新潟大賞典2018のデータ 其の1
新潟大賞典2018のデータ其の1 M
コース分析
【新潟大賞典2018】
過去のデータ分析|能力よりも器用さで勝負!!
2018新潟大賞典を予想する際に必要となる、過去に行われたレースからのデータを分析していきます。有利な条件でレースが出来る脚質は先行馬か?差し馬か?有利な条件でレースが出来る枠順は内枠か?外枠か?また前走どのレースに出走した馬が活躍しているかについても言及していきながら、新潟大賞典で好走している馬について見ていきましょう。
さて、今週は新潟大賞典が行われます。
過去の勝ち馬をみても「これぞローカル重賞」というようなレースです。ローカル重賞は割と同じよなメンツが集まることが多いので、勝ったり負けたりで予想するのが難しいレースです。そんな新潟大賞典を攻略すべく、このレースで好走している馬はどのような馬なのか?過去のデータから好走確率の高い馬を探っていきたいと思います。
新潟大賞典過去のデータ分析
新潟の直線は長い?そんなの関係ね~!?
まず、最初に注目したのは脚質です。
以下は4コーナーでの順位別成績です。
直線が長いというイメージのある新潟大賞典ですが…“圧倒的に先行馬が有利”というデータが出ています。
新潟大賞典は新潟開催の2週目。しかも、新潟開催は10月に行われて以来、久しぶりの開催となるため「馬場の状態が良く、前に行った馬が止まらない」レースになっています。新潟大賞典をはじめ、春の新潟開催は前残りと覚えておくといいでしょう。
ちなみに枠順別の成績を見てみると…
と、枠順における有利不利はありません。直線も長いですし、前が止まらない馬場なので枠順はそれほど関係ないと言えます。ここは気にせずいきましょう!
平坦の広いコース!器用さは必要ないレース
次に馬体重別の成績を見てみましょう。
500kgを超える馬体の大きい馬が大活躍。逆に500kg未満の小柄な馬が分かりやすく苦戦しています。
新潟大賞典が行われる新潟外回りコースは直線距離が日本一長く、坂もない平坦コースなので、ストライドの大きい大型馬が好成績を収めています。とにかく広くて長いコースなので、立ち回りの上手さとかそういった器用さは関係なくのびのびとした条件で力を発揮する馬が強いという事が分かります。
種牡馬別成績についても見てみると…
平坦コースに強いタニノギムレットやホワイトマズルが活躍しており、1位には能力勝負なら他の追随を許さないディープインパクト産駒がランクイン。種牡馬別成績からも新潟大賞典の傾向が見て取れます。
波乱含み!能力はあるけど力を出せなかった馬が…
最後に人気別成績を見てみましょう。
1番人気の成績が著しく悪く、5番人気以下の馬の検討が光ります。先ほど新潟大賞典では不器用だけど能力のある馬が強いというお話をしましたが、不器用な馬は他のローカル開催(小回りコース)を苦手としています。
それゆえに小倉や福島で負けているような馬が
新潟替わりで一気に力を見せるという現象が起きていることが分かります。小回りコースで大敗した大型馬は狙い目ですよ!
前走クラス別の成績もちらっとみてみると…
前走で、グレードの高いレースを使った馬の方が
高い回収率を見せています。
器用さとか立ち回りではなく、単純に能力勝負になっていることが分かります。
以上が、2018新潟大賞典を攻略するための主たるデータです。
まとめ
新潟大賞典は新潟競馬場の外回りコースで行われるので、長い直線を走り切るストライドの大きさ
を持っている馬が強いレースです。また、久しぶりの新潟開催という事もあり、芝の状態が良く、なかなか前が止まらないという点にも注意をしておきたいです。