るタイプなので、ぶっつけ本番でも問題ないしむしろプラス。中山千二はコース形態的にペースが流れやすい舞台。
そのことを考えても、末脚堅実だし、ミルコの腕を考えても侮れない。
レッツゴードンキ(岩田)
去年のこのレースの2着馬。
しかし、去年のこのレースは内枠しか来れないような鬼畜馬場で、イン差しが決まったハマっての内容なので、そのまま評価はできませんが…今のレベルを考えても能力は上位。
しかし、最近の勢いを考えると上位3頭には劣りそう。今回も岩田の腕と枠、展開の助けが必要か。どれだけ前走からの上積みがあるか。そこに注目したい。
アレスバローズ(菱田)
重賞を連勝し、ここは穴人気筆頭。
しかし、やはり菱田というだけで買いづらい。
上位人気馬に騎乗する騎手はミルコ、モレイラ、川田。馬の能力は足りていてもG1クラスでは騎手の能力は相当重要。穴人気するなら正直買いたいとは思えない。スローからの上がり勝負の方が向いているでしょうし、スタミナ比べになるとちょっと厳しそう。
ラブカンプー(和田竜)
重賞で3連続好走。正直3歳牝馬というだけで斤量に恵まれた面は大きいですが、ここも53キロで出走できるのでそこは有利。
ですが…一番気になるのは、これだけレースを使っていること。3歳牝馬で余力があるとは思えないですし、有力馬が一度叩いて万全の状態で挑んでくることを考えても、やはりここは少し買いづらいか。追い切りには注目したい。
スプリンターズステークス2018予想
出走予定馬考察まとめ
有力馬を一頭ずつ分析してきました。
ファインニードルやナックビーナスは、不利を受けづらいタイプで力を発揮してくるでしょう。
それを考えると波乱決着があるとすれば…中山の千二らしく超ハイペースの外差し決着になった時だけか?そこに張るなら配当的にも期待できそうで面白い。中山の急坂を苦にしないようなスタミナ型の差し馬が狙い目か。現時点で穴として魅力を感じているのがこの馬!
この穴馬 ⇒ キングハート
全く人気はないでしょうが、この舞台はナックビーナスを下している舞台。器用に差してこれるタイプでスタミナ比べになっても問題無し。二桁人気でしょうが、枠次第では侮れない存在だと思います。