オークス2018のデータ 其の11
オークス2018のデータ其の11 K
オークス2018の予想
ついに枠順も確定しました。1枠にリリーノーブルとラッキーライラック。この枠順になってどのような影響が出て来るのか?枠順も確定したので、3強以外の馬についても書いておきます!
【オークス2018枠順確定後の見解】
まずは確定した枠順から。
このような並びになりました。
桜花賞の2~5着の馬が内枠で並んでます。なんという枠順なんだ。
まずは枠順別成績を見て行きましょう。
東京芝2400mという舞台ですがほぼフラット。
多頭数で競馬がしづらい中枠の成績がやや落ちるのみ。それ以外はフラットと考えて良い。
ダービーとはちょっと傾向が違います。
前回の其の10では…
以上の3頭について最終追い切りや馬体について書きました。
今回はそれ以外の注目馬について書いて行こうと思います。
リリーノーブル
5月16日栗東CW良 一杯
79.3-62.6-49.3-36.4-11.8[7]
一週前、最終と2本ビッシリ追って来た。いつも速い時計を出す馬だが今回も良い。全体で80秒を切って終いは11秒台を計測。後は距離延長に対応できるかどうか?母馬が短距離馬なので、微妙な感じもするが…ただ距離不安の馬にとって内枠は歓迎。リリーノーブルにとっては外枠で末脚を活かすより、内目をロスなく競馬が出来た方がプラスでしょう。
トーセンブレス
5月16日南W良 馬なり
84.0-67.4-52.4-38.2-12.9[8]
コースの外目を馬なりで好時計をマーク。同じコースならアーモンドアイの方が良いけど、状態は決して悪く無い。これも母馬が短距離馬なんです。後肢の繋を考えると距離延長は微妙かも。中山では加速が速いがアルテミスSの内容を考えると、東京だと使える脚が限られているイメージ。舞台適正がプラスとは思えない。
52.4-37.8-24.9-12.3
一週前はCWでサトノワルキューレに手応えが見劣った。最終は坂路単走で田辺を背に馬なり好時計。これまでのレース通り使える脚は限られているタイプ。ある程度、時計が掛かる馬場が理想。良馬場だったらこのメンバーだと厳しい。後は馬体重にも注意しておきたい所。小柄な牝馬だし、前走も輸送で体重を減らしていた。これ以上減らしているとキツイでしょう。
オールフォーラヴ
5月16日栗東CW良 強め
53.7-38.6-11.9[6]
一週前は芝での追い切りでしたが、最終はCWで強め。終いの伸びは抜群で好時計をマーク。OP上がりの馬なのでG1でいきなりの相手強化の1戦。母馬はマイルから中距離で活躍していた馬で、全兄は中距離で走っているロードアルバータ。距離適性は問題無さそうな馬だと思う。切れる脚を使える馬じゃないので内枠はプラス。相手が強くなる1戦ですが穴として面白い1頭かも。
パイオニアバイオ
5月16日南W良 馬なり
82.7-66.6-51.9-38.7-12.8[5]
やや頭の高い走りだが馬なりでほぼ自己ベストを出して来た。父、母を考慮しても距離延長は対応できるハズ。究極の上がり勝負になるとキレ負けする馬だと思うが、しぶとく長く良い脚を使えているのが府中適正の高さだと思う。まあ今回も人気は無い馬だと思います。前走こそ早めに動いて目標にされてしまったが、今回は強い馬もいるし気楽に乗れる立場でもある。フローラSの着順を距離延長で逆転する可能性もあると思いますよ?全く人気にならないタイプだと思いますが、適正面では上位評価。
ロサグラウカ
5月16日南W良 ゴール前仕掛ける
53.7-39.1-12.5[7]
トルークマクトを1秒以上追走し同入と好時計。一週前もレッドファルクス相手に先着好時計。バンゴールやトレジャートローヴの半妹という事で、距離適性も問題無い馬だと思う。これまでも中距離で2勝している馬だし。5月生まれと生まれが遅いので、他馬に比べると完成度は低い。ただ、トビの大きい馬なので府中替わりはプラスに働きそう。相手が一気に強くなる1戦なので舐められそうな馬ですが、この舞台で走るのは面白そうな1頭。
上位人気馬が強い1戦なので、グリグリが想定される1戦ですが…そういう時に限って穴馬が絡んで来るのが競馬。
まだまだ3歳牝馬のレースだし、初めての距離になる馬も多いので結果はどうなるかわからない。
そこで穴馬の台頭ですが、この枠になった事により内目の枠の有力馬に目が行ってしまうじゃないですか?
外枠の馬は、勝手に人気を落とすと思うんです。アーモンドアイ以外は。
しかし、上でも書いた通りオークスは枠の有利、不利が少ないレース。なので、ほぼフラットと考え予想を組みたいと思う。
そこで外枠に入った影響で適正は高いが人気落ち必至の馬を紹介します。
注目馬はこちら⇒ロサグラウカ