桜花賞2018のデータ 其の12
桜花賞2018のデータ其の12 K
桜花賞2018の最終追い切り、傾向、データ
桜花賞は無敗のラッキーライラックが1番人気濃厚ですが、同じく無敗で皐月賞1番人気濃厚だったダノンプレミアムが、ざ石の為回避となってしまいました…。これ、もしかして皐月賞の1番人気は福〇さんのワグネリアン?抜けた1番人気になって福さん大丈夫ですかね…?圧倒的1番人気が抜けた皐月賞は来週ですが、まずは桜花賞の追い切りや傾向、データなどを見て行きます。
【桜花賞2018最終追い切り】
ラッキーライラック
4月4日栗東CW良 強め
84.6-67.1-52.3-38.2-11.6[7]
フェルメッツァ一杯の内を楽に先着好時計。チューリップ賞時よりも良化。一週前良し、最終良し。特に問題なく本番を迎えました。抜けた1番人気になるだろうが下手な枠さえ引かなければ。当然ですが有力。
アーモンドアイ
キリの為不明。最悪…。この馬の取捨が最も重要なレースなのに。一週前もキリで不明だし、最終もわからず。こんなんで本当に大丈夫か?という感じだし、この臨戦過程で桜花賞を勝ったら相当なもの。いくら外厩先で乗り込んでいるとはいえ、G1でぶっつけ本番ですから…。他の有力馬はステップレースを使って状態は上向き。ぶっつけ桜花賞なんて、そこまで甘くないと思うんですけど。
リリーノーブル
4月4日栗東CW良 一杯
84.4-66.9-51.3-37.0-11.3[7]
一週前は坂路で好時計、最終CW単走で好時計。こちらもチューリップ賞時に比べて良化。前進気勢があり抜群の動き。型通り良くなっていると思うので当然有力。後はラッキーライラック相手に川田がどう乗るか?ラッキーライラックへの逆転まであり得ると思える1頭。
マウレア
4月5日栗東CW良 強め
81.4-66.1-51.8-38.0-12.0[7]
一週前、最終共にヤングマンパワー相手に先着。なかなかしぶとい馬で並んでから抜かせない辺りは勝負根性の表れ。チューリップ賞もリリーノーブルと並んでから抜かせなかった。阪神JF、クイーンカップは鞍上の騎乗も微妙だったが、今回は武豊ジョッキーが騎乗し、2戦目になるのもプラス材料。美浦の馬だが栗東に滞在し調整しているのもプラスで、ここに来てやや人気落ちするなら狙い目。追い切りも悪く無いし、デキ落ちは無いハズ。
フィニフティ
4月4日栗東CW良 強め
67.3-51.1-37.7-11.9[6]
ラッキーライラック、リリーノーブルと見比べると見劣るが単走でこの馬の時計としては速い。クイーンカップの内容を考えればいきなり通用してもおかしくない。新馬戦は先行し、クイーンカップは差し。脚質に注文の付くタイプではなく気性も問題ない。G1ですが減点材料の少ないタイプで相手なりに走れそう。特にスタートに課題があるタイプでも無いですし。
レッドレグナント
キリの為不明。こちらは少しだけ映像がありますが、併馬は3歳未勝利馬。終いの手応えを見た限りでは特別良いとは思えない。2走前は確かに強かったですけど…。今回は相手が強いと思いますが、鞍上込みの人気になりそう。アネモネステークスでハーレムラインに負けている馬が、今回はハーレムラインよりも人気になりそうなんです。
この時点で過剰人気だと思うんですけど…
アンコールプリュ
4月4日栗東坂路良 強め
54.9-40.5-26.3-12.8
最終は坂路で強めに。時計は目立たない。一週前にCWで時計を出しているし、動きは悪くないので問題は無さそう。相手が強いので人気は無いと思うが脚質的には、前走よりも今回の方が展開的にも向きそうな馬。後は本当にスタートだけ。スタートさえ決まれば…ジッと脚を溜めて末脚に活かす競馬でOK。上位台頭のチャンスはあるハズ。
プリモシーン
キリの為不明。この馬もラスト1ハロン程度映像が見れますが、500万クラスの馬相手に動きは悪く無さそう。2走前にはテトラドラクマに勝っている馬なので力はあるハズ。鞍上がG1ではとてつもなく不安ですけど…。スカーレットカラーを物差しにしても力は通用してもいいと思う。内枠だと捌けない可能性があるので、中~外目の枠が理想か。
【桜花賞2018過去傾向、データ等】
ローテーション的には、チューリップ賞組がダントツ。フィリーズレビュー組は出走頭数の割りには成績を残せていないが、一昨年、昨年はフィリーズレビュー組が馬券に絡んでいる。2014、2015年も4着までは来ているので、近年の一角崩しのローテーション。今年もフィリーズレビュー上位組は注目。アンコールプリュ、リバティハイツ、デルニエール、アンヴァルの4頭。
軸で狙うならチューリップ賞組でOKでしょう。アネモネステークスから過去10年で24頭出走しているが、馬券に絡んだのは何と1頭のみ。やはり力不足な感じは否めない所。今年はミルコで人気になりそうなレッドレグナントがこれに該当。まあ、この馬も普通に考えれば通用すると思えないが…
後はアーモンドアイで注目のきさらぎ賞組。過去10年で1頭しか出走していないが当然馬券外。このローテーションで上位に来たら、相当な器でしょう。人気に関しては上位人気が普通に強いレースですが、8番人気あたりまでは台頭しているレースなので中穴に注目。
関西馬の成績の方が圧倒的に良いです。輸送も無いし、基本的に関西の馬が強いレースでもある。
最後に脚質の確認。
前走で、上がり3ハロン最速を繰り出した馬が優秀。
実際に桜花賞では…
このようにメンバー中、上がり3ハロン3位までが結果を残している。これはやっぱり阪神1600mという舞台だからこそ。
とここまで最終追い切りや過去の傾向を見て来ました。
後は何と言っても馬場の状態と枠順です。週末のぐずつく天気が、馬場にどこまで影響を及ぼすのか?土曜日の競馬に注目。
それでは最終追い切り、傾向的に注目の1頭を紹介します。
注目馬はこちら⇒アンコールプリュ
この馬が上位台頭するのであれば、パンパンの良馬場が理想です。