安田記念2018のデータ 其の6
安田記念2018のデータ其の6 K
安田記念2018予想と一週前追い切り
今年の安田記念は、近年のマイルで有力馬だった
モーリスやロゴタイプといった馬たちが引退し、突出した馬がいない混沌としたメンバーでの1戦。
手薄なマイル路線に照準を合わせて来たスワーヴリチャード。この舞台で逆転候補はいるのか?一週前追い切りと共に見て行きたいと思います
スワーヴリチャード
5月23日栗東CW良 強め
81.4-65.1-50.5-37.1-11/6[8]
格下馬を相手とはいえ抜群の動きで終い11秒6。さすがG1馬という感じの動き。今年に入ってまだ3戦目とあり状態は絶好調と言えそう。課題は初めてのマイル戦というだけで、動きは間違いなく良いし、さすがにここでは主役級。ワンターンの東京競馬場であれば過去に良いレースもしている。
今回究極の上がり勝負になった場合、キレ負けする可能性はあるかも。マイルでキレる馬は他にもいるので。
ペルシアンナイト
81.7-66.5-52.2-38.2-11.4[6]
二週前にも速い時計を出しているが一週前も好時計。サトノノブレスが相手ですが、明らかにペルシアンナイトの動きが上。マイルへの適正を考えればスワーヴリチャードより高いかもしれない。ダービーの結果や母系、兄弟馬を考えた場合、適正距離は大阪杯で限界のような感じ。パンパンの良馬場であれば舞台も合うハズ。大阪杯の着差を考えてもスワーヴリチャードと力差はない。この距離であれば逆転も可能だと思う。
サングレーザー
59.3-41.6-26.8-13.8
一週前はいつも通り全く時計を出さない厩舎。日曜日の本追い切りでビッシリ追って51秒の好時計をマーク。ここ2戦が高速馬場での決着で前走に至ってはレコード。それを考えると今の馬場はこの馬が1番合うかもしれない。マイルCSのペルシアンナイトとの差なら逆転出来るレベル。58キロの斤量と高速馬場への適正が3頭のポイントになるかも。斤量はどうかとは思うが馬場への適正はある。下手な内枠に入るより、スムーズに外に出せる外目の枠の方が良いかも。
53.9-39.4-25.5-12.3
馬なりでヴィクトリアマイル時と遜色ない時計。レース間隔を考えれば強い追い切りは必要ない。
牝馬組はヴィクトリアマイルがメイチだったと思うので、あれ以上の状態を望むことは出来ずデキ落ちさえ無ければ。ヴィクトリアマイルは前残りの展開プラス稍重の馬場で、上がり32秒台を使い突っ込んで来たのはこの馬だけ。東京マイルで大崩れしない馬だし牡馬相手でも。
アエロリット
5月25日南W良 馬なり
68.3-53.3-39.8-12.8[8]
一週前はウッドコースで馬なり楽な感じ。それでも時計的にはヴィクトリアマイル時よりも良い。この馬、これが今年3戦目なので今回がピークの可能性もある。当然ヴィクトリアマイルがメイチだったと思うが、中山記念からのローテーションはやや間隔が開いている。それを考えればやや詰まったレース間隔は昨年のNHKマイル時と同じ。
有力馬の中では前に行くタイプなので、展開面の利は見込めそう。スワーヴリチャード以外の有力馬は追い込み馬ですし。問題は時計が速くなった時に対応できるかどうか。前走時でも、ほぼこの馬の持ち時計通り。あれ以上速くなるとさすがに厳しいかもです。
5月23日栗東坂路良 一杯
52.1-37.9-24.6-12.1
中間はプール併用で、一週前は岩田Jを背にビッシリ。動きも悪く無いし時計も相変わらず速い。折り合い面に課題がある馬なのでこの鞍上でどうか?ワンターンの競馬場は合う馬ですが、マイルで折り合いを欠いたら2年前の二の舞。内目の枠に入って前に壁を作れれば、自分の競馬は出来るかも。難しい馬なので好走するなら条件が揃って欲しい所。
ここまで有力馬を中心に一週前追い切りについて書いてみました。
ヴィクトリアマイル組はさすがに強い追い切りは消化できないです。それに比べて、ここをメイチで考えている牡馬は一週前に時計を出している。
そこで安田記念というレース。
昨年の結果は…レース覚えていますよね?
ロゴタイプが作ったペースの影響で先行勢が全滅でした。ロゴタイプがきれいに前を掃除してサトノアラジンがズドン!という結果。勝ち時計は1分31秒5と高速決着。
今年も先週までの馬場傾向であれば31秒台が出る可能性はある。その時計に対応できる有力馬と言えばサングレーザー。
2週連続福永G1勝利で福永祭になるのか!?
ワグネリアンであの競馬が出来れば今週も期待できそうな気がする。
ただ、内枠に入った場合どうなるかはわかりませんが…
そこで安田記念の好走脚質を見てみると…
逃げ馬の1着1回2着1回というのはロゴタイプ。2年前のロゴタイプの勝利はめちゃくちゃカッコよかったです。それ以外は圧倒的な傾向があります。
上がり3ハロン最速馬の複勝率が72.7%と脅威の数字。差し、追い込み馬を素直に重視して良いデータ。今年もその手のタイプは上位台頭すると思います。
そこで一週前追い切りが良く好走条件ピッタリの穴馬を紹介します。
注目馬はこちら⇒サングレーザー
今回はさすがに人気落ちするだろう。しかし、持ち時計が優秀で追い込み一手のこの馬に舞台は合う。一週前は鞍上を背にビッシリ追って好時計をマーク。年齢で嫌われるかもですが動きは全然悪く無いです。