皐月賞2018のデータ 其の14
皐月賞2018のデータ其の14 O
皐月賞2018の枠順確定後の展開予想
枠順も確定し、早くも週末を迎えました。1番人気が予想されるワグネリアンは1枠2番に。あまり良い枠とは言えませんし、福永がどう捌くのか注目。他の有力馬はうまく内外に散った感じはしますが…果たしてどの馬が枠、展開に恵まれそうなのか?2018年1発目のクラシック皐月賞を制するのはどの馬なのか?今回は展開も考えながら予想していきたいと思います。
先週の桜花賞同様、1番人気に支持されるワグネリアンが1枠に配置されました。1枠は上手く捌けば有利になる枠ではあるのですが、少しでも判断を誤ると脚を余すことも多い枠。特に1番人気の1枠は圧倒的にマークされる形となるので、直線馬群を割ってこれないとまずアウトになります。
1枠の福永で記憶に新しいのが2017年スプリンターズS。圧倒的人気を背負ったビッグアーサーですが、直線マークされて包まれて最後まで終えずに脚を余してジエンド。
まぁ仕方ないことではあるのですが、上手い騎手はやはり馬の力を出し切ってこそです。
福永の皐月賞の過去成績は16戦して…
【 0 . 4 . 2 . 10 】です。
一見6頭も馬券内に持ってきているので素晴らしい実績に見えますが、やはり気になるのは勝負弱さです。未だダービーを勝ったことがない福永は、皐月賞も0勝で勝つチャンスは過去に何度もあったものの逃してきています。
これは勝負弱いとしか言いようがありませんし、福永は結構好きな騎手なのですが、これは人気薄の時。人気馬で大舞台のG1ともなるとやはり頭で狙いづらい印象なんです。
これは5枠とか6枠とか自慢の末脚を活かせるような枠順にワグネリアンと福永が入っていれば話は別でした。しかし、この枠だと包まれてどこにもいない可能性も…先行馬ならまだしも末脚勝負の差し馬ですから。
ワグネリアンを本命にすることはないですし、馬券外に飛んだ時も想定して馬券を組んでいくつもりです。
では2018年の皐月賞の展開を考えていきます。
皐月賞2018|枠順確定後の展開予想
まずは確定した皐月賞2018の枠順から。
ステルヴィオは大外枠に入り、2強オッズが予想される2頭が極端な枠へ。ミルコのキタノコマンドールはこれまた良い枠を引きました…
今回展開の鍵を握るのは国分騎乗のアイトーン。
アイトーン陣営の発言がこちら。
「前走で出ムチを入れているし、今回は自分から行けるでしょうけど…外から被されたくはない。(もしハナを奪われたら)途中からでもハナを奪いに行く。周りは関係ない。」
超強気なハナ宣言。
隣のエポカドーロ、ケイティクレバーの動きも鍵になりますが、これまで強気なハナ宣言をしているアイトーンが内なら、ハナを譲ってこの2頭は2番手、3番手を確保するのではと思ってます。
ただ、スタートで遅れて仮にエポカドーロ、ケイティがハナを奪っても、無理やりハナを奪い返す気は満々。逆に隣の枠に入ってよかったか。
この展開を予想する以上あまりスローは考えずらい。エポカドーロ、ケイティクレバーもグッと出してくるとは思うので、アイトーンに譲る気はあるにせよアイトーンがガンガン出していくので、自然と前半のペースが流れて、ミドル~ハイペースが濃厚。
下手したらアイトーンの後続を離した逃げもありそうです。
隊列は・・・
【逃げ】
アイトーン
【先行】
エポカドーロ
ケイティクレバー
ジュンヴァルロ
サンリヴァル
ジェネラーレウーノ
【差し】
オウケンムーン
グレイル
ジャンダルム
マイネルファンロン
ダブルシャープ
キタノコマンドール
【追込】
タイムフライヤー
あくまで予想ですが…今回人気になる有力馬
この3頭はかなり後方からの競馬になりそう。
しかし先行勢はかなり強力なので、ペースは上記にも書いた通り流れそうで、ミドルからハイペースが濃厚。
そうなると後は「馬場次第」になりそう。
一つ大きな鍵を握りそうなのが「天気」。
中山の天気は土曜日の夜から日曜朝にかけて雨。
降水確率も高く、日中も弱い雨が降る予報。ある程度上がりの掛かるタフな馬場になりそうな雰囲気です。
それでペースも前半から流れるとなれば、「スタミナ比べのレースになる可能性大」です。土曜日の馬場もチェック必須ですが、近年のような高速決着になる可能性は低そうです。
では最後に・・・
展開、枠順から最も現時点で穴で期待できると思っている馬に関しては…
この穴馬 → グレイル
絶好枠、完璧な位置取りも叶いそうで一気の人気落ちのここは絶好の狙い目か。道悪も問題なし!ペースがある程度流れてスタミナ勝負も歓迎。オッズ次第では、穴軸で勝負しても面白いと思ってます!