オークス2018のデータ 其の12
オークス2018のデータ其の12 R
【オークス2018】
予想オッズ2番人気のラッキーライラックを徹底分析!
今年のオークスは戦前の評価を見てもアーモンドアイとラッキーライラックの2強ムード。その中でも2番人気が予想されているラッキーライラックですが、前回の桜花賞では最大のライバル・アーモンドアイに圧巻のパフォーマンスを見せ付けられ完敗。普通に考えれば逆転は厳しいと考えそうですが、果たしてその可能性はあるのか?
今回はローテーションを中心に分析を行い結論を出したいです。
【オークス2018】予想考察
2週間前に行われたNHKマイルカップでは藤岡佑介騎手が悲願のGⅠ制覇。先週のヴィクトリアマイルではレッドアヴァンセに騎乗した北村友一騎手が3着に来るなど、最近のGⅠは日本の中堅ジョッキーが活躍しているイメージ。その流れに乗ってラッキーライラックに騎乗する石橋脩騎手も続くことが出来るのか?ここまでデビュー戦から手綱を取ってキッチリと騎乗してるとは言え、負ければ乗り替わりの可能性が常に付きまとう立場。結果を出す事だけが継続して乗り続けられる条件ですが、運命は如何に…。
<ラッキーライラックを徹底分析>
まずは成績をご覧ください!
サンデーレーシングの馬で募集価格は3000万円。
一口価格で計算すると75万ですが、本賞金だけで既に、2億460万円を回収。40口で割っても単純に一口あたりの配当は511万円。恐ろしいです。
まず、今回のオークスの予想に向けて最も重要視することは…〝臨戦過程(ローテーション)〟です。基本的にクラシックは他のレースに比べて臨戦過程が重要であり、桜花賞=チューリップ賞組・日本ダービー=皐月賞組など、例年来る馬の傾向のクセが大きく出てきます。
では、オークスではどの様なローテーションを狙うのか?と疑問の声が上がりそうですが、ズバリ〝前走・桜花賞組〟になります。
実際に過去10年で前走・桜花賞組の成績は、(8-5-5-65/83)と勝ち馬の8割を独占。これは素直に相性が良いと認めも異論はなさそう。
ただ、出走頭数が多く前走・桜花賞組だと言って闇雲に全て押さえるのは非合理的。ある程度は的を絞り厳選する必要があります。
では、ラッキーライラックの買い材料を含め桜花賞組の狙い方を分析して行きます。
<前走・桜花賞組の狙い方>
オークスを攻略するカギとも言える前走・桜花賞組の狙い方。単刀直入に言うと「桜花賞を人気で負けた馬の巻き返し」になります。記憶に新し所では昨年のソウルスターリング・アドマイヤミヤビ。どちらも桜花賞を前者は1番人気3着・後者は2番人気で12着と人気を裏切る形で敗れていますが、オークスでは1着・3着と巻き返しに成功。
これはMの法則の基本概念に通じる部分ですが、
〝人気に支持されて負ける=ストレス疲労が残らない〟と言う観点からも桜花賞で負けた馬は狙い目と考える事が可能。それでも単純に負けた馬を狙うのではなく「上位人気に支持されて負けた馬」が最大のポイント。さすがにオークスで巻き返すためには桜花賞で上位人気に支持されるレベルのポテンシャルは欲しい所です。
つまり、桜花賞を1番人気で2着に敗れたラッキーライラックはローテーション的には絶好の狙い目。後はその優位性でアーモンドアイとの能力の差を埋めれるか?になりそうです…。
今回はラッキーライラックの単体ではなく臨戦過程(ローテーション)を中心の分析となりましたが、馬単体の適性・能力を分析する事と同様に上記の内容も重要視するべき大きなポイント。
本当に臨戦過程ではケチの付け所がないラッキーライラックですが、昨日発表された枠番でも絶好とも言える1枠2番をゲット。現段階では本命の最有力候補です。