セントライト記念2018のデータ 其の8
セントライト記念2018のデータ其の8 K
セントライト記念2018の予想
3連休の最終日に行われる重賞がコレ。前日段階のオッズではレイエンダが単勝2倍を切る支持を受けている。舞台は中山2200mと非根幹距離で行われる1戦です。この舞台が結果にどのような影響を与えるのか?
最終見解と共に書いて行きたいと思います。
セントライト記念は比較的、堅めの決着が多い1戦でもあります。ここ2年の結果は1~3番人気のワンツースリー。馬連の配当も300~600円程度とかなり安めになっています。
2015年こそキタサンブラック&ミュゼエイリアンの組み合わせで、馬連の配当は万馬券でしたが2014年も1,2番人気での決着。
という傾向はありますが2018年はどうなのか?と。
前日オッズを見た限りではレイエンダのみ抜けた人気になっていて、2~4番人気のオッズが均衡しているんです。ジェネラーレウーノ、グレイル、ギベオン、ブレステイキング、こいつらが横並びオッズなんです。レイエンダは別としてこの4頭の扱いが問題になりそう。
なんだかんだ言っても、レイエンダは普通に馬券になるだろうし…
トライアルの上、中山2200mという特殊な舞台。
ここを味方に出来るかどうか?これが1番のポイント。
ジェネラーレウーノは中山で好走しており、適正面は評価されているだろう。皐月賞でも3着と舞台適正はバッチリ。陣営が言ってますが、今回は小細工なしで逃げる宣言。この発言が本当かどうかわからないが、中山の外回りで逃げ切れるだろうか…?この舞台は持久力よりも瞬発力が要求されるコースでもある。昨年のミッキースワローは記憶に新しい所です。このメンバーで瞬発力勝負になるとジェネラーレウーノは有利ではない。中山2000mなら違うんですけど。
グレイルはデビューから2連勝と共同通信杯まで人気の一角でしたが、皐月賞、ダービーと惨敗。今回は巻き返しの1戦になる。京都2歳Sの頃はまだ能力だけで勝っていた所もあり、その後別路線組が台頭して来るとサッパリという成績。平坦京都での良績は中山にリンクするとは思えず、現状では上がり馬にも力で逆転されている可能性があると思う。ここで惨敗するようなら、次走以降は人気になる事も無さそう。厩舎も含めて成長力に疑問。正直あんまり魅力的な馬じゃないと思うので、消し候補の1頭で考えてます。
ギベオンはマイルから距離延長になるが、これまでのレース内容から問題はないと思う。何よりも毎日杯がレベルの高いメンバーだったと思うので、休み明けからいきなり通用しても良いのでは?阪神1800mであの競馬が出来れば、中山に舞台が変わっても行けると思う。最内枠を引いたのでじっくり運んで脚を溜める事が出来れば末脚を活かせる。輸送もこなしている馬だし、初の中山もさほど気になるタイプではない。藤原英厩舎がここで完全に馬を作って来るとは思えないが、実績は十分だし瞬発力もある。人気馬の中では信頼度が高い1頭だと判断しました。
ブレステイキングは春の500万を勝って夏を全休してからココ。普通に考えれば夏に1000万クラスなどを使ってこのレースを目標にすると思うが、
北海道のノーザンファームに馬体成長放牧に出していた。いかにも堀厩舎らしい調整だと思います。ここで何とかしないと菊花賞が怪しい馬なので、当然ながらしっかり作って来ている。追い切りで格上馬に好時計を出しています。成長力に関しては信頼出来る厩舎だと思うので、春に比べてガラッと変わっている可能性も。この鞍上との組み合わせを考えると獲りに来ていると思います。
この有力馬たちとレイエンダ中心の1戦だとは思いますが、舞台は中山2200mであり瞬発力は欲しい所。スタミナも必要ですがこの距離もポイントになると思います。
穴目の馬は距離、舞台適正があり展開次第でポジションを取れそうな馬。それに加えて夏場で成長を見せた馬は面白い存在になりそう。少なからず有力馬には隙もあるし適正未知数な馬もいる。
それならば特殊な条件で距離適性は重視しても良さそう。自在があり瞬発力もある。距離や舞台適正もOK。後は現状の力で足りるかどうかだけ。