中京記念2018のデータ 其の1
中京記念2018の予想
サマーマイルシリーズ第1戦のこのレース。昨年は4コーナーで早めに抜け出したウインガニオンが勝利。そんなウインガニオンは今年も登録済み。しかし、今年は他の馬たちも好メンバー揃いの1戦。それでは予想オッズを元に分析してみたいと思います。
まずは今現在の予想オッズの紹介から。
グレーターロンドン 3.6
ウインガニオン 3.9
ワントゥワン 6.4
ロジクライ 8.0
スマートオーディン 8.6
ここまでが上位人気5頭になります。
グレーターロンドン
近走は一時期の連勝が嘘のような成績が続いている。しかし、重賞ではいつも人気し勝ち切れない。それどころかオープン戦すらまともに勝てていない現状。脚質的にどうしても展開に左右されがち。そこで東京新聞杯では川田が前に行く競馬を試した。全く結果が出ませんでした。それからは鞍上がまた田辺に戻った。それでも相変わらず結果が出ない競馬が続いている。舞台設定は合うと思うので、今回がチャンスかもしれない。しかし、夏場に競馬をしていない馬なんです。今年は例年に比べて猛暑ではあるので…その点は気になる所。ハンデの56.5キロはさほど問題無いと思います。
ウインガニオン
昨年の勝ち馬であり典型的な夏馬。それに加えて中京の成績は(3-0-0-0)完全にこの馬が得意としている舞台。ハンデがどうかな?と思いましたが57.5キロなら許容範囲内だと思う。ここ4戦で惨敗したのは京都という舞台。この馬、右回りのコースで全く成績を残せていない。左回りマイル、夏の競馬と今回は得意条件。もちろん今年も有力と考えて良さそう。
ワントゥワン
一時期は牝馬重賞ならすぐにでも勝てる馬だと考えていた。しかし、1600万にクラスが上がってから中々勝ち上がれず。もっと強い馬だと思っていたんですけど…中京は得意な馬で鞍上のミルコとは手が合う。しかも、今回の斤量は52キロ。好走条件は揃ったと思うんですけど…。いかんせん今では重賞クラスで通用するか微妙な所。勝ち方が派手なタイプの馬なので、過剰人気しやすい馬ですし。
マイラーズカップは上位馬の時計が速すぎた。力はある馬なので今回の56キロは恵まれた印象。同型はいるがウインガニオンを行かせて先行する事も出来る。後は夏場に良績が無いのと休養明けがどうか?という点。そこは追い切りを見て状態面を判断したい。少しでも時計が掛かる馬場になればプラス材料です。左回りも悪くない馬ですし。
長期休養明けのエプソムカップは馬の気持ちが前向き過ぎたのか、まさかの逃げる形になってしまった。まああれを無理やり抑え込むワケには行かないです。無事に走れただけでも収穫だと思うし、続けて使えるのは順調だからこそ。実績馬なだけにハンデは57.5キロ。まだまだ本調子という感じでは無いだろうからこの斤量は酷。そもそもマイルか?というタイプの馬だし、この時期の重賞に使われるのもかわいそうな気も…陣営としてもまだ無事に回って来れれば、という感じでは?
という事で上位人気5頭について書いてみました。
1番人気はグレーターロンドンが濃厚。
グレーターロンドンねぇ…どうなんですかね。本当に掴み所が無い馬なだけに。脚質的には突き抜けてもおかしくないんですが、重賞では一度もそういう競馬を見たことが無いし。
ウインガニオンは上記の通り好走条件が全て揃った1戦。ここで走らなかったらいつ走るの?という感じ。
ワントゥワンは過剰人気かもしれません。
スマートオーディンは言わずもがな…です。
このレースも一筋縄というワケでは無さそうな感じ。そこで予想オッズを見た限りでは面白そうな馬を見つけました。
紹介します。
注目馬はこちら⇒ガリバルディ
この舞台なら走る馬。ズブい面があるので、道中の追走さえ離され過ぎなければ。良馬場であれば一発あってもおかしくない。