安田記念2018のデータ 其の13
安田記念2018のデータ其の13 K
安田記念2018の予想
いよいよ枠順も確定しましたね!有力馬は比較的理想的な枠を引いた感じ。後はスワーヴリチャードのこの枠。意見が分かれそうな枠に入ったと思う。それでは枠順確定後の見解の方に行きましょう。
まずは確定した枠順から。
という並びになりました。
さあここからですよ、ここから!まずは1枠1番スワーヴリチャード。内枠に入って包まれる可能性は出て来ました。ただ、アルゼンチン共和国杯の競馬を見ると揉まれるのはさほど問題ではない。
それよりもこの馬の不安要素は、ずばりスタート。これが最内枠に入った時の1番の不安要素だった。この枠に入って出遅れたら位置を取れない可能性がある。後は前半流れる展開になった時に追走できるかどうか?その点の不安はあるかなと。中距離の流れから、今回初めてマイルの流れになるので。決して追走は楽にならない。
内目の枠に入ったアエロリット。マイペースで行ければ良いが強力な牡馬相手に、牝馬限定戦のような流れを作る事が出来るかどうか?ウインガニオンが逃げる展開になると思うので、縦長の2~3番手は確保出来そうだが、最後は馬群に飲まれる可能性がある。さすがに牡馬相手では分が悪い気もするが…
ペルシアンナイトは大阪杯と同じような枠に入ったし、外目の枠に入るよりは内目の枠の方が良かったかも。後は久しぶりの東京マイルの流れに乗れるか?実はそこが凄い気になる点なんです。
例えば昨年のマイルチャンピオンシップで1着になり、早々に安田記念を狙うのであればマイラーズCか京王杯SCを使って安田記念という流れで良かった。それが中山記念を使って大阪杯→安田記念というローテーション。安田記念を狙うというよりは、まずは大阪杯を狙っていた。なので安田記念をメイチで考えていなかったという事でしょ?そして、ゆったりしたペースを2戦しここでマイルの流れ。これがどうにも気になる。それであれば安田記念を狙ってしっかりしたローテーションを組んだ馬を重視したい。昨年のマイルCSの勝ち馬なので強い事は間違いない。ただペルシアンナイトも悪く無いがもっとこのレースを重視した馬、が面白いかなと。
例えばサングレーザーやサトノアレスは早々から安田記念を狙うローテ。ヴィクトリアマイル組はヴィクトリアマイルの延長線上が安田記念。ここに隙が生じるというか、いくら力があっても流れに乗れるかどうかや、見えない疲れがあるかもしれないという事を頭に入れておきたいなと。
先週までのG1でもそうだった通り、しっかりしたローテーションの馬が好成績を収めていた。大阪杯経由の馬がこのレースと相性が悪い訳じゃないですが、少なからずスワーヴリチャードはマイルの流れが初めて。ペルシアンナイトはここ2戦中距離からの東京マイル。2頭とも力があるのは重々承知ですが、このレースが合わない可能性はある。
それならば、チャンスがありそうなもうちょい人気薄目の馬に魅力を感じません?
人気上位3頭に入るであろうサングレーザー。この馬の場合であれば枠は比較的どこでも良かったクチ。今回は外枠に入ったが、この馬の場合はいかに直線で外に出せるか?これがポイントだっただけに外枠で良かったと思う。これでスムーズな競馬が出来そうなので有力と考えて良さそう。枠の影響で人気を少しでも落とせば面白い。
リスグラシューは、この枠なので前走と同じような競馬が濃厚。追い切りを見た感じでは全くデキ落ちは感じない。実戦ですよね問題は。実戦でデキ落ち無ければ好走する可能性はある。強力な牡馬もいるが東京マイル適正ならこの馬も十分。適正で考えれば間違いない馬ではあるが…牡馬が結構強いだけに重視とまでは、さすがに行かないですかね。
リアルスティールはこの枠どうですかね?追い切りでもバンバン時計を出しているし、掛かってしまう可能性があるのでは?2年前の安田記念でも外目の枠から掛かって前に行ってしまった。前に壁が無いと溜めが効かないタイプなので、内枠の方が良かったかも。
という事で枠順確定後の見解について書いてみました。
安田記念は枠順の傾向がフラット。なので、スムーズに自分の競馬ができるかどうかがカギになる。後はこの枠に入って過去に好走した時と同じ競馬が出来そうなメイチの馬。この手のタイプは軽視しづらい。
そこで好走するなら理想的な枠を引きたかった1頭が正にベストの枠。逆に罠っぽい感じもするがローテも良く条件は揃った。それならば一発あるだろうと。紹介します。
注目馬はこちら⇒サトノアレス