ダービー2018のデータ 其の16
ダービー2018のデータ其の16 F
穴馬の考察
いよいよダービーです。世代の頂点を決める競馬の祭典。ダービーの枠順が発表されました。難しいのはダノンプレミアムでしょうか…。1枠1番と絶好枠を得ました。ただ、皐月賞は不出走。馬を信じて1着で買うか、ダービーの格を信じて負けると信じるか。ギリギリまで悩める材料ではないでしょうか。本記事では穴馬について考えていきます。過去5年程度の穴馬を確認しておきましょう。
2017年・2016年は、1-3番人気で決着と穴党に出番なしでした。
2015年はどうでしょう。2着に5番人気サトノラーゼンがきました。5番人気2着を穴馬と評価するかは微妙なところですが、500万下京都新聞杯と連勝して臨んだダービー。1枠1番を得て好位から粘り込みのレースでした。馬の実力を過小評価するつもりはありませんが、1枠1番を得たことが有利に働いた点は否めないでしょう。京都新聞杯では2枠4番とこれまた先行馬に有利な枠。5番手から押し切っての勝利でした。
2014年はどうでしょうか。
3着に12番人気マイネルフロストが入りました。毎日杯を勝利後、青葉賞で6着からのローテ。この時はエキマエが逃げて競走中止。トーセンスターダムが積極的に行きながらも、さほど早くならず。4コーナー6番手以内の4頭が4着に残る前残りでした。マイネルフロストは2枠3番とこれまた内枠から好位をキープし、直線でタガノグランパを交わして3着。毎日杯では4コーナー9番手から上がり最速、青葉賞では1コーナーも4コーナーも3番手と先行し6着。中団からの差し競馬で活路を見出すタイプが、ダービーでも中団やや前から3着に粘りました。
2013年アポロソニックが8番人気3着でしたが、これは完全に逃げ粘り。マイペースで行けました。枠も2枠3番と逃げ馬には持って来いのところ。3コーナーで一度並ばれるなど、道中でしっかり緩めて直線を粘りました。青葉賞でも同様のレースをして9番人気2着。自分の形を発揮できると強い、これを証明しました。
3年ほど振り返りましたが、共通しているのは…
・皐月賞には不出走
・自分の勝ち(好走)パターンを持っている
・脚質は逃げ先行で内枠を得た
なるほど、3つも共通点があるなら当てはめればいいだけです。ピッタリ当てはまるのはどの馬か?皐月賞を使わずに、重賞で勝ちパターンを見せて好走、逃げ先行で内枠。
…まんまダノンプレミアムですね。
穴馬にならない。ということで、「辛うじて」のラインですが…
6番ゴーフォザサミット
こちらを推奨します。
前走青葉賞では4コーナー5番手から上がり2位で勝利。2着馬とは0.3差と力差は証明しました。百合草特別では4コーナー3番手から上がり最速で勝利。共同通信杯で4コーナー10番手から上がり最速が届かず4着。スプリングSも4コーナー12番手と後方から、上がり2位も奮わず7着。好走パターンとしては好位4コーナー5番手前後から上がり上位を叩き出して、というパターンです。ダービーで実現可能か?あっても不思議ではないでしょう。単勝人気は5番人気以内はないでしょうけど、10番人気以下もない。中穴ポジションです。
2着3着の紐に加えておくのはどうでしょうか?
もう一つ言うなら、
…まんまダノンプレミアムですね。
これ、2着3着のパターンです。勝ち馬を別に予想して、ダノンプレミアム・ゴーフォザサミットを2着3着に置く。3連単でもこれなら点数を絞れて馬券を買うことができるのではないでしょうか。