皐月賞2018のデータ 其の11
皐月賞2018のデータ其の11 S
【皐月賞2018】アノ人気馬が危険!?
今週は、中山で皐月賞2018が行われます。このところ当コラムでは危険な人気馬シリーズ?みたいなのを書いてますが…
という結果でした。
ラッキーライラックはあのペースを不利な内枠から先行して2着に残すんですから、強い馬なんだなと思わされました。今回も懲りずに危険な人気馬を取り上げてみようと思います。
これを経験をしてしまうと…
皐月賞では好走できない法則
上記画像馬は皐月賞過去10年において…
芝2200m以上の距離を経験した事のある馬
になります。
この間全部で19頭が該当して【0.0.0.19】と1頭も馬券になる事がありませんでした。
該当馬の中にはフローテーション、ベールドインパクト、アドマイヤデウス、スズカデヴィアス、ミライヘノツバサ、ミッキーロケット、クリンチャーなど、のちに重賞で活躍するような馬もいたのですが、それでも1頭も好走していませんし、過去20年以上まで遡っても馬券に絡んだ馬は皆無です。
皐月賞前に長い距離を使われるという事は、例え素質馬であったとしてもダービーや菊花賞に色気のある馬なのかもしれません。
今年はキタノコマンドールとケイティクレバーがすでにすみれSで2200mを経験しています。北野武さん命名で、何かと話題のキタノコマンドールはなかなか強い馬だと思うので、人気になるのも頷けるのですが、過去の結果にならえばここでは凡走するはず???
皐月賞は早生まれの馬が勝てない
そして昨年も書いたのですが、皐月賞は勝率ベースでみると誕生月が早い馬ほど成績が悪いです。
特に1月生まれの馬は70年以上もの間未勝利なんです。
一昨年はマカヒキ、サトノダイヤモンド、リオンディーズと人気を形成した3頭がすべて1月生まれだったのですが、それでも勝てませんでした。
逆に勝率ベースでみると誕生月の遅い馬ほど勝率がいいんです。昨年のアルアインも5月1日生まれでした。
今年の出走馬をみていくと…
ステルヴィオ 1月15日生まれ
ジェネラーレウーノ 1月27日生まれ
タイムフライヤー 2月1日生まれ
ワグネリアン 2月10日生まれ
キタノコマンドール 2月12日生まれ
エポカドーロ 2月15日生まれ
マイネルファンロン 2月19日生まれ
グレイル 3月7日生まれ
オウケンムーン 3月14日生まれ
ダブルシャープ 3月26日生まれ
ジュンヴァルロ 3月29日生まれ
アイトーン 3月30日生まれ
サンリヴァル 3月31日生まれ
ケイティクレバー 4月20日生まれ
スリーヘリオス 4月22日生まれ
ジャンダルム 4月25日生まれ
なんと上位人気を形成しそうなステルヴィオ、ワグネリアン、キタノコマンドールはそろって1~2月前半の早生まれ。
となると単穴になる馬は、3月以降に生まれた馬の中にいるかもしれません。
こんなデータを見ていると今年の皐月賞は荒れるかも!?と期待したくなってしまいます(笑)
以上。