セントウルS2018のデータ其の9 K
セントウルステークス2018の予想
開幕週の阪神競馬場は土曜日が重馬場で行われました。今後の天気次第によっては日曜日も重馬場かもしれません。もしかしたら不良馬場にまでなってしまうかも…開幕週&重馬場という事で予想の方も難解。ただでさえメンバー的にも難しい1戦でもある。前日オッズと照らし合わせながら、馬場次第での穴馬を見つけて行きたいと思います。
まずは、気になる日曜日阪神競馬場の天気予報から。
↓の通りです。
降水確率は70~90%ですが、ほぼ一日中雨予報になってます。まあ、これで間違いなく良馬場はあり得ない。水捌け次第では稍重も考えにくく、重~不良まであり得るかも。
少なからず、土曜日よりも悪化するのは間違いなさそう。重馬場やタフな馬場で好走して来た馬は侮れない1戦になるかもしれないです。開幕週らしく芝は綺麗な状態でしたけど。
前日段階のオッズを見た感じだと上位人気も割れています。
ラブカンプー、ファインニードル、ダイアナヘイロー、ネロ
この4頭が均衡したオッズになっている。
ここからまずは道悪の適正を考えて行きたい所。
まずはミルコが騎乗する事で人気の中心になりそうなラブカンプー。
今年に入ってコンスタントに使われており、サマースプリントはこのレースで3戦目。上積みという点に関しては乏しい馬。問題は道悪適正ですが、ここまで良馬場での経験しかない…判断するのが難しいです。
そこでヒントになりそうなのがここまでの戦績。好走して来た競馬場を見ればわかる通り、比較的軽い馬場での好走が目立つ。阪神での好走は未勝利戦2着のみという馬であり、馬体重に関しては420キロ台とそこまで大きい馬でもない。四肢を見た感じでも道悪が得意とは思えない。
結論としては道悪がプラスに働くとは思えず割引きが必要か?
ファインニードルは阪神という舞台に関しては問題なく、58キロ叩きの1戦でも実績は上位。
過去に重馬場での好走歴もありタフな馬場を苦にするタイプでもない。阪神1200mの芦屋川特別が稍重でしたが強い競馬だったし。休み明け、叩きの分割引きは必要かもしれないが、馬券内の可能性は高そうだなと思う。
この天気予報になって急浮上して来たのがネロ。
56キロで出走出来るのは大きいし、道悪はめっぽう得意。2年前のこのレースで2着の馬であり、舞台適正もバッチリ合う。
年齢的にさすがに上積みという点においては期待出来ないが、馬場が渋って他馬が割り引くならばこの馬にとってはプラス材料。メンバー的にも年齢的にも今回はどうかな?と思っていましたが、
この馬場状態になって軽視できなくなったと思う。
本命までとは…という感じですが、馬券的な扱いは上位に組み込もうと思います。鞍上も本命にはしづらい。
ダイアナヘイローの重馬場適正に関しては未知数。
しかし、比較的タフな馬場だった阪急杯ではモズアスコットを凌いで1着。54キロという斤量も当時と同じで開幕週という点もプラスになる。
見直せるなら今回になるかもしれないが、前走の負け方が気になるんです。
もう少し伸びても良さそうな所で失速してしまった。あれが展開のアヤなのか斤量なのかはわからないが、ああいう負け方を引きずるパターンも多く人気ほど信頼しづらい。好走できるかもしれないが惨敗もあり得ると思います。
ここまでが上位人気馬の評価です。
前日1番人気のラブカンプーは道悪でどうですか?
キツイんじゃないかな?と思っていますが…
ネロは上記の通り馬場がプラスに働くでしょう。
ファインニードルはさほど影響は無さそうで、ダイアナヘイローは馬場よりも状態です。
どのみち人気所での決着になるとは思えない1戦だったのが、雨、道悪という条件も加わりさらに一筋縄では行かない様相になった。
開幕週という事で常識的に考えれば内枠、先行有利。しかし、馬場が悪化して内目がごちゃつくような事があれば、外枠の方がスムーズな競馬ができる。
そもそも、このレース自体が外枠の馬が結構馬券に絡んでいます。ここまでの条件を合わせると穴馬候補は外目の枠に入った道悪巧者。
この手のタイプが穴候補として面白いかもです。
そこで馬場次第では評価を上げたい穴馬を紹介します。
注目馬はこちら⇒グレイトチャーター
前走は斤量の恩恵もあり好走できたが、時計が掛かる馬場なら今回の斤量でもOK。外目の枠を引いたのもプラスに働きそうで、まず人気にもならない。道悪や不良馬場なら、この馬の一発がありそう。