エルムS2018のデータ 其の6
エルムS2018のデータ其の6 K
エルムステークス2018の予想
追い切り、調教についてまとめたいと思います。
マーキュリーCを勝ったミツバが1番人気濃厚な1戦。このメンバー相手であれば納得の人気です。それに続くのがハイランドピークやドリームキラリなど。それでは追い切りと共に分析してみたいと思います。
ミツバ
昨年はやや安定感に欠ける成績だったが、今年の重賞では比較的安定した成績を収めている。札幌1700mというコースでも過去に好走している馬。本質的には広いコースの方が向いているとは思います。レース間隔が詰まっている為、追い切りの本数は少なめ。
最終追い切りは札幌のダートコース。
67.5-52.0-38.3-11.9[7]
強めに追ってこの馬の札幌での追い切り自己ベスト。動きも良いし状態面は問題ないと思う。舞台設定よし、状態よし、相手関係は楽。まあ大きく崩れるとは考えにくい1戦。
ハイランドピーク
マリーンSを一つ叩いて、ここを目標という臨戦過程。札幌でのレースこそ走った事はないが、函館に良績あり。4歳馬という事でまだまだ伸びしろはありそう。
追い切りに関しては函館Wコースにて。
67.2-52.6-38.9-13.1[7]
自己ベストと比べると物足りない時計ではある。とは言えマリーンSがハイペースで強い競馬だった。マーチS以外は大きく崩れた事も無いですし。ミツバを逆転するのは難しいかもですが、このメンバーなら十分好走は可能だと思う。
今回の鞍上はルメール。これだけでも人気になるのは間違いなし。2年前のこのレースの覇者という事で舞台設定は悪く無い。地方に移籍してから4連勝し帝王賞で4着と。昨年よりは復調している感じもしなくは無いですが…帝王賞では上位に離された4着だった。昨年は中央のOPで頭打ちになり地方に移籍した馬ですし。人気ほど重視したい馬ではないという感じ。
ドリームキラリ
昨年のこのレースでテイエムジンソクにハナ差の3着。ここ数戦を見ても行き切れば、まあ強いです。問題はこのメンバー相手に自分の形に持ち込めるかどうか?同型もかなり手ごわいですから。追い切りに関しては2本札幌のダートにて。
最終追い切りは…
66.5-52.2-39.0-12.2[8]
札幌のダート馬なりで好時計をマークして来た。
状態はかなり良さそう。枠次第では潰される可能性もあるので枠で考えたい1頭。
ロンドンタウン
昨年のこのレースで単勝1.5倍のテイエムジンソクを倒したのは記憶に新しい。その後は重賞で鳴かず飛ばずという成績。休養明けの1戦なので追い切りに注目。栗東でも乗り込んで函館で3本の追い切りを消化。
最終追い切りは…
72.2-56.1-41.1-13.1[7]
函館での追い切りを比較するとベストの時計にはほど遠い。ちょっと昨年のデキには無いかもです…近走成績と追い切り面から判断すると重視したいとは思えない。
アンジュデジール
牡馬相手にどうか?という点はあるが前走はクイーンマンボを撃破。そのクイーンマンボは平安Sで2着。ミツバにも先着している。それならばこの馬も通用して良さそう。
という事で追い切りを確認。
函館Wコースで3本の追い切りを消化。
最終も悪くないが一週前が良いです。
66.8-52.3-38.9-12.6[8]
コース取りを考えても、強めに追ってこれなら好時計。過去のレースを見ても小回りのこの舞台は合いそう。状態も良さそうだし人気も手ごろ。これだったら重視したい感じです。
リーゼントロック
ここ2戦の競馬を見ると復調気配が伺える感じです。しかも、ペースが流れそうなメンバーの1戦なので展開も向きそう。
最終追い切りは札幌のダートコース。
67.5-52.3-39.0-12.5[8]
時計も動きも良いので前走時のデキはキープ出来ていると思う。重賞で好走出来ておらずオープン大将という感じの成績ですが、メンバー的にマリーンSの再現がありそうだし馬券内のチャンスはある。
という事で有力馬を中心に分析してみました。
ミツバはこの相手ならさすがに勝ち負けだろうと思います。他の馬の扱いを中心に考えたい1戦。
後は枠次第で自分の競馬が出来るかどうか?というタイプもいる。なかなか面白いメンバーの1戦です。
それでは追い切り面からの注目馬を紹介します。
注目馬はこちら⇒アンジュデジール