セントウルS2018のデータ 其の6
セントウルS2018のデータ其の6 K
セントウルステークス2018予想
今回は追い切り、調教についてまとめて行きます。1番人気が濃厚なファインニードルは前回の記事でも書いた通り、この秋の大目標はスプリンターズS。そこで好走出来れば、香港スプリントを目指す可能性も出て来る。それも踏まえて考えたい1戦です。
それでは追い切りについてまとめたいと思います。
ファインニードル
一週前は坂路ビッシリ51秒で終い13秒1。
最終の時計は…
54.0-39,4-26.0-13.1
この時計に関しても明らかに叩き台です。
まとめると、すごい簡単ですが…仕上がってないのは明白。それでいて、今回は58キロ。
それをどう捉えるか?そこだけです。
ラブカンプー
レース間隔の影響もあり、一週前はごく軽め。
最終はビッシリ追って来ました。
9月5日栗東坂路不良 一杯
54.7-39.2-25.0-12.7
不良馬場での追い切りなので、適正面も関係ある可能性はありますが、500万クラスの馬を相手に最後は手応えが見劣った。
前回の記事でも書きましたがデキ落ちは否めないかも。そもそも阪神コースが得意な馬では無いですし…。
ダイアナヘイロー
最終追い切りは木曜日のようです。
厩舎が変わってこれがどう出るか?
アサクサゲンキ
一週前が坂路で60秒台と相当軽い追い切りだったので最終に注目しました。
しかし、残念ながら坂路が不良馬場だったので、時計は参考にならないかも…
9月5日栗東坂路不良 強め
54.4-40.1-25.8-12.7
併馬がサンライズノヴァだったので、動きは明らかにサンライズノヴァの方が良かった。ノヴァと比べるのもかわいそうかもですけど…。
単純な時計の判断とすれば、特別良いとは思わない。
レジーナフォルテ
一週前は強めに追って、そこそこの時計を出して最終は馬なり。たぶん輸送を考慮してのものだと思う。
最終よりも一週前の時計が良かったので…
8月30日南W良 強め
69.3-53.8-39.8-13.1[7]
時計としては悪く無いし、コース取り7分終い13秒1なら十分。それでも、もっと時計を出せる馬なので、上積みという点においては乏しい。
この馬とラブカンプーは上位人気馬の中で今年に入ってここが8戦目です。使える所を使われまくってます…。まあ、前回の記事でも書いた通り、阪神で買う馬じゃないと思っている。
ネロ
森厩舎の馬で調教で時計を出すのはいつもの事。
一週前に関しては全体51秒でこの馬にしては物足りないが、普通に考えればまあ速い。
それよりも最終に注目です。
確かに不良馬場での追い切りだったが…
59.6-44.7-30.6-16.2
馬場が悪いのはわかるが、とても買える時計じゃない。そもそも調教で動く馬なのに。ここ3戦はダートに使われて久しぶりに芝での1戦。芝のレースに限れば、前走は高松宮記念11着という成績。
ここまで来るとほぼ買える要素が見当たらない。
それだったら、もっと魅力的な穴馬がいると思う。中途半端に人気しそうなだけに。
ラインスピリット
前回の記事で注目馬で取り上げた1頭です。
一週前追い切りの時計は、この馬が連対している時と同レベルを計測。淀短距離S時です。展開に恵まれた面もあるが、58キロを背負ってアクティブミノルを撃破した。評価できる1戦だと思う。
スタートが悪い馬なので戦績にムラはあるが、京王杯SCでグレーターロンドンに半馬身差の馬ですよ?ここ2戦は適正外なので、度外視出来るし、実は阪神巧者の馬。
阪神競馬場の戦績は(2-1-0-1)
しかも、馬券を外した1戦は1600m。阪神1200mに関しては連対率100%です。下級条件も含まれているが、コース適正に関してはバッチリ。
コース適正もある、力もあるが人気はない。
正に穴馬候補ですよね?
なので、今回も穴で狙いたい1頭です。
という事で、有力馬中心ではありますが、追い切りについてまとめてみました。
今年のこのレースは、追い切り面から絶対的に重視したい馬がいない。
ファインニードルは明らかな叩きの調整ですが、他の有力馬もデキ落ちがありそうな状態。これだったら、人気が無くても状態が良く展開次第で台頭して来る馬もいると思う。上位人気馬数頭に不安要素があるレースなんて滅多にないですから。
ここは一発狙って行きます。
それでは、全く人気は無いかもですが…追い切り面からの注目馬を紹介します。
注目馬はこちら⇒グレイトチャーター